名盤「世界のフラワーロード」から1年。100s としても活動を行っている中村一義が、コンセプトサイト『KIKA:GAKU(キカガク)』をオープンした。
中村が長きにわたり構想を練っていたというこのサイト。彼の創作活動の基盤として、創作の源となる要素や出会う人・モノから様々なテーマをひも解いていく場として立ち上げられたという。
現在、公開されている特集ページには、中村によって、『KIKA:GAKU』の成り立ちについて語られており、自身の音楽創作や価値観に深く踏み込んだテキストを読むことができる。
オリジナルグッズの販売もあり、「KIKA:GAKU Tシャツ」と名付けられたTシャツは、中村の音楽とも関係の深いベートーベンがモチーフとなっている。この他にも、『KIKA:GAKU』サイト上のナビゲーターである「フクロウ博士」のオリジナルグッズや、アクセサリー、ゲームなどといったKIKA:GAKUのコンセプトグッズが展開されている。
また、雑誌「CONTINUE」(太田出版)にて約9年間連載されていたコラム「中村一義のアキハバカ」がリニューアルし、新たに『KIKA:GAKU』で連載がスタートする。
1997年のデビュー以来、独自の世界観をもって活動を続けている中村一義。デビュー15周年を目前に控えた、彼の新たな表現活動の場としても期待されるこのコンセプトサイトに注目したい。
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■中村一義のコンセプトサイト 『KIKA:GAKU(キカガク)』