世界のスカパラが「世界標準」のアーティストとコラボ実現！!

上原ひろみは、アメリカの名門バークリー音楽院を主席で卒業し、2003年にジャズの名門テラーク・レーベルから世界デビューを果たし、日本人アーティストとしては唯一となるニューヨーク・ブルーノートで 5年連続公演を行うなど、世界的に活躍しているジャズピアニスト。
スカパラのドラム、茂木欣一がMCをつとめるラジオ番組「TOKYO FM「JUSTA RADIO」にて茂木が尊敬するアーティストとして番組出演したり、 昨年の「東京JAZZ」に同日出演してメンバー全員と会ったりと以前から交流があったが、 かねてから上原ひろみとのコラボは念願であった。
楽曲は日本庭園の装飾のひとつである「水琴窟」をコラボ楽曲のタイトルにつけ、まさに世界標準の楽曲に仕上がった。

菊地成孔は音楽家、文筆家、音楽講師と多方面で活躍し、近年ではUAとのコラボレーションが記憶に新しい。もともとメンバーのなかで北原やGAMOとは旧知の仲であり、2008年には日比谷野外音楽堂で菊地成孔率いるペペ・トルメント・アスカラールとライブでは競演している。今作ではジャズ界の巨匠、チャールズ・ミンガス作曲の「Boogie Stop Shuffle」をスカアレンジしている。

スカパラのアーティストコラボの先駆けである、歌ものシングルのリミックスも収録されており、約8年ぶりにタッグを組んだ奥田民生との「流星とバラード」をperfumeのサウンドプロデューサーとして知られる中田ヤスタカが、クリスタルケイとタッグを組んだ「ずっと」をDJや多くのジャズコンピレーションCDなどを手がけるプロデューサー須永辰緒がジャズ風にアレンジしており、まさにジャンルの垣根を飛び越えた作品に仕上がっている。

■各コラボアーティストコメント

【上原ひろみ】
スタジオ録音とは思えない、本当にお客さんを前にしてステージの上でライブの様な演奏が録音できました。日本だけでなく海外でもまた一緒になる時はよろしくお願いします。

【菊地成孔】
スカパラは「元気」を与えている最大のバンドではないかと思っています。ですので、ご一緒させて頂いたのは「え？オレでいいわけ？」的な戸惑いも若干名ありながらも（笑）大喜びでやらせていただきました。

【スカパラ　谷中敦】
カラオケではありません。歌のないポップス、インストゥルメンタルのダンスミュージックとして最高のプレゼントをさせて下さい。今回はJAZZのメインのフィールドに立ちながら革新的にJAZZを変えようとしているお二人に参加してもらいました。ピアノの上原ひろみ、サックスの菊池成孔です。国内外に話題となり得るコラボレーションだと思います。最高水準のクオリティーの国産のスカを是非楽しんでください。

■スカパラ今後の予定
10月11日には奈良・平城京で世界遺産ライブを行い、 11月1日からは全国ツアー「WORLD SKA SYMPOHY」を渋谷C.C.Lemonホールよりスタートし、 2011年の1月 29日まで全国32公演を行う。 また、12月22日には、デビュー20周年を記念したライブ「東京スカパラダイス国技館」、 21周年のキックオフライブ「東京スカパラダイス体育館」のLIVE DVDを発売する。
＜関連リンク＞
■東京スカパラダイスオーケストラオフィシャルＨＰ