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進化を続ける凛として時雨、2010年ツアー”I was music”いよいよスタート!

音楽

前ツアー“Tornado Z”の最終公演にて、次のツアーと共に、ファイナルを2010年4月17日(土)さいたまスーパーアリーナで開催することを発表して2ヶ月弱。ついに凛として時雨 TOUR 2010“I was music”がスタートした。その初日を飾ったのは、大阪・なんばHatch。2階席まで満員の観客で埋め尽くされ、開演前からすでに熱気が充満していた。客電が落ち、いつものSEが流れた瞬間、場内は歓喜の渦に包まれた。そんなフロアの熱狂ぶりを横目に、颯爽と姿を現したTK(Vo&G)、345(B&Vo)、ピエール中野(Dr)。3人の登場でさらに凛として時雨特有のピリッと緊迫した空気が場内を支配する中、感触を確かめるようにTKがギターを掻き鳴らすと大きな歓声が上がった。そして1曲目が演奏されると、早くもオーディエンスのボルテージは最高潮。縦横無尽にモッシュし、攻撃的なサビで一気に爆発した! 1曲の中で「轟音」と「静寂」という美しいまでのコントラストを描いた楽曲が次々と演奏される中、まず驚いたのは、各楽曲に対するオーディエンスの浸透度が半端ないこと。閃光のような輝きを放つアルペジオの旋律に、ディレイを効かせた鋭利なギターリフに、TKと345のせめぎ合うようなツインボーカルに、破壊力を持ったドラミングに……その都度、地の底から沸き上がるような歓声が起こる。楽曲自体に対してはもちろんのこと、それを形成するフレーズ、サウンド、歌声……どれをとっても狂騒してしまう覚醒的威力を秘めた凛として時雨の音世界をまざまざと観せつけられた。



“新曲をやります”とTK。前ツアー“Tornado Z”で初披露された「replica」に続き、きっと今ツアーを象徴する曲であろう新曲も披露された。凛として時雨の楽曲は、そのプログレッシヴな曲展開から、初めて聴いたときの衝撃度はありつつも、一度聴いただけで理解するのは難しい。しかし、すでにオーディエンスのDNAに刻まれた凛として時雨の音世界に、自然に受け入れられている様子だった。そして、TKの“キラーチューンを…”との言葉通り、今やライブには欠かせない殺傷能力抜群のナンバーが続けざまに演奏された。

“ここでメンバーを紹介したいと思います。ドラムスのピエール中野さんです”と紹介されると、超絶ドラムソロを乱れ打ち! オーディンスは怒号のような叫びを上げ興奮に沸いた。“よぉ!お前ら、調子どう?”と恒例のピエール中野のMCへ。ダチョウ倶楽部の団体芸から、ホットペッパーのCMソングを捩った下ネタまで、暴走気味の爆笑トークを繰り広げる。最後は、“今年はこのXジャンプでみんなでいい年にしようぜ!”とお決まりの“Xジャンプ”でフロアを揺らした。演奏中、言葉やパフォーマンスで観客を煽ることを一切しない彼らだが、このピエール中野の“ヴァイブスのコール&レスポンス”がオーディエンスとの異様なまでの一体感を作り、後半戦への起爆剤のような重要な役割となっているのだ。“よっしゃ、また激しい曲いくから。全力でついて来れるか! 本気で来いよ!”と煽り、凛として時雨史上、最も破壊力を持った高速メタルナンバーが連射された。いつもならここでライブが終了となるところが……意表をついた展開に! それは……ライブに足を運んだ人のみのお楽しみとして、その新たな展開やパフォーマンスで最後まで観る者の感情を揺さぶった。そしてラストは、ドラマチックな曲展開と、今にも壊れそうな儚い歌声が心打つナンバーを演奏。照明の演出と相まって、その圧倒的な音世界に気づけば誰もが放心状態となっていた。メンバーが去り残響音が渦巻く中、我にかえったように3人を称える大きな拍手と歓声が贈られた。
初日にして“これぞ、凛として時雨の真髄!”とも言えるステージを繰り広げた3人。ツアーファイナルへの期待はさらに高まった。これまでのワンマン最大キャパはZepp Tokyoという、前代未聞の展開で行われるさいたまスーパーアリーナ。日本のロック史に新たな1ページを刻むであろう歴史的瞬間に、立ち会わない手はない。

<関連情報>
時雨TOUR公演確認書(Excel)
4-17さいたま公演詳細(Excel)

<関連リンク>
「凛として時雨 TOUR 2010 I was music” special site」
「凛として時雨」 オフィシャルサイト

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