昨日12月9日にYO-KINGの全国ツアー「YO-KING LIFE WORK TOUR 『一瞬の夢』」の最終公演が東京・赤坂BLITZにて行われた。今回のツアーは、今年10月に発売されたアルバム『楽しい人は世界を救う』を引っさげての全国10公演。
開場と同時に1000人を超えるファンが集まり、アルバムの1曲目に収録されている「バランス」からライブはスタート。続けて“FOREVER YOUNG” “審美銃”とYO-KINGらしいペースで会場を徐々に暖めていく。バンドメンバーには、インディアンズとしてお馴染みのグレートマエカワ(B / フラワーカンパニーズ)とDUKEアイプチ(Dr)、そして渡辺シュンスケ(Key) を迎え、力強く鮮やかなセッションで会場を魅了したかと思えば、MCで会場中を笑いの渦に包みこむトークを繰り広げるといった、演奏もトークも絶妙なアンサンブルを見せていた。ライブ中盤に披露した“星の海”では、ステージのバックに星空が現れ、幻想的な雰囲気の中、YO-KINGの歌声が会場に染みわたる感動的な場面も。そして、麒麟の川島が描いたパラパラ漫画でミュージックビデオが話題になった“世界の元”で、更に会場を魅了した。
ライブ後半は、8ビートから16ビートと一気に加速し、穏やかな空気が流れていた会場のテンションも上がりまくり。「Hey! みんな元気かい?」で会場の熱は最高潮に。そのままの勢いで本編は終了。
アンコール1曲目では、大人の色気たっぷりに“泣かないけどね”を聴かせ、YO-KINGが見せる様々な魅力にファンはうっとりしていた。最後に「少しはみなさんに元気をあげられましたか? 僕はみなさんから元気をもらいました。楽しい人は世界を救う! 楽しい君は世界を救う! 楽しいあなたは世界を救う! ありがとう!!」とYO-KINGらしい言葉で、感謝の気持ちとメッセージを伝え、ダブルアンコールの “Dream Is Over”でもう1度盛り上げてから、懐かしいコントを彷彿させるかのように、メンバー全員がステージから走りさり、ライブは終了した。19曲+アンコール3曲と全22曲を披露し、2時間をこえるたっぷりの内容でオーディエンスを魅了し続けた。終始会場には笑顔が溢れ、アルバムのタイトル通り “楽しい人は世界を救う”ことを実感させられたライブであった。今後YO-KINGは12月28日にCOUNTDOWN JAPAN 10/11に出演することが決定している。
12/9@赤坂BLITZ セットリスト
M- 1. バランス
M- 2. FOREVER YOUNG
M- 3. 審美銃
-MC-
M- 4. 風に別れを
M- 5. カラカラ
M- 6. スペース
-MC-
M- 7. 青空揺れる
M- 8. ゆめうつつ
M- 9. 忘れはしない
M-10. その後の世界
-MC-
M-11. いつも笑顔で
M-12. 星の海
M-13. カプセル
M-14. 世界の元
-MC-
M-15. 百年以上の幻
M-16. たまたま
M-17. Hey! みんな元気かい?
M-18. EVERYBODY NEEDS SOME
M-19. 遠い匂い
Enc.1 泣かないけどね
Enc.2 輝く未来のためのショウビジネス
——-
Enc.3 DREAM IS OVER
リリース情報
New Album「楽しい人は世界を救う」
NOW ON SALE!!
KSCL-1643 ¥3,059 (tax in)
ライブ情報
COUNTDOWN JAPAN 10/11
日時:12月28日(火) 12:00開場 / 13:00開演
会場:幕張メッセ国際展示場
<関連リンク>
■YO-KING オフィシャルHP