「両声類」と呼ばれる幅広い音域を持ったカリスマ「歌い手」アーティスト「ピコ」が、3月27日(土)に、渋谷AXで初のワンマンライブを行った。
会場は満員の1200人で埋まり、観客は普段パソコン・携帯の画面でしか見ることができない「ピコ」に大興奮、オフィシャルグッズの「ピコパペット」を手にライブを楽しんだ。
「World’s End」から幕を開けたライブは、インディーズデビューアルバム「inifinity」から「闇色アリス」、「I」、ニコニコ動画ではおなじみの楽曲「Don’t say "lazy"」「メルト」等が披露された。
ライブ途中には、2010年にキューンレコードからメジャーデビューすることが発表され、「今日来てくれたみなさん、いつも動画を見てくれているみなさんのおかげです。これからも応援よろしくお願いします。」とコメントし、観客からは大きく暖かい声援が送られた。
最後の曲「タナトス」に入る直前、あまりの激しいライブに、バックバンドを務めた「あのHUMPTY」のベース、貴志が倒れるというハプニングがあったものの、急遽「ティッシュ姫」が代役を努め、事なきを得た。
アンコールでは、同じ「両声類」の「赤飯」が登場し、コントやピコとのデュエットを披露し、全20曲、2時間を超える初のワンマンとは思えないステージを見事こなした。
終演後にはなんと来場者全員との握手会を行い、握手に留まらず一人一人のリクエストに応じて、「赤ピコ飯まー☆」で叩いたり叩かれたり、「お前がなチョップ」をしたりとファンにはたまらない一日となった。
■ピコオフィシャルブログ