BRIGHT、初のなんばHatchでのライブが大盛況のうちに終了！！！

2010年3月27日、関西在住のコーラスグループBRIGHTのワンマンライブが地元大阪「なんばHatch」にて行われた。今年2月に2ndアルバム「Real」を発表したBRIGHT。地元大阪を中心に関西圏での徹底したプロモーションを展開し、オリコンの大阪府、大阪市、近畿、地区別チャートにていずれもトップ10入りをするという成果を残した。そんな彼女達が満を持して行うワンマンライブということで、開場前から多数のオーディエンスが詰めかけ大盛況となった。

定刻の18時から5分遅れでライブがスタート。ここ最近テレビ、ラジオなどのメディアでアカペラを疲労する機会が多く「コーラスグループ」としての印象が強いBRIGHTだが、この日のオープニングはいきなりアルバム「Real」に収録されているダンスナンバー「Dance With Us」。白と黒を基調にした衣装で、青と紫のクールな照明を浴びながら切れの良いダンスとパワフルなヴォーカルに、のっけから会場は大興奮。2曲披露された後最初のMCではメンバーそれぞれが個性的な自己紹介を行うと男女入り混じった多数の声が客席から上がる熱狂ぶりだった。続いては着うた(R)でもロングセールスとなった最新リード曲「キライ…でも好き 〜アイシテル〜」。この曲が始まると多くの女性ファンが一緒に口ずさむ光景が多数見られた。「歌詞の内容が共感できる！」という声が多い同曲は、現在でもブログなど口コミを中心に広がりをみせている。前半5曲が終わった所で、お得意のアカペラ曲を披露。今回はアルバムのボーナストラックにも収録されている「美女と野獣」を4人の声のみでカバー。繊細なハーモニーと、幼なじみだからこそ出来る息の合ったコーラスワークが声だけとは思えないような臨場感を生み出していた。BRIGHTナンバーの中でも最もスケール感のある名バラード「I’ll Be There」に続いて、キーボード、パーカッションを加えてのアコースティックコーナーへ。1stシングルでもある「ソライロ」では柔らかなグルーヴと透明感のあるハーモニーを、そして続く60年代R&Bの名曲「A Natural Woman」のカバーでは、ゴスペル出身だけある力強いヴォーカルワークで、アコースティックアレンジにも拘らず会場中を熱く盛り上げていた。ヒートアップするキーボードとパーカッションのアウトロセッションに続いて、衣装チェンジしたメンバーが再びステージに登場。ここから立て続けに4曲ダンスチューンで踊りまくり、メンバーNAGIの「まだまだいけるやろなんばHatch！！！」という煽りも相まって会場をこの日のピークへと一気に押し上げていった。続く、ここ最近のBRIGHTライブでは既に定番化しているカバー曲、映画「Dreamgirls」のテーマでは4人の声が会場の隅々まで響き渡るような迫力のあるヴォーカルを聴かせ、本編最後はインディーズ時代の曲にも拘わらず人気の高い「いつまでも…」で幕を閉じた。

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