関西を中心にマイペースに活動している“エレクトリックギュインズ”が、自主制作の1stアルバム「DEAD GUITAR SOUND FOG」でデヴューしてから10年。それを記念して、グループ初の配信限定4曲入りシングル「限りなく透明に近いブルー ep」を11月10日にリリースする。
今作では、なんと、リーダー前田栄達以外のバンドメンバーは一切参加しておらず、代わりに、ANATAKIKOUの藤井寿光(Ds)、元マイスティースの藤井学(Key)、チェインズのラリー藤本(Ba)ら、昨今の前田のパーマネントバンドがバックを豪華に飾っている。前田曰く、「このゆるいかんじが非常にギュインズらしい」と、相変わらずのマイペース。
最新曲をはじめ、今まで未収録だった曲も含んだバラエティにあふれる4曲を、油ののった彼らがアーシーかつメランコリックに聴かせている。ビートルズや奥田民生などに代表される王道ロックサウンドに、奥の細道を絶妙にブレンドさせた彼ら独自のテイストを、このシングルから是非味わって欲しい。特筆は、村上龍氏の同名小説から引用のタイトル曲。彼らの最高傑作といってもいい仕上がりとなっている。
今週末に大阪でおこなわれるライブイベント「MINAMI WHEEL2010」では、最終日の大トリとしての出演も決定。このライブをもってしばらくのお休みに入る彼ら最後のパフォーマンスを、その目で是非とも見届けて欲しい。
【配信リリース】
エレクトリックギュインズ
2010.11.10/ 配信限定 / ¥800(税込)
「限りなく透明に近いブルー ep」
<収録曲>
1. 限りなく透明に近いブルー
2. 花と雨
3. 数え歌
4. 川沿いの家でひとり暮らしている
(FlyingStar)
【ライブスケジュール】
「MINAMI WHEEL2010」
11月14日(日) 20:00〜 @ AtlantiQs
http://funky802.com/minami/
<関連リンク>
■エレクトリックギュインズオフィシャルサイト