88年に東京ドーム公演を行うなど80年代日本のロックシーンの頂点に君臨したカリスマ・ロックバンドBARBEE BOYSが1989年5月8日、9日以来21年ぶりとなる武道館公演を3月7日に行った。
2008年4月のテレビ番組での一夜限りの復活に端を発し、デビュー25周年を記念した各種映像作品のリリースに続いて、2009年2月には全国ツアーも敢行。
その動向に注目が集まる中で発表された、この武道館公演を含むツアー「Bcc:from BARBEE BOYS AD2010」(ビーシーシー・フロム・バービーボーイズ・エイディー・ニィマルイチマル)は、5公演すべてがソールド・アウト。
ツアー・ファイナルとなったこの日の武道館公演は、追加席が発売され1万人の超満員で行われた。
当日は、この日を待ち望んだファンの期待感で会場は埋め尽くされ、客席の照明が落ちると、2階席後ろまでオールスタンディング。
大歓声の中で21年ぶりの武道館公演がスタートした!!
♪「もォやだ!」で会場の温度を一気に引き上げ、「会えて嬉しいぜ!! 何年振りだ?戻ってきたぜ!!」とKONTAが会場を煽り、続く♪「Na Na Na」をパフォーマンス。
中盤戦では、会場には熱気が渦巻く中♪「ノーマジーン」♪「女ぎつねon the Run」♪「目を閉じておいでよ」大ヒット曲を披露し会場を盛り上げた。
「今日でツアーが最終日だと思うと…嫌だなぁ…。(会場に向かって)もっともっといきたいですか??」杏子の問いかけに会場は拳を突き上げ応えた。
♪「C’m’on Let’s go!」♪「負けるもんか」でいよいよ終盤戦に突入し、声を上げる人、拳を突き上げる人、踊る人、それぞれがメンバーとその瞬間を楽しみながらも熱いステージは続き、♪「チャンス到来」で本編は終了した。
ダブルアンコールを含め、2時間以上のパフォーマンスで24曲を演奏。
それでも、興奮冷めやらないオーディエンスは、席を離れることなく更なるアンコールを求め続けた。
ファンの声に押される形で、再度メンバーがステージに登場。
彼らのデビュー曲♪「暗闇でDANCE」をトリプルアンコール曲を披露した。
ストールをひるがえし、ステージをクルクル回る杏子のセクシーなパフォーマンス、いまみちともたかのギターソロ、KONTAのソプラノ・サックス、エンリケのベース・ソロ、KOISOのタイトなドラムなどでカリスマ・ロックバンドの面目躍如となる圧巻の迫力ある演奏でオーディエンスを酔わせ、大盛況で21年ぶりになるBARBEE BOYSの日本武道館公演は幕を閉じた。
この模様は、5月1日(土)夜7:00 WOWOWにて放送が予定されているので、ライブに来れなかった人は要チェック!もちろん、ライブに参加した人も是非チェックしてほしい!
【ツアー詳細】
「Bcc : from BARBEE BOYS AD2010」
(ビーシーシー・フロム・バービーボーイズ・エイディー・ニィマルイチマル)
2010年2月26日(金)ZEPP SENDAI
2010年2月28日(日)インテックス大阪
2010年3月3日(水)ZEPP TOKYO
2010年3月4日(木)ZEPP TOKYO
2010年3月7日(日)日本武道館
※全公演SOLD OUT
全日程総動員数 2万7千人
【オンエア情報】
5月1日(土)夜7:00 WOWOWにて放送予定
番組名「Bcc : from BARBEE BOYS AD2010 in 武道館(仮)」