東日本大震災により故郷を離れ、避難生活を続けるシンガーソングライター・牛来美佳(ごらいみか)。2015年に故郷・浪江町への想いを綴り「いつかまた浪江の空を」を音楽家・山本加津彦氏と共に制作しYouTube上にて発表。(コーラスは浪江出身の小学生21人とともに彼らが通う二本松市の仮校舎にて2015年に収録された)彼女自身が被災者の一人として『いつか、もう一度故郷を取り戻せるように』という苦しみの中にも前向きな願い・祈りが込められた胸を揺さぶる楽曲。震災から11年目を迎える2022年3月11日に配信での発売が決定した。
作曲家として、東方神起、西野カナ、JUJU、AKB48などを手掛ける山本加津彦氏は、「普段作る音楽にはファンタジーの要素も必要かもしれないが、今この現実に直面する人達に、ちゃんと届き、寄り添い、そして彼らが自分たちの言葉として歌える曲を残したい。」と語っている(当初、子供たちの録音は、当初のサビの追いかけ部分のみの予定だったが、レコーディング当日には全部覚えて歌える状態になっていたという)。
故郷を失くした喪失感、大切な人や思い出を奪われた絶望感は、経験者のみが知る苦しみで、いまだに多くの方々が精神失調等の悩みを抱えながら避難先などで暮らしていると言われている。この曲は、彼女自身が被災者の一人として、いつかきっと皆んなで故郷を取り戻せるように、という苦しみの中にも前向きな願い、祈りが込められた楽曲で、徐々にではあるが着実に広がっており、2016年いわき市ハルモニアオルケストラ&湯本高校合唱部の定期公演、2017年岡山私立西大寺中学・高校吹奏楽部定期公演、等々で演奏・歌唱され全国的に広がりつつある。また、ももいろクローバーZの佐々木彩夏が総合プロデュースを手掛ける浪江町とのコラボ活動をメインに据えたアイドルユニット「浪江女子発組合」の1stアルバムでもカバーされるなど(ALBUM「花咲む」2022.2.23発売)、震災を風化させないという意味でも今後、より注目を集める楽曲といえる。
<牛来美佳 (ごらいみか) コメント>
「震災から11年、楽曲の発表から7年、時を経てこの機会に巡り会えたこと、とても感深く今まで支えて頂いた皆さんには感謝しかありません。全国で離ればなれになっている方達に寄り添り、またいつか一緒に笑顔で逢える日が来ることを願っています。」
【楽曲情報】
1.「いつかまた浪江の空を」
作詩:牛来美佳・山本加津彦/作曲・編曲:山本加津彦
2.「いつかまた浪江の空を」(オリジナルカラオケ)
Chorus:浪江・津島小学校に残った21人の子供たち
(2015年、仮校舎の教室にて収録)
3.「いつかまた浪江の空を」(インストゥルメンタル)
(NOPA-3129)
◆linkfire◆
https://king-records.lnk.to/namienosora_gorai
◆アーティスト紹介ページ◆
https://www.kingrecords.co.jp/gorai/
【牛来美佳 (ごらいみか) SNS】
Twitter:https://twitter.com/mica_goRai
Instagram:https://www.instagram.com/mica_gorai
【山本加津彦 (やまもとかつひこ)】
HP https://smpj.jp/songwriters/katsuhikoyamamoto/