記念すべき第50作目のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」が2011年1月9日(日)からついに放送がスタートし、初回放送で21.7%の視聴率を記録!2010年に話題となった「龍馬伝」の平均視聴率は18.7%だったこともあり、好調な滑り出しと言えそうです。
第1話は、ヒロイン・江(上野樹里)の母である市(鈴木保奈美)が戦乱の中、三姉妹の末っ子である江を産むまでの物語。兄・織田信長(豊川悦司)のため、政略結婚として浅井家に嫁入りした市はいつしか夫・浅井長政(時任三郎)に心を許すようになり、信長を裏切ってしまう。やがて兄・信長と夫・長政との激しい戦いの真っ只中に江は生まれる。そしてそれと同時に長政は信長との戦いに敗れ、市と江たち三姉妹は仇でもある信長に引き取られることに・・・。戦乱の世をしなやかに生き抜いた女性たち—そのドラマは波乱に満ちた幕開けとなりました。
そして見ている人の心を強く惹きつける劇的なストーリー展開をさらに盛り上げるのが吉俣良の音楽。ドラマのオープニングを飾るメインテーマを始め、バイオリンの激しいリズムが心を掻き立てる曲や、二胡のゆらぎが涙をそそる曲など、様々な音楽が印象的に美しく使われています。吉俣良とは「篤姫」の音楽を担当し、高い評価を受けた作曲家。「篤姫」の脚本家・田渕久美子氏とともに今年の大河ドラマに再度、起用されました。吉俣良の強い個性を持ったメロディー、そしてエレキギターから琴、アコーディオンまで様々な楽器が取り入れられた楽曲は、大河ドラマの新しい世界観を作り出しています。
作曲家にとって大河ドラマの音楽を2回、しかもこの短いタームで担当するということは名誉であるとともに、1作品に約70〜80もの曲を作るというかなりの大仕事。オファーを貰った時はすぐに返事を出すことが出来なかったという。けれども「篤姫」の脚本家・田渕氏とプロデューサーの屋敷陽太郎氏は再度この「江〜姫たちの戦国〜」に挑戦する決断をしている、その姿に自身も奮い立ち、覚悟を決めたのだそう。それほどまでの覚悟を持って挑んだ今回の大河ドラマ。
そんな吉俣良、渾身の音楽がたっぷり楽しめる待望のサウンドトラックは2月16日に発売されます。ドラマのメインテーマを始め、劇中で既に使用されている曲など全22曲が収録される予定。さらにサントラ発売に先駆けてメインテーマの着うたが先行配信されることが決定!!1月12日(水)からレコチョク他、携帯サイトにて配信されます。ぜひチェックしてみてください!
そして現在、東京丸ビル1F「マルキューブ」ではNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」全国巡回展を開催中!(丸ビルは1/16まで)東京都江戸東京博物館でも2011年NHK大河ドラマ特別展「江〜姫たちの戦国〜」を行っています(2/20まで)。今年は大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」が大ヒットの予感!お見逃し無く!!
■吉俣良/NHK大河ドラマ オリジナル・サウンドトラック「江〜姫たちの戦国〜」
■発売日:2011年2月16日(水)/ PONY CANYON
■品番:PCCR−00513
■価格:¥2,600[tax in]
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