■2月6日にニューアルバム「ファックミー」をリリースするシンガーソングライター前野健太の配信シングル「花のように鳥のように」が、2月2日、リリースとなりました。
■これは、昨年9月に発売された3枚組オムニバス作品『新・人間万葉歌〜阿久悠作詞集』のために新たにレコーディングをしたもので、オリジナルは韓国出身の歌手、桂銀淑(ケイ・ウンスク)による94年のヒット曲。前野健太のカバーでは、見事演歌がフォークロックに生まれ変わり、原曲から新しい表情を引き出すことに成功しています。
■この配信シングルのリリースにあたり、前野が元々大ファンで、阿久悠と親交があった上村一夫のイラストをジャケットに使用することを希望。上村の代表作『同棲時代』の主人公、今日子のイメージを歌詞に重ね合わせ、原画の借用を申し込んだところ、既にこのカバーを耳にして、その演奏を高く評価していた上村一夫オフィス関係者のイメージとも一致し、まさにとんとん拍子で、この夢のコラボレーションが実現しました。
<前野健太によるコメント>
今回阿久悠さんの詞を歌わせてもらう機会を頂き、アレンジして録音したその楽曲が単独配信されることになったとき、ジャケットに上村一夫さんの絵なんて使わせてもらえたら最高だろうな、なんて思っていたら本当に実現してしまいました。「花のように鳥のように」という歌の中の女の人の気持ちと、上村一夫『同棲時代』の主人公、今日子の心情がかぶったとき、また新しいコラボレーション作品が見えた気がしました。
でもまさか、あの今日子さんから、「健太のばか。」と言ってもらえるとまでは思っていませんでしたが、実は、そのアイディアは、上村一夫さんのご息女、汀さんから頂いたものです(笑)。そんな夢のコラボにお邪魔させてもらって、大変恐縮な気持ちと、ただならぬ重圧を感じています。これからはその重圧を跳ね返すほどの喜びを持ってこの作品と付き合っていきたいと思っています。お二人の作品に感謝致します。
■前述のニューアルバムに続き、松江哲明が監督したドキュメンタリーDVD「DV」が2月13日に発売されるなど、人気急上昇中の前野健太による配信シングル「花のように鳥のように」に、ぜひご注目下さい。
■ビクターエンタテインメント リリース情報
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A023469.html
(参考)『新・人間万葉歌〜阿久悠作詞集』
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A010090/VICL-63616.html
<関連リンク>
■前野健太 オフィシャルサイト