北海道出身のインディーズバンドが、有線リクエストランキングで異例の1位を獲得したことがわかった。
今回この快挙を成し遂げたのは、インディーズの4ピース・ロックバンド「Violent is Savanna(バイオレント・イズ・サバンナ)」。
今週発売した「OH LOVE YOU」<JI2-Records>が、地元である有線リクエストランキング北海道チャートで、インディーズでありながら数々の大物アーティストを押さえての1位を獲得した。
地元というアドバンテージがありつつも、いわゆる“無名”アーティストがこのような記録を樹立することは極めて異例だという。
その背景として、実はインディーズアーティストとしては考えられない数々の隠れた布石がそこにはあった。
過去に『TEENS’MUSIC FESTIVAL 2004北海道大会』にて優勝したこともあることから、そのバンドパワーは知る人ぞ知るハイレベルなもの。
今年3月にはアーティスト名を伏せて『ABCマート』のCM曲としてオンエアされたほどである。
また、インディーズバンドでありながら、メジャーアーティストの「サカナクション」や「ガリレオガリレイ」と並んで4月から北海道内のFMラジオ局「AIR-G’」でのレギュラーがスタート。
同じ北海道出身の彼らと同時期のスタートということで注目を集めていたところ、5月には同曲がパワープレイに選出、ラジオを通して道内に曲が流れることとなった。
また、道内での他FM局でも4月から5月にかけてオンエアされ続けたことで、有線放送にもリクエストが殺到。リクエストされた曲がまた誰かによってリクエストされる、そんな好状況が自然に発生したことが今回の異例のチャートアクションにつながったものと考えられる。
CD販売を手掛ける大手チェーンTSUTAYAの北海道担当者も好反応を示し、北海道TSUTAYA限定シングルとして『OH LOVE YOU』1曲入りCDを、
流行りの着うたフルよりも安い¥387(税込)-サバンナ価格-という低価格で発売することとなり、今後のインディーズチャートにも大いに期待できるだろう。
「OH LOVE YOU」は同世代の女の子たちがふと呟いてしまうような、景色が見える等身大のラブソング。耳馴染みの良いわかりやすいフレーズも、ボーカル星花の独特の声質と歌い回しで、ただ共感を呼ぶだけではない“強さ”と“切なさ”が感じ取れる。
今作はプロデューサーにGreat3の片寄明人氏、レコーディングエンジニアに南石聡巳氏を迎え、バンド独特の歌詞の世界観とスピード感が発揮された1曲に仕上がっている。
インディーズバンドとは思えない楽曲のクオリティが、偶然にも重なったラジオや有線放送で、一気に知名度を増やしつつある。
有線リクエストランキングのみならず、今後の数々の偉業が期待出来る注目のインディーズバンドと言えるだろう。
Violent is Savanna
「OH LOVE YOU」
<JI2 Records>
※北海道TSUTAYA限定販売
品番:JI2R-0387
価格:387円(税込)
特典:別冊札幌美少女図鑑
・『Violent is SavannaのOH LOVE YOU』
AIR-G’(FM北海道) 毎週木曜20:30〜20:55 O.A
番組URL:http://www.air-g.co.jp/vis/
<関連リンク>
■Violent is SavannaオフィシャルHP