アニメ・ソングの人気が高まり、外国人アーティストによるカバー・アルバムが注目を集めている。その中で、ブーム生みの親として大ヒットを記録した人気作『ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード〜』のシリーズ第二弾の発売が決定した。
昨年11月にリリースされた第一弾、『ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード〜』はハウス・シーンの貴公子として知られるスウェーデンのアーティスト、ラスマス・フェイバーがプロデュースを手掛ける作品。元々ラスマスがジャズ・プレイヤーだったこと、コアなアニメ・ファンであったことから、企画がスタート。本人自らも選曲に参加し、原曲の良さを最大限に引き出しながら、スウェーデン国内屈指のミュージシャンと共にアニソンを美しい北欧ジャズにアレンジしている。
楽曲は「ハレ晴レユカイ」(『凉宮ハルヒの憂鬱』より)、「炎のたからもの」(『ルパン三世-カリオストロの城』より)、「Thanatos – If I Can’t Be Yours -」(「新世紀エヴァンゲリオン」より)など、150曲以上の候補曲の中から、海外ミュージシャンならではの俯瞰した視点で、高い音楽性を誇る新旧の名曲アニソンがセレクトされた。さらに『交響詩篇エウレカセブン』のキャラクターデザイン、アニメーターを務めた吉田健一氏をジャケットのアートワークに起用するなど、アニメ/ジャズへの愛情を惜しみなく注ぎ込んだ同作は、発売するや、コア・ファンや新世代のアニソン・ファンから大きな支持を集めた他、JAZZ専門誌『Swing Journal』からアニメ専門誌『ニュータイプ』まで様々なメディアから絶賛された。
さらに3月2日にニコニコ動画にアップされたライヴ映像は、再生回数25万回を記録しランキング1位を獲得。激戦区と言われるiTunesアニメチャート1位を記録する他、Amazonのジャズ・チャートも制覇。その驚愕のクオリティと愛情溢れるパフォーマンスに「プロの本気」「謎の罪悪感」「演奏していただいた」などリスペクト溢れるタグが貼られ、再生回数49万回を超えた現在もアルバムは好調なセールスを記録している。第二弾制作にあたってのラスマスのコメントは以下の通り。
「昨年リリースされたプラチナ・ジャズをサポートしてくれて本当に有り難う。皆さんのおかげで第二弾が作れることになって、凄く嬉しいんだ!僕、そしてバンドメンバーは、今回も楽しんでもらえるよう、一生懸命準備をしているよ。前作同様、素晴らしいアニメ楽曲を新旧問わずセレクトしている。ホーン、ストリング・セクション、ピアノ・トリオ、そして『Genesis of Aquarion』を歌ってくれたエミリー・マクイーワンにも数曲歌ってもらうんだ。さらに今回新しく参加してもらうミュージシャンがいるんだけど、それはなんと男性ヴォーカリストなんだ。今は『キグルミ惑星』のリハーサルをやってるよ。凄く楽しんで制作しているので、皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいな!」
現在ラスマスはスウェーデンでアルバム・レコーディングの真っ最中。発売日や曲目などの詳細は随時オフィシャルサイト(http://jvcmusic.co.jp/platinajazz/)にアップされる予定とのことだが、Vol.2を望む声も多かっただけにファンには朗報だろう。ちなみに発言の中にある「キグルミ惑星」はアニメ『はなまる幼稚園』のエンディング曲。「アニソン版エマーソン・レイク・アンド・パーマー」と称されファンを騒然とさせたオペラとプログレが融合した壮大な組曲だ。華麗なジャズ・サウンドに生まれ変わる“神曲”たちの行方に、今、アニメ・ファンたちから大きな注目が集まっている。
【商品情報】
◆「ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード Vol.1〜」 絶賛発売中!
2,500(tax in) VICP-64778
iTunesリンク: http://itunes.apple.com/jp/album/id338070838
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