今回分析されたのは、4月にリリースされたDOUBLE初のバラードベスト『BalladCollection Mellow』に収録された全楽曲のアカペラ音源だ。
鈴木氏の分析によると、DOUBLEの歌声は「周波数ゆらぎ」と「振幅ゆらぎ」という二つのゆらぎを持っており、さらに周波数ゆらぎに関しては“究極のゆらぎ”と言われている「1/fのゆらぎ」(宇多田ヒカル、松任谷由実、徳永英明などが持つといわれる、人に快適感やヒーリング効果を与えるゆらぎ)もあることが判明。
また、人間の耳にとって一番刺激の強い3000〜5000ヘルツが非常に強く、腹式発声がよくできているため、300〜400人の会場ではマイク無しでも十分通用する声であるとの評価も。
また、7000〜10000ヘルツに強い成分を持っているDOUBLEの歌声は、大人よりも高い周波数に敏感な赤ちゃんが聴いた時に泣き止む効果も期待できるとのこと。そしてそのゆらぎはリスナーの脳へアルファ波(睡眠時、リラックス時に出てくる脳波)を発生させ、妊婦へもリラックス効果がでるため、赤ちゃんにとっても母親にとっても良いという二重効果により、一石二鳥の胎教音楽として非常に良いという結果も出た。
鈴木氏は分析を終え、
「彼女の声は今まで分析してきた中でもピカイチ。
非常に優れた声だと思います」と太鼓判をおした。
DOUBLEはこの分析結果を受けて、ゆらぎを生み出す要因のひとつである“ビブラート”をいかに体得していったかをコメント。
スペシャルインタビュー内では、ブラック・ボックスやマライア・キャリーの曲を繰り返し練習したエピソードなどを披露している。
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DOUBLE 『Ballad Collection Mellow』
[初回限定CD+DVD] FLCF-4325/¥3,000(tax in)
[通常盤CD ONLY] FLCF-4329/¥2,500(tax in)
[CD]
1. ストレンジャー / 松尾潔プロデュース 新曲 (2010年)
2. Angel / double (2000年)
3. Why Do You Go / Reflex (2007年)
4. Okaeri / Wonderful (2003年)
5. Strange Things / VISION (2002年)
6. Betcha / Wonderful (2003年)
7. You Took My Heart Away / Life is Beautiful (2004年)
8. Sweet Time / Crystal (1999年)
9. Teach Me / double ENG ver. (2001年)
10. This Close / Reflex (2007年)
11. Winter Love Song / Reflex (2007年)
12. Let It Go / Single (2009年)
13. おやすみのキスを〜Good Night My Love〜 / Single (2009年)
14. 残り火-Eternal Bed- / 10 YEARS BEST WE R&B (2008年)
15. For You / 今井了介プロデュース 新曲 (2010年)
16. Through The Fire (1997 March Rec.) / Crystal Planet (1999年)
[初回盤DVD]
1. ストレンジャー Video Clip(松尾潔プロデュース 新曲)
2. おやすみのキスを〜Good Night My Love〜 Video Clip
3. Let It Go Video Clip
<関連情報>
・DOUBLE Ballad Collection Mellow(初回限定盤CD+DVD)<CD詳細情報&歌詞検索>
・DOUBLE Ballad Collection Mellow<CD詳細情報&歌詞検索>
<関連リンク>
■DOUBLE GROOVE SITE
■YouTube – DOUBLEの歌声を分析 – 日本音響研究所 所長・鈴木松美氏