2011年1月14日にスタートするTBS金曜深夜のドラマ枠「Friday Break」の第二弾「ヘブンズ・フラワー」の主題歌に、心を動かす強烈な歌詞の世界観が口コミで話題のバンドamazarashiの楽曲「アノミー」が抜擢された。曲タイトルになっているアノミーとは社会学で用いられる概念で従来の社会規範が緩んだり崩壊したりするため、人々の行為や欲求に規制が加えられなくなり,焦燥や欲求不満が生じる状態を表す言葉。
amazarashiは秋田ひろむを中心としたバンドで、2009年12月青森にて500枚限定でリリースされたAL「0.」に問い合わせが殺到し、全国盤「0.6」がリリース。強烈な歌詞の世界観が耳の早いリスナーの中で話題になり、2010年6月に「爆弾の作り方」にてメジャー移籍。11月24日にはアルバム「ワンルーム叙事詩」がリリースされ一切本人達のメディア露出のない中、文学的な詩とピアノの旋律が口コミになりロングセールスを続けている。EP「爆弾の作り方」に収録されている「夏を待っていました」のミュージックビデオはゲームやアニメ、マンガ、アートなどの優れた作品を顕彰する「第14回文化庁メディア芸術祭」エンターテイメント部門で優秀賞を受賞するなど、注目の新人バンドだ。
また、川島海荷が初主演となるドラマ「ヘブンズ・フラワー」は、今から約50年後の2060年を舞台とした近未来ロマンチックミステリー。ある実験事故によって日本は花が咲かない不毛の世界となり、深刻な食糧危機が続いていた。事故からの再建が進む中、「第七地区」だけは実験事故の震源地として再建から取り残され、「見捨てられた街」となっていた。「第七地区」に住む少女・アイには天使のようにほほ笑む表の顔以外に、冷酷非情な暗殺者の顔を持っていた。アイは片桐薫をリーダーとする暗殺集団「ラストガーデン」の一員として、確実にそして、忠実に任務を遂行していた。アイはある刑事と出会い初めての恋心を抱くのだが……。アイがその手で今まで決して咲くことのなかった“花”を咲かしたとき、運命の歯車は思わぬ方向へと進んでいく……というストーリー。
この新時代を象徴するようなドラマと楽曲のコラボレーションは新世代の幕開けを感じさせる。
TBS「ヘブンズ・フラワー」
http://www.tbs.co.jp/h-flower/
amazarashi
「アノミー」
2011.03.16 release.
初回仕様+詩集封入
AICL2240 ¥1,529(tax in)
<関連リンク>
■amazarashi official web