先天性全盲視覚障害を持ちながらも絶対音感に恵まれ、地道な音楽活動の末にメジャーデビューを果たし、現在シンガーソングライターとして活躍中の立道聡子。彼女の半生がドラマとなり、本日(9月3日)フジテレビ金曜プレステージにてオンエアされる。タイトルは「愛は見える〜全盲夫婦に宿った小さな命」。このドラマは、立道聡子の「愛はみえる〜全盲夫婦のたからもの〜」(光文社刊)を原作とし、フィクションとして再構成したもの。上戸彩さんが主人公を熱演している。夫役には小出恵介さん。
立道聡子は、未熟児網膜症により生まれつき目が見えなかったが、3歳でピアノ、14歳で作曲を始めた。2004年には同じく全盲の男性と結婚し、2006年には周囲の猛反対を押し切り長男を出産。幾多の苦難を乗り越え2009年5月には「たからもの」でメジャーデビューを果たし話題となった。夫婦二人三脚で子育てをしながら、現在もシンガーソングライターとして活動を続けている。
ドラマがオンエアされるにあたって、立道は『目が見えない分、本当に多くの事を見させて頂いている感じがします。支えてくださった多くの方への感謝と共に、一人でも多くの人に何かを感じて頂ければ幸いです。』とコメントしている。
【リリース情報】
「たからもの 〜みえないけど、きえないもの〜」
VICL-63369 3,000(税込)
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■立道聡子公式ブログ