秦基博　地元・横浜にて3時間を超える感動のツアーファイナル!!

古渓一道（コケイカズミチ）

2月23日（水）神奈川県横浜市・神奈川県民ホールにて秦基博の全国ツアー「HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2010-2011 -Documentary-」の最終公演が行われた。2010年10月リリースの3rd「Documentary」を携え、翌月の11日(木)からスタートしたこのツアーは、全国24都市26公演を数え、トータル50,000人の動員を記録する、自身にとって最大規模のロングツアーとなった。ライブは、フジテレビ系「めざにゅ〜」のテーマソングとなった「今日もきっと」からスタートし、「ようこそ”カナケン”(注：神奈川県民ホールの略)へ!!今日はファイナルなので、何も残すことはありません。最後まで楽しんで下さい!!」と完全燃焼宣言。アルバム「Documentary」の収録楽曲「ドキュメンタリー」「Halation」「透明だった世界」を始め、「青い蝶」、「虹が消えた日」などの人気楽曲、中盤で圧倒的な盛り上がりを見せたアッパーチューン「キミ、メグル、ボク」など、類いまれなる歌力と豊かなバンドサウンドで新旧の曲を緩急に富んだ構成で聴かせた。

本編終盤では圧巻のバラード楽曲「アイ」、「朝が来る前に」を披露し、会場に集まった2,500人を魅了。アンコールでは、「Documentary」というアルバムは秦自身が感じている事や伝えたい事を追求して作ったアルバムであることや、アルバムが完成した時点ではまだ未完成に思えた楽曲が全国ツアーを通して目の前のお客さんが受け止めてくれることでようやく完成させることが出来たと感謝の言葉を述べた。また、今回ツアーグッズとして販売したチャリティー目的の“自由帳”の収益は秦の生まれ故郷宮崎県の口蹄疫被害の義援金として寄付されることになっており、この日の開演前までに総売り上げ部数1662部、売上から原価を除いた寄付金額は37万8300円に達したことを報告し、「ご協力ありがとうございます！皆さんの思いと共に、僕がきちんと責任を持って宮崎に届けます！」と宣言した。さらに、現在新曲を制作中であるという嬉しい発表もあり、「新しい曲の中には、きっとみんなからもらった大事なものがたくさん入ると思います。そういう音楽を連れてまたみんなに会いに来たいと思います。」とファンと約束をかわして、アルバムを代表する楽曲「メトロ・フィルム」でラストを締めくくった。

古渓一道（コケイカズミチ）

この時点でライブは終了になる予定であったが、観客からの鳴りやまない拍手でダブル・アンコールへ。そしてこのダブルアンコールで予期せぬ出来事が起こる。「感謝してもしきれません。この気持ちは歌で返したいと思います。最後はみんなで歌いましょう!!」と言って演奏を始めようとしたとき、バンマスの久保田光太郎が「俺たちまだ一回も秦の歌を客席で聴いたことないんだよね」とメンバー揃って客席へ移動してしまった。ステージに1人取り残され「やりよるな・・・」と苦笑する秦に、どっと湧き返る観客。思わぬサプライズに会場が盛り上がる中、「鱗（うろこ）」の弾き語りがスタートすると、大きな歓声と拍手が会場を包んだ。１コーラスを歌い終え、秦がマイクを離れると、それまでじっと聞き入っていたオーディエンスも導かれるままに声を合わせる。そして2500人の大合唱に後押しされるようにして、ステージに戻るメンバー。一気に厚みを増す音量。そして最後のサビで秦がその伸びやかで力強い歌声を再びマイクに乗せた。誰も経験したことがない感動と興奮の大団円を迎え、4か月に及んだツアーは大盛況にて幕を閉じた。
このファイナル公演の模様は、4月2日（土）にCS TBSチャンネルにて放送が決定している。

2011年デビュー5周年を迎える秦基博の次なるステージは、5月4日（みどりの日）に宮崎県で開催される毎年恒例のアコースティック・ライブ「GREEN MIND」だ。現在制作中の新曲が生で聴けるのを楽しみに、その日を待ちたい。また、翌２４日にはJ-WAVEの人気長寿音楽カウントダウン番組「McDonald’s TOKIO HOT 100」が2010年のチャートの中からリスナー投票を募り、ベストソング&ベストアーティストを決定する一大音楽祭「McDonald’s TOKIO HOT 100　AWARD授賞式」が品川ステラボールにて開催され、ベスト男性アーティスト部門で最優秀賞に輝いた。同部門での最優秀賞授賞は３年連続の快挙となった。

【最終公演詳細】
HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2010-2011 -Documentary- <最終公演>
■2011年2月23日(水) 神奈川県民ホール 17:30 開場 / 18:30 開演 / 21:40終演
動員数：2,500人
【SET LIST】
01.今日もきっと
02 . SEA
03. Halation
04. 29番線
05. 青い蝶
06. Selva
07. 風景 <弾き語り>
08. 猿みたいにキスをする
09. dot
10. アゼリアと放課後
11. 虹が消えた日
12. oppo
13. パレードパレード
14. 夜が明ける
15. 透明だった世界
16. キミ、メグル、ボク
17. アイ
18. ドキュメンタリー
19. 朝が来る前に

-Encore-
My Sole, My Soul
花咲きポプラ
メトロ・フィルム

-Encore 2-
鱗（うろこ）

【全国ツアー日程】全国24箇所26公演　ツアー総動員数：約50,000人
HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2010-2011 -Documentary-
11月11日（木）三重県文化会館　中ホール
11月17日（水）ホクト文化ホール中ホール（長野県県民文化会館）　
11月18日（木）富山県教育文化会館　
11月23日（火・祝）高知BAY5SQUARE　
11月29日（月）周南市市民館　
11月30日（火）倉敷市芸文館　
12月2日（木）熊本県立劇場　演劇ホール　
12月16日（木）静岡市民文化会館　中ホール　
12月22日（水）秋田市文化会館　大ホール　
12月24日（金）函館市芸術ホール　
12月26日（日）盛岡市民文化ホール　大ホール　
1月8日（土）広島ALSOKホール　
1月15日（土）新潟県民会館　
1月21日（金）札幌市民ホール　
1月28日（金）中京大学文化市民会館　オーロラホール　
1月30日（日）神戸国際会館こくさいホール　
2月2日（水）ＮＨＫホール
2月5日（土）サンポートホール高松　
2月7日（月）京都会館第一ホール　
2月9日（水）グランキューブ大阪　
2月10日（木）グランキューブ大阪
2月13日（日）福岡市民会館　
2月18日（金）大宮ソニックシティ　
2月19日（土）東京エレクトロンホール宮城（宮城県民会館）
2月22日（火）神奈川県民ホール
2月23日(水) 神奈川県民ホール

【ＣＳ　ＴＢＳチャンネルオンエア情報】
『秦基博 CONCERT TOUR -Documentary-』放送決定！
「HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2010-2011 -Documentary-」のツアー最終日(2月23日)
神奈川県民ホールでのライブの模様をTV初O.A決定!!
■放送日時：4月2日(土)24:00〜26:00（CS放送 TBSチャンネル）

【秦基博　作品情報】

3rd アルバム「Documentary」　NOW ON SALE
AUCL-50￥3,059（税込）
＜収録曲＞
M1.ドキュメンタリー
M2. アイ（2010年1月13日発売9th Single）
M3. SEA
M4. oppo
M5. 猿みたいにキスをする
M6. Halation （2009年8月12日発売8th Single / 2009ABC夏の高校野球統一テーマ曲）
M7. 透明だった世界（2010年8月11日発売10th Single / テレビ東京系アニメーション「NARUTO-疾風伝」オープニングテーマ[2010年4月〜9月]）
M8. 今日もきっと（フジテレビ系「めざにゅ〜」テーマソング）
M9. パレードパレード
M10. 朝が来る前に（2009年1月21日発売7th Single）
M11. Selva
M12. アゼリアと放課後
M13. メトロ・フィルム[Album Ver.]（2010年9月8日発売11th Single）

【GREEN MIND 2011　開催概要】
HATA MOTOHIRO PRESENTS AN ACOUSTIC LIVE: GREEN MIND 2011
日程：2011年5月4日（みどりの日／祝・水）
会場名：宮崎フェニックス・シーガイア・リゾート「イベントスクエア」
開場13:00 開演14:00
料金：5,250円(税込)　レジャーシート付き（前売りのみ）
一般発売日：2011年3月12日(土)
※入場券をお持ちの保護者1名につき、未就学児1名まで同伴が可能。
＜関連リンク＞
■OFFICE AUGUSTA　 Official Web Site
■Ariola Japan Official Web Site

-音楽

秦 基博 地元・横浜にて3時間を超える感動のツアーファイナル!!

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