株式会社ドリーミュージック・(東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO 高久光雄)所属の、ELLIOT MINORが8月7日(土)に行なわれたサマーソニック2010出演に引き続き、サマーソニックエクストラ公演として行われた8月9日(月)代官山UNITで単独公演を行った。
2008年にデビューした数多の新人ロックバンドのなかで、確実に頭角を現したエリオット・マイナーがサマーソニックにて2年ぶりの来日公演を敢行!
大絶賛を集めたニューブラッドでの来日公演から2年。クラシック音楽とロックの融合、エモパンクと評される彼らの音楽が確実に進化したことを証明するパフォーマンスを日本のファンに披露した。今回の来日は今年11年目を迎えた真夏のフェスティバルとして大人気のサマーソニック2010への出演がメインであったが、サマーソニックエクストラ公演として行われた代官山UNITでの単独公演は彼らの魅力をあますところなく体験できる内容であった。
単独公演では300名のオーディエンスが全15曲を堪能。1曲目のCarry Onから待ってましたとばかりにオーディエンスとともにとび跳ねながらエリオット・マイナーワールド全開でとばしまくる!ファーストアルバム『エリオット・マイナー』からは大ヒットのStill Figuring Out(UKナショナルチャート最高位17位)やJessica,Parallel World、さらにセカンドアルバム『ソラリス』からは「レコチョク洋楽・フル」ロック部門の週間ランキング2位を獲得したElectric HighやUKでシングルカットされたDiscoverなどを披露。
メインボーカルであり、バンドの作詞作曲をほぼ一人で手掛けるアレックス・デービスのパフォーマンスがオーディエンスをあおり、さらにツインギターのエド・ミントンが轟音でたたきつけ、ベースのテディ・へザートン、ドラムスのダン・へザートン、キーボードのアリ・ポールが各々のパートを確実にこなしていく。サウンドに一体感が生まれながら、オーディエンスを巻き込み大きなうねりへと繋がる、まさに『ライブ』な空間が生み出された。途中日本人のハーフでもあるエド・ミントンが日本語で挨拶をしたり、メンバーの通訳をしたりするなど親近感あふれる場面もあり、ファンとのコミュニケーションにおいても成長したなと感じさせる場面もあった。ライブは生き物と言われるが、メジャーデビュー後3年を経て、彼らはライブパフォーマンスで自分たちを完全に表現できるまでに成長したことが伝わる秀逸なライブ内容であった。
クラシックとロックの融合という説明は少々分かりにくいかも知れないが、彼らのサウンドを聴けばその意味がよくわかると思われるので一度試聴されることをお勧めしたい。日本のロック評論家として、またロックの伝道師として著名な有島博志氏も絶賛のエリオット・マイナーサウンド。
一度聴けば、彼らの魅力がご理解いただけるのではないだろうか。
セットリストは以下の通り。
DAIKANYAMA UNIT (09Aug 2010)
1. Intro
2. Carry On
3. Jessica
4. Medley
5. Solaris
6. Lucky Star
7. Electric High
8. Tethered
9. Discover
10. Still Figuring Out
11. I Believe
12. Parallel Worlds
13. Courtroom
ENCORE
1. White One
2. Shiver
<リリース情報>
・1stAL『エリオット・マイナー』品番MUCX-1012
発売日:2008年5月21日/価格:1,980円
・2ndAL『ソラリス』品番MUCX-1019
発売日:2010年4月21日/価格:2,300円
<関連リンク>
■公式サイト
■YouTubeドリーミュージック公式チャンネル