「MONDO ROCCIA ’09-’10」と題した全国ツアー中のザ・クロマニヨンズが初のライブ映像作品を発売!
約5ヵ月間に渡り全国を駆け巡っているザ・クロマニヨンズが、ツアー35本目となるライブを2月5日(火)東京・渋谷C.C.Lemonホールにて行った。
2009年10月に4thアルバム「MONDO ROCCIA」をリリースし、11月11日のSHIBUYA-AXを皮切りに、全国ツアー「MONDO ROCCIA’09-‘10」を開始。
数ヶ月間に渡り全国でザ・クロマニヨンズ旋風を巻き起こし、東京に戻って来るのは初日以来3か月振りのことだ。
一瞬でソールドアウトとなったこの日のチケットを、運良く手に入れることができたファンの熱気で、会場内は開演前から気温が急上昇。
いつも通り、ほぼ定刻通りに開始されたロックンロール祭りの始まりは、重厚なドラミングが心地良い「ジャングル・ジャミン」で幕が開かれた。
ヒロトから「ニューアルバムからどんどんやるよー!!」とのMC通り、最新アルバム「MONDO ROCCIA」からの楽曲が次々に演奏される。
すでに何年もライブで演奏してきたかのような会場の一体感。
ギターのリフが印象的な「ジョニークール」では、“ゴー! ジョニー ゴー!”と大合唱し、続いてギターイントロが鳴っただけで会場が沸きに沸いた「突然バーン」でも止めどい大合唱。ヒロトの歌よりも、会場の声の方が大きいのではないか?という程の盛り上がりを見せた。
前日にあたる1日に2年振りの積雪に見舞われた東京の寒さを振り払う、怒涛の25曲約90分間の熱いステージを一気に走り抜けた。
さらに、この日ザ・クロマニヨンズにとって初のライブ映像作品を発売することが発表された!!
年をまたいで3月21日の沖縄ナムラホールまで続く、計49本にも及ぶツアー初日となるSHIBUYA-AXの模様を記録した映像が本作品となる。
しかも当日演奏された全楽曲に加え、MCまでもが収録されるという嬉しい内容。
通常ライブ映像作品は、ツアーが進むにつれ演奏・演出等が固まってくる後半戦の模様を収めるのが通例となっている。
しかしこの作品は全国ツアー初日の模様を収録、しかも終了と同時に発表する。このようなリリース形態は今までの常識を覆す画期的な出来事だ。
鬼気迫るライブパフォーマンス、それでいて楽しげなステージは必見の価値がある。
ライブバンドとして定評のあるザ・クロマニヨンズだからこそ成し得た、強烈なインパクトを与える作品となっている。
ヒット曲「タリホー」「エイトビート」など全シングルを収録。最新アルバム「MONDO ROCCIA」からも全て演奏するという、現在のザ・クロマニヨンズが詰まった、まさにベスト的選曲で構成されている。
初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売されれ、DVDのみの通常盤に対して、初回盤はDVD (デジパック仕様)、リストバンド、ツアースタッフパスが同封される豪華パッケージ。ライブ必須アイテムのリストバンドは、彼らのツアーグッズでも手に入れることのできないアイテムなので、何としてでも入手したいところだ。
まだまだ続くツアーで一足お先に生のライブを体験し、改めてDVDで「MONDO ROCCIA TOUR」を堪能するという楽しみ方も今ならまだ可能だ!!
<関連情報>
・MONDO ROCCIA(初回生産限定盤)(DVD付) – CD
・MONDO ROCCIA – CD
・MONDO ROCCIA’09.11.11 [DVD] – CD