現ジャズ・シーン最高のカリスマ、ウェイン・ショーターが超弩級のニュー・アルバムを発表

2018年7月26日

80代半ばを迎えた現在も、そのあふれ出る独自の創造性でジャズ・シーンに多大なインスピレーションを与え続けるリヴィング・レジェンドのサックス奏者、ウェイン・ショーターがニュー・アルバム『エマノン』をリリースすることが明らかになった。

グラミー受賞のブルーノート復帰作『ウィズアウト・ネット』以来、実に5年半ぶりとなる新作は、なんとCD３枚組とグラフィックノベルがセットになった豪華作品。CDには、2001年の結成以来不動のメンバーで活動を続けているダニーロ・ペレス(p)～ジョン・パティトゥッチ(b)～ブライアン・ブレイド(ds)とのカルテットと34名のオルフェウス室内管弦楽団とのコラボレーション・トラック、そして同カルテットでのロンドンでのコンサート音源を収録。収録曲はすべてウェインのオリジナル曲で構成されている。

少年時代から漫画を好んで描いていたというウェイン自身の原作(モニカ・スライとの共作)、ランディ・ダバークのイラストによるグラフィックノベルを収録したスペシャルパッケージ。音楽的にも視覚的にもウェイン・ワールドがぎっしり詰まったファン必携の作品となっている。

輸入盤は、スタンダード･ヴァージョン(3CD＋グラフィックノベル)、デラックス･ヴァージョン(180g重量盤LP3枚組＋3CD＋グラフィックノベル)の2ヴァージョンで8月24日発売予定。国内盤は、スタンダード･ヴァージョンの輸入アートワークに国内プレスのSHM-CD 3枚をセットしたものが9月5日に発売予定となっている。いずれも完全限定生産商品とのことである。