2011年3月9日にデビュー・シングル「ハリネズミ」をリリースする新人アーティスト「AZUMA HITOMI」。 メディアに自身の写真を一切公表していない彼女が、デビューに先駆け2月26日、恵比寿のTime Out Cafe & Dinerにて行われた超豪華メンバーが集ったイベント「そうかん!」にシークレット・ゲストとして登場、LIVEを行った。今回のイベントは、小説『クォンタム・ファミリーズ』で第23回三島由紀夫賞を受賞した作家・批評家であり、AZUMA HITOMIがテーマ・ソングを担当しているアニメ「フラクタル」のストーリー原案を手掛けた東浩紀氏による雑誌『思想地図β』の創刊&2万部突破を祝したもの。イベント限定の映画『AZM48 the movie ビギンズナイト』(監督:入江悠氏)の上映と、映画に出演している村上隆氏、堀江貴文氏、茂木健一郎氏といった豪華メンバーと東浩紀氏とのトークショーが行われた。そんな中、“シークレット・ゲスト”として発表されていたのがAZUMA HITOMIだと告げられると、1時間あまりで完売したというプレミア・チケットで入場した超満員の観客から歓声が沸き起こった。
AZUMA HITOMIは、時にドラムを叩きつつ、またキーボードを弾きつつ、アニメ「フラクタル」のオープニング・テーマ「ハリネズミ」とエンディング・テーマ「Down By The Salley Gardens」を初めてライブ演奏したほか、2010年末にMaltine Records から発表されている「無人島」など計4曲を披露し、会場は初めて見るAZUMA HITOMIの堂々としたパフォーマンスに恍惚としながらも揺れていた。ライブ終了後の本人を交えてのトークには東浩紀氏に加えて、このイベントにDJとして参加した渋谷慶一郎氏と西島大介氏(DJ名義はそれぞれDJ JIMIHENDRIXXXと、DJまほうつかい)が参加。渋谷慶一郎氏からは「AZUMA HITOMIさんの“ハリネズミ”のリミックスを手掛けることが決まっています」という情報が発表された。渋谷慶一郎氏は東京芸術大学出身、国内外の先鋭的な電子音響作品のリリースで知られるレーベルATAKを主宰しているほか、2010年リリースの相対性理論とのコラボレーション作品『アワーミュージック/相対性理論+渋谷慶一郎』でも知られる、いま最も注目を集める音楽家。また、西島大介氏は、「世界の終わりの魔法使い」「ディエンビエンフー」といった代表作を持つマンガ家で、AZUMA HITOMIのアバター的キャラクターのデザインや、パッケージのクリエイティブ・ディレクションをを手掛けているが、この夜も“DJまほうつかい”としてフロアを大いに盛り上げた。一方、東浩紀氏もAZUMA HITOMIに対して、「本当に歌と表現力が凄い。応援しています。ライブもまた絶対行く。」と大絶賛、さらにTwitterでも「大迫力!すばらしかったです。」と語っている。
AZUMA HITOMI自身からも「ちょっとフライングですが」という前置き付きで、4月にライブを行うことが発表された。こちらもチケットの一般発売はされず、CDショップでの「ハリネズミ」購入者対象のものになる。渋谷慶一郎氏による「ハリネズミ」リミックスの発表含め、入場チケットがもらえる対象CDショップなどの詳しい情報は公式サイトでの詳細発表を待ちたい。いよいよ3月9日に迫ったデビュー・シングル「ハリネズミ」のリリース。各界のアーティストが絶賛・参加しているAZUMA HITOMIのサウンドをいち早く体験し、来るべきライブに備えよう。
【リリース情報】
2011年3月9日 1st SINGLE「ハリネズミ」 (フジテレビアニメ「フラクタル」オープニング・テーマ)
ESCL 3648 ¥1,223(tax in) EPICレコードジャパン
初回仕様限定盤3大特典
左氏描き下ろし「フラクタル」ワイドキャップステッカー仕様
西島大介×galaxxxyコラボレイション“きせかえロイド”特殊ジャケット仕様
西島大介×galaxxxyコラボレイション・ステッカー封入
【LIVE情報】
AZUMA HITOMI
LIVE“じっけんしつ vol.0”
日時:2011年4月4日(月) OPEN 19:00 / START 19:30
会場:SHIBUYA BOXX http://www.shibuyaboxx.com/
LIVE:AZUMA HITOMI
GUEST DJ:tomad(Maltine Records)
<関連リンク>
■AZUMA HITOMI公式HP