9月23日(木・祝)、日比谷野外大音楽堂にてライブイベント「伊禮俊一 伊是名祭り〜野音でカチャーシー〜」が開催される。7/21にメジャー1stアルバムがリリースとなる、沖縄の離島、伊是名島(いぜなじま)出身のシンガーソングライター伊禮俊一(いれいしゅんいち)の初の大規模ワンマンライブだ。
高校進学とともに三線を始め、大学では琉球古典音楽を専攻。今では、安富祖流古典音楽の教師免許も持つ彼が目指したのは、沖縄の伝統的な三線の音色と中学生の時に夢中になったギターを融合させた新しいスタイルのシンガーソングライター。沖縄を拠点に本格的に音楽活動をスタート、出身地・伊是名島の恩師への感謝の気持ちを込めたインディーズ最後のシングル『先生』が3月に沖縄で話題となり、同曲で5月末にメジャーデビューを果たした。
『先生』は全国のラジオ・有線などで長期に渡りオンエアされ、USEN総合チャートがジリジリと上昇、6月23日付けで14位にチャートイン。また、泣ける詞が話題となり、歌詞検索サイトで1位になるなど、今年話題の新人シンガーである。
そんな『先生』が好評の中、7月21日にリリースするメジャー1stアルバム『青春の旅立ち』を購入すると、アルバムの中に9月23日の日比谷野外大音楽堂ワンマンライブの参加券が封入されているという異例の大盤振る舞いのイベントを開催する。
「伊是名島は信号機が一つ、小中学校が一つずつの小さな島で、今でも観光地化されずリゾート地はない。決して有名な島でもない。でも、自分の夢を叶えるきっかけを作ってくれた島をもっと知ってもらえたら・・・これから自分が音楽活動を続ける中で、自分を応援してくれる人、これから自分を応援してくれる人たちに伊是名島のことをもっと知って欲しい。それなら日本の中心である東京に、伊是名島の空気を再現してやろう!」という彼の想いから企画されたこのイベント。「伊是名島を再現するなら、野外で明るい時間に、かつ、空の下で皆に見てもらえるような場所」と彼が選んだ場所が、東京の中心地日比谷野外大音楽堂だ。
1stアルバムのジャケットには同郷の大先輩である版画アーティスト、名嘉睦稔(なかぼくねん)氏の作品をフィーチャー。伊禮俊一の持ち味である美ら声と三線のサウンドにのせ、誰もが経験したことがある学生時代の歯がゆい思いや、夢を抱いて走り出した「あの頃」の感情、恋愛をした時の情熱など、忙しい毎日にいつの間にか忘れている、そんな思いを振り返らせてくれるような作品と、早くも熱い注目を集めている。
9月23日、秋の夕暮れに開催される伊禮俊一の『伊是名祭り〜野音でカチャーシー〜』。彼のライブを通して、多くの人に彼のルーツ、そして伊是名島を知ってもらう場となり、最後には野音にカチャーシー(頭上で手を左右に振る沖縄の踊り)の海が出現することだろう。
【リリース情報】
伊禮俊一 1stアルバム『青春の旅立ち』 7月21日リリース
VICL-63647 ¥2,800(税込)
着うた(R)、着うたフル(R)、PC、iTunesでも発売!
<収録曲>
1、先生
2、青春の旅立ち
3、埋もれた言葉に夢を探して
4、幸せだってこと
5、オクラレルカ
6、チャンプルー・アイランド
7、夏が来た!
8、飛んで
9、花よ
10、倫々々
11、そこで生まれた僕のうた
<関連リンク>
■伊禮俊一 Official Site