2月23日(水)、羽田空港国際線旅客ターミナル4Fにある江戸舞台にて歌手の長山洋子が出産後初の新曲「博多山笠女節」 披露イベントを行った。会場には旅行客や観光客ら約300名がつめかけ大賑わいとなった。江戸舞台には、桃の節句が近いこともあり雛人形が飾られているが、着物姿で登場した長山洋子の晴れ姿をいっそう引き立てていた。
披露した新曲「博多山笠女節」は三味線立ち弾きロック演歌で、長山自身の三味線立ち弾き楽曲としては、2005年1月に発売した「嘘だといって」(ニューバージョン)以来、約6年ぶりとなる。「博多祇園山笠」の祭男たちの勇姿を見つめる女性心を綴った楽曲だが、作曲は今作が作曲家デビュー作となる黛ジュンさん。(作曲家としての名前は、ジュン黛)「長山にぴったり」ということでの楽曲提供となった。
4歳の頃、父親が通っていた民謡教室に行ったことがきっかけで民謡に心惹かれ、9歳の時に民謡教室の先生の勧めで三味線を始めた長山。イベントでは30年前に父親に買ってもらった愛着の三味線で腕前を披露した。
羽田国際空港でのイベントを終えた長山は「初めてきました。こんな場所でできるなんて大変光栄です。とても新鮮な気持ちで唄わさせていただきました。新曲はとても気に入っていますので、多くの方に聞きていただけて幸せです」と語った。愛娘についてたずねられると「新曲は家でずっとかけてます。三味線の音を聴くと、泣いてても泣き止むんですよ。 それと、よく私の歌を聴くと「う〜う〜」唄ってますよ。親ばかですみません」と目を細めた。
【作品情報】
「博多山笠女節」
作詩:鈴木紀代 作曲:ジュン黛 編曲:伊戸のりお
2011年2月23日発売
CD:VICL‐36631/カセット:VISL-36631 各1,200円