ダンスのワ−ルドカップとも位置づけされるJuste Debout (ジュストゥ ドゥブ)で、ダンサーのKITE(26歳)とMADOKA(26歳)が8位に入賞した。
KITE:
日本最大のダンスフェスティバルDANCE DELIGHT 2009でもチャンピオンに輝き、2009年に「世界初!micro SD」でエイベックスよりメジャーデビューを果たした、THE REBOOTのメンバーの一人。
活動の場も日本だけではなく、フランス、ロシア、中国、韓国、チェコスロバキア、タイランドなどでレッスンやショーケースを行っている。
MADOKA:
フォーマーアクションのメンバーとしてKITEと共に数々の大会で優勝。
GACKT、SOULD OUTなどのバックダンサー、BENNIE Kの振り付け師としても活躍している。
Juste Debout(*1)は、各ジャンル共に200組以上のチームが参加し、世界各国のトップダンサー達がダンスの技を競い合う、1年に一度の世界最大のスタンディング・ストリートダンスのフェスティバルである。
(2002年よりフランスのパリ市が運営協力)
ブレイクダンス以外のダンス(ポッピングダンス、ヒップホップダンス、ハウスダンス、ロッキングダンス)を対象としたバトルイベントで、各ジャンル毎に2人一組のチーム制で勝敗を争う大会だ。
日本だけではなく、世界各国からも観戦ツアーが組まれる程の人気の高さで、開催2日間で延べ約3万人以上を集客した。
今年、大会至上初の2年連続の世界チャンピオンを掛けて、フォーマーアクション(メンバーKITEとMADOKA)というチームで出場をしたが、惜しくもフランスの代表チームに破れたが、8位に入賞した。
KITEは、バトルの終了後に
「悔しいです。だから、まだまだ頑張ります。観客からも世界中のダンサーからも素晴らしいエナジーを貰ったので、これからも世界で活躍していきたいです。」
また、相方のMADOKA(26歳)は、
「すみませんでした。応援してくれているファンの皆様に、これからも喜んでもらえる様によりいっそうの努力をしていきたいです。」
大会終了後には、各国の選手やファンからは労いの言葉や応援メッセージが殺到した。
(*1)JUSTE DEBOUTとは…
大会名はフランス語で、JUSTE=まさに(英語のjust)DEBOUT=立っている(英語のupright)の意味。
床に背中や頭をついたりするブレイクダンス以外のスタンディング・ダンスの2人制のバトルである。
Breakin’以外のストリートダンス4大ジャンル(Poppin’、Lockin’、Hip-Hop、House)に、EXPERIMENTAL(創作的なオリジナリティダンス)を加えた5つの部門からなる。
EXPERIMENTALはソロで競われるが、それ以外のダンススタイルは全て2 ON 2 Battleという形式をとっている。
予選はパリ市のバックアップをうけパリ市庁舎(Hotel de Ville)内で開催され、決勝戦は15000人以上が収容可能なフランス最大の屋内競技場である「ベルシー(BERCY)」で行われている。
ベルシーはフランス国内でも著名なライブ会場で、そこでイベントを開催できる団体は数が限られており、日本で例えると日本武道館のような場所である。
20カ国以上のダンサーが参戦し、総来客者数も3万人の動員を誇る。
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