11月3日(水)、ニュース番組や情報番組への出演をはじめ各メディアで話題沸騰中のニューヨークのジャズピアニストEric Lewis(エリック・ルイス)が、東京・六本木のTSUTAYA TOKYO ROPPONGIにてアルバムのリリース記念となるイベントを開催。同店のオープン以来初めてグランド・ピアノを持ち込むという”規格外”のライブを行い全8曲を披露した。急遽決定した夜9時からのライブにも関わらず、動員数においても同店インストア・ライブでの新記録を打ち立てた。
エリック・ルイスは、全米でも犯罪発生率ワーストスリーに入る、ニュージャージー州カムデン出身の37歳。23歳でジャズ界の巨星セロニアス・モンクの名を冠した著名なコンペティション「セロニアス・モンク・インターナショナル・ピアノ・コンペティション」で優勝。その後エルヴィン・ジョーンズやウィントン・マルサリスなど数多くのビッグネームとの共演やバンドメンバーを努めたキャリアを持つ本格派。今回の単独初来日でのBlue Note公演も、東京では新人としては異例の3日間6ステージという展開の中、初日から口コミで動員を伸ばし続け、ラストステージはSOLD OUTで終えたばかり。
彼が注目されるのは、ニルヴァーナの「SmellsLike Teen Spirit」やRolling Stones「Paint Ot,Black」をはじめとするロックチューンを、オリジナルな解釈によりソロ・ピアノで大胆にカバーした”ROCKJAZZ”という新境地と、甲冑を腕にはめ立ったまま格闘するかのようにピアノに向かい、鍵盤以外の部分を多用したアグレッシブでクリエイティブ、規格外なプレイスタイル。その強烈な個性からアメリカではDKNYのファッションショーなどでも演奏を披露。New York TimesやCNNといったメディアはもとより、ダスティン・ホフマン、レオナルド・ディカプリオ、マドンナ、ミック・ジャガー、スティング、北村龍平などの著名人からも賞賛を浴び、かのオバマ大統領もミッシェル夫人の熱望からホワイトハウスに呼び寄せたほどだ。
そんな彼の表現が余すことなく凝縮されているのが、10月27日にリリースされたばかりのアルバム「ROCK JAZZ vol.1」。先に述べたニルヴァーナやローリング・ストーンズのほか、「クロックス」(コールドプレイ)、「スウィート・ホーム・アラバマ」(レナード・スキナード)、「イージアー・トゥ・ラン」(リンキン・パーク)、「ナイヴズ・アウト」(レディオヘッド)など全13曲が収められた、新たな感性の誕生を宣言する記念すべきアイテムとなっている。
TV出演後、エリック・ルイスの名はGoogle急上昇ワードで16位にまで上昇。アルバム「ROCKJAZZ vol.1」もiTunesジャズ・フュージョントップセラーの2位に急上昇し、楽曲単位でも50以内に4曲がランク・インするなど各所で話題が爆発。当日行われたUSTREAMの生中継では「すげかった!アグレッシブなときは正にピアノの鬼神」「終わり!?もっと聴きたい〜!!!!」「ピアノでこれほど表現できるなんて…」「重金属が空から降り注ぐような音ですね!」などといったツイートが多く寄せられ、レーベルにも次の来日を望む声が早くも寄せられているという。
Youtube「Smells Like Teen Spirit」PV
http://www.youtube.com/watch?v=u8Xo6YtiMZE
◆リリース情報
「Rock Jazz vol.1」 Now On Sale! AVCD-38155 ¥2.100(税込み)
01- Mr. Brightside (The Killers)
02- The Diary of Jane (Breaking Benjamin)
03- Clocks (Coldplay)
04- Sweet Home Alabama (Lynyrd Skynyrd)
05- Smells Like Teen Spirit (Nirvana)
06- Heartbeats (The Knife)
07- Going Under (Evanescence)
08- Smokers Outside the Hospital Doors (Editors)
09- Easier To Run (Linkin Park)
10- Lights and Sounds (Yellowcard)
11- Knives Out (Radiohead)
12- Believer(Kill Hannah)
13- Paint It, Black (The Rolling Stones)
<関連リンク>
■Eric Lewis avex 公式サイト