10月23日から開催予定の第23回 東京国際映画祭「日本映画・ある視点」に出品予定の角川映画配給作品『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』に関して、10月25日の上映に先立ち、主題歌・挿入歌の情報を解禁いたします。
今回、主題歌、挿入歌を手がけたのは、アーティスト・女優の柴咲コウさん!主題歌の歌詞を書き下ろしました。
また、映画の中で、現在と過去をつなぐ象徴的な曲として、瀬田なつき監督が選んだ曲『ルージュの伝言』を柴咲さんが、新しいアレンジで歌っています。柴咲さんが、映画の挿入歌で楽曲のカバーを披露するのは初めてとなります。
【主題歌】サヨナラブ / 柴咲コウ
作詞:柴咲コウ 作曲:渡辺泰司 編曲:渡辺泰司
【挿入歌】ルージュの伝言 / 柴咲コウ
作詞:荒井由実 作曲:荒井由実 編曲:渡辺泰司 (UNIVERSAL MUSIC / chimera energy)
●プロデューサーからキャスティングのコメント
「絶望の中から希望のかけらを見出し、前を向いて歩いていくという物語のエンディングに、自然体だけれど揺るがない意志を感じさせる柴咲コウさんの澄んだボーカルがぴったりだと思いお声かけしました。いただいた曲はとても素敵で、映画をもうひとつ上のステージに上げていただきました。」
●瀬田監督から『ルージュの伝言』を起用した理由
ルージュの伝言になった理由「映画の中では、現在と過去を繋ぐ曲として使っています。幅広い世代の方が子供時代を思い出せるポジティブな曲として、ルージュの伝言のような雰囲気がイメージだと伝えていたら、そのまま、ルージュの伝言になりました。びっくりでした。楽曲を聴いてみて、懐かしくもあり、新しくもあり、不思議な感覚でした。何よりも柴咲コウさんが歌っているのかと思うとウキウキします。映画では、重要なシーンで使っていますので、楽しみに見て(聴いて)下さい」
●柴咲コウさんからのコメント
◎制作した際のエピソード
→ディスコミュニケーションをテーマに制作。曲調はアップめだが詞はシニカルな内容。それを楽しんでレコーディングできました。
◎「ルージュの伝言」をカバーし、レコーディングした感想
→歌ってみたら、すごく自分にフィットして歌いやすかったです。レコーディングがとても早くできました。
◎映画の感想
→思っていたより映像が暗くなくてフレッシュで今どきっぽくて、内容のわりに描写が爽やかでした。みーくんを、好きになってしまいました。
●大政絢さんからのコメント
popな曲調と、切ないけど前向きな歌詞が、映画と重なって本当に素敵だと思いました。曲を聞いて、ますます映画の公開が楽しみになりました。
“みーまー”の略称で愛される累計100万部突破の大ヒット作、遂に実写映画化!奇妙でシニカルな青春群像を描く作家・入間人間のデビュー作が実写映画化!独特の文体で“空気感”を表現した小説の映像化に挑戦したのは、新鋭監督・瀬田なつき。主役の2人には、人気急上昇中の若手俳優、大政絢と染谷将太。瑞々しい彼らの演技に入り混じる清純と狂気。これは、運命とさえ呼べるほどの、必然的なコラボレーション!次世代の若き才能が、スクリーンに鮮やかに浮かびあがる。
2011年1月22日 全国ロードショー
STORY
僕はキミを守る。だって、世界で一番キミを××してるから・・・。嘘だけど。
僕(みーくん)の幼なじみ、まーちゃん。とっても可愛いけど、乱暴でワガママで壊れた女の子。
僕とまーちゃんは、10年前の誘拐監禁事件の被害者同士。
不穏な連続殺人事件が起きている街で10年ぶりに僕らは再会した。
ある日、まーちゃんを主治医の精神科医に連れて行った僕のところに、事件を捜査する刑事が接触してきた。
僕らは容疑者と疑われているらしい・・・・。
瀬田なつき 監督作品
出演;大政絢 染谷将太 三浦誠己 山田キヌヲ 鈴木卓爾 田畑智子 鈴木京香
原作 入間人間(アスキー・メディアワークス/電撃文庫刊)/脚本 田中幸子 瀬田なつき
主題歌 柴咲コウ「サヨナラブ」(UNIVERSAL MUSIC/chimera energy)
製作 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会/制作プロダクション デジタル・フロンティア
配給 角川映画 (C)2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会
第23回 東京国際映画祭「日本映画・ある視点」出品作品