12月6日から、中村一義によるコンセプトサイト『KIKA:GAKU』より、アーティストによるパーソナル・デジタル雑誌『K.O.M』(コム)創刊号の配信がスタートした。創刊記念特集として、第1号ではなんとヒダカトオル(ex. ビート・クルセイダース)と中村一義によるスペシャル対談が掲載されている。
10年以上にわたりお互いの音楽を聴いてきた中で初対談となる今回、それぞれの印象のみならず、2人がもつ音楽への真摯な想いや創作活動のコアに迫るようなディープな内容まで、圧倒的なボリュームで綴られているのは必見だ。
中村本人が語るロングインタビューも見逃せない。名盤『世界のフラワーロード』のリリース以降、どのようなビジョンを見据えて現在に至り、そのビジョンを活動15周年にあたる2012年に向け、どのように繋げていきたいと考えているかが、1年以上の沈黙を経て、いよいよ明らかとなる貴重なテキストになっている。
そして、ジャンルを問わず、多種多様な作品が集まっていることから大きな盛り上がりを見せている、空前の作品公募プロジェクト『K.O.S』(コス)。選りすぐりのハイクオリティーな作品が誌面を彩り、中村も掲載作品ごとにコメントを寄せている。掲載されたクリエイターの中からは、今後、中村一義/100s作品への参加や、『KIKA:GAKU』とのコラボレーションなどの可能性があることも発表されており、これからも目が離せない展開になっている。
中村本人も「その人にとっての『正直な表現』とたくさん出会いたいな。」と語るこのプロジェクト。引き続き作品募集を行っているので、作品を制作している人は是非チャレンジしてみてほしい。また、webサイト『KIKA:GAKU』では、中村一義の活動を支え続ける人物との対談を綴ったパーソナルブック『中村語録』シリーズの完結編となる『中村語録3』の受注を開始した。今回は公私ともに中村のパートナーである中村早苗との初対談により、今まで決して語られることのなかったストーリーが次々と明かされる。中村一義自身による完全責任編集となっているのも注目したいポイントだ。現在、『KIKA:GAKU』内の特設ページには、中村自身の『中村語録』に寄せる想いが綴られている。毎回発表されるたびに大きな反響を巻き起こしている『中村語録』シリーズなだけに、今回もじっくり堪能したい。デジタル雑誌『K.O.M』、『中村語録』を手に入れられるのはwebサイト『KIKA:GAKU』だけとなっている。今すぐサイトをチェックだ!
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■webサイト『KIKA:GAKU』