いまのJ-HIP HOP/R&Bシーンを代表する豪華なアーティストが集結したスペシャルイベント「SUBARU OUTBACK presents STARZ LIVE 2010」は大盛況の盛り上がりとなった。
平日にもかかわらず、早くから会場には1200人の音楽ファンが詰めかけた。それもそのはず、シーンをリードする清水翔太や童子―Tといったトップアーティスト。さらにMAY’S、May J.、twenty4-7、KEN THE 390といった蒼々たる旬なメンツが集結するイベントなのだ。
優勝者にはなんと新車の「SUBARU OUTBACK」が贈呈されるという豪華なオーディション「Starz Audition 2009」の決勝大会も併せて開催された。
開演のトップはそのオーディションの決勝戦に進出した全国から集まった強豪5組。全力でのパフォーマンスは観客に届いたようだ。
続いて、テンポ良く、大阪出身でSTARZ AUDITION2007優勝者の実力派ラップグループFALCO&SHINO、南アフリカでも活動するインターナショナルシンガーBaby M、レコチョククラブうたチャート常連のレゲエシンガーmirayと言ったアーティストが最高のライブパフォーマンスを披露。
ライブ中盤では、童子-Tや清水翔太とのフィーチャリングで知られ、注目度No.1の新鋭ラッパー KEN THE 390がステージにあがり、観客からは大きな歓声があがった。4月に発売される1stアルバム「NEW ORDER」のなかから新曲「THE DOOR」を披露。フィーチャリングには盟友COMA-CHIも駆けつけ、Baby Mも再びステージにあがり、会場をヒートアップさせた。
続いて、いまや、確固たる位置を築いたtwenty4-7が登場。昨年映画「余命」の主題歌でヒットした「Get A Life」とニューアルバムから「愛の色」を披露。観衆が深い歌詞の世界に感銘していた。
さらに、MAY’S、May J.と華やかな女性アーティストが続き、今回のライブならではの、お互いの作品にフィーチャリングしあった「may×2 project」(メイメイ・プロジェクト)
としてMAY’S、May J.両アーティストがステージで共演し、「Sing for you」「恋をしてた~Say Goodbye~」と話題の曲を披露。
終盤戦には大御所 童子-Tが登場。シーンを代表するベテランらしい、軽快なトークと卓越したライブパフォーマンスで会場を盛り上げてくれた。
最後は清水翔太の登場。会場は、待っていましたとばかりに大きな歓声で覆われた。「Diggin’ On U」「君が好き」とハートに届く歌を熱演。歌うこと、ステージに立つ事を彼自身が心から楽しんでいるのが伝わる素晴らしいパフォーマンスであった。最後には、こちらもこのライブでしか実現できない曲として、フィーチャリングゲストにKEN THE 390, SHUN &; COMA-CHIを迎え入れて『Family』を特別に初披露した。
ライブ最後には、オーディションの表彰式が行われ、優勝者の大阪出身のシンガー「MAH (マー)」に優勝賞品として、なんと「SUBARU OUTBACK」の新車が贈呈され、ゴールデンキーが授与され幕を閉じた。
今後も、こんな豪華なラインナップのイベントがまた開催されることがいまから楽しみだ。