FIFAワールドカップ2010で世界中が盛り上がりを見せる中、シンガポールのエスプラネード・コンサートホールのステージに、一人の日本人女性アーティストの姿がありました。その名は、藤田恵美。彼女の歌声に1,500人を超えるシンガポール人が癒しと安らぎの時間を過ごしました。そう彼女は、1997年に「ひだまりの詩」で大ブレイクした「ル・クプル」のボーカリストであり、彼女の洋楽カバー集「カモミールシリーズは」アジア9カ国で発売され、9年目を迎える今も売れ続けています。彼女の歌声は、『聴くクスリ』『ナイチンゲールの歌声』などと評され、アジア各国で多くの人々に受け入れられており、特に韓国では18社のCMソングに起用、知らない人がいないほどの存在です。先日アジア各国で先行発売した4作目となるCD「カモミール スマイル」は、発売と共にチャートイン。香港では、なんと6週連続HMVチャートで日本人TOP5入る快挙を達成。カモミールスマイルを引っ提げた今回のアジアツアーは、3カ国(香港、シンガポール、台湾)で開催され、各国で熱狂と共に迎えられました。観客に藤田恵美の魅力を聞くと、みな口を揃えて「美しい声に癒される」「心が穏やかになり安らぐ」「やさしい気持ちになる」と言います。彼女が受け入れらている背景には、現在の社会情勢があるのではないでしょうか。リーマンショック、ギリシャ財政危機、タイの暴動、環境破壊、とどまることをしない格差の拡大等・・・。我々は今まで経験したことのない、なにか予測不能な不安を感じ始めています。そんな世界の中で、彼女の歌声は暗闇にある一筋の光のように、我々に安らぎと希望を与える力を秘めているようでもあります。今後も彼女の歌声を求める声は日増しに大きくなっていくでしょう。なぜならば、歌が持つ「人の心を癒す力」を、彼女は今回のアジアツアーの成功で十二分に証明して見せたのですから。ひだまりの詩から13年。藤田恵美のやさしい歌声は国境を超え、今も変わらず人々の心に安らぎを届けています。ニューアルバム「camomile smile」の日本国内発売は6月30日(水)。国内ツアーは7月10日(土)名古屋・ブルーノートからスタートし、7月30日(金)東京・内幸町ホールでファイナルを迎えます。『聴くクスリ…』アジアで必要うかとされ続ける歌声、ここ日本で味わってみてはいかがでしょうか?
【リリース情報】
アルバム
■藤田恵美「camomile smile」(ヨミ:カモミール スマイル)
■発売日:2010年6月30日 Leafage/PONY CANYON
■品番:PCCA-60023
■価格:¥3,200[tax in]
シングル
■藤田恵美「OMOIYARIのうた」(ヨミ:オモイヤリノウタ)
■発売日:2010年7月21日 Leafage/PONY CANYON
■品番:PCCA-70290
■価格:¥1,00[tax in]
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