reGretGirl 「Shunari」 Music Video
平部雅洋(Vo/Gt)、十九川宗裕(Ba)、前田将司(Dr)から成り、大阪を拠点に活動する次世代センチメンタルギターロックバンド“reGretGirl”(リグレットガール)。切なく女々しい歌詞とキャッチ―なメロディーを特徴とする彼らは、昨年12月に初の全国流通盤『my』をリリース。収録曲「ホワイトアウト」のミュージックビデオは460万回再生を突破。さらに10代女子のカリスマ、藤田ニコルがInstagramのストーリーでも歌詞を紹介した事から、若者を中心に人気拡大中という注目の存在だ。そんな彼らが前作『my』から10ヶ月ぶりとなる待望の2ndミニアルバム『take』をリリースする。ということで、誰もが経験するような恋のワンシーンや心情を巧みに描写した歌詞と切ないメロディが胸に迫る今作について、その制作経緯から収録曲に込められた想い、そして開催中の“take out”tourまで、メール・インタビューで話を聞いた。
──2ndミニアルバム『take』は、前作『my』から約10ヶ月ぶりのリリースとなります。いつ頃から制作をスタートされたのでしょうか?また、制作にあたってこだわったのは、どのようなところでしょうか?
平部雅洋(Vo & Gt/以下、平部):『my』のリリースツアーが終わってからすぐに『take』の製作に取り掛かりました。
前回の作品は「reGretGirlとはどんなバンドか」と言うのを意識したのですが、今回はそれを聞いてくれる人たちにさらに定着させるべく前回に増して「reGretGirlとは」「reGretGirlらしい」を意識しました。
なので“失恋”をテーマに歌う事は変えず、『my2』ぐらいの気持ちで制作をしました。
──アルバムタイトルについて、平部さんは「僕の大切に取って置いていたい日々が、このCDを聞いてくれる人たちの“とっておき”になればいいなと思い、このタイトルをつけました」とコメントされています。その想いから、何故『take』という言葉を選ばれたのでしょうか?
平部:『my』に続き簡単な英単語一文字にアルバムタイトルを付けたかったので“取る”という意味のtakeにしました。
みんなに簡単に手に取ってもらえるぐらい身近な作品になればいいなとも思っています。
──展開に工夫を凝らしたアレンジと、そのバンドサウンドにも惹き込まれますが、今作のレコーディングはいかがでしたか?
十九川宗裕(Ba/以下、十九川):ベースの音作りに関しては前作『my』から機材を一新している事もあり、かなり好みの音が出せました。
Shunariのベースは特に気に入っています。
イントロ(アウトロ)のフレーズはデモの段階では乗っていたリードギターを避けたフレージングでしたが、気づいたらリードギターは乗ってませんでした(笑)。
でも最終的に今の形が気に入ってます、さすが平部。
他の曲にも言えますが、3ピースというシンプルな構成の中で出過ぎず良い仕事をするベースを弾いていたいです。
──また、ジャケットのイラストも印象的です。平部さんの小学生時代からの友人、S太。さんが描かれているそうですが、どのように決まったのでしょうか?
平部:S太。はもうずっとreGretGirlに関わってくれてて、まだCDを自主制作していた頃からジャケットのイラストを描いてくれています。既存のイラストではなく毎回S太。に新しく描いてもらっています。音源を聴いてから描いてくれる時もあるので細かい指示はあまりこちらからは出さず、S太。が感じた印象が毎回イラストになります。
──それでは収録曲についてお聞きします。幕開けを飾る「Shunari」は歌い出しのフレーズからグッと心を掴まれます。YouTubeで公開中のミュージックビデオにも歌詞に共感する数多くのコメントが寄せられていますが、楽曲制作は、いつ頃、どのように進められたのでしょうか?
平部:この曲は前作のアルバムがリリースされてから製作に取り掛かりました「reGretGirlらしさ」をしっかり出したいなと思ってこのような歌詞になっています。サビのメロディーは5年前ぐらいに実は作っていたものでずっと温めていました。
──CDリリースに先駆けて、「Shunari」のミュージックビデオが公開されていますが、撮影はいかがでしたか?
十九川:撮影中はとにかく暑かったです(笑)。
服装が秋っぽい感じありますが、撮影は8月中旬なんですよね、特に僕暑そう‥‥暑いのは苦手です‥‥。
出演していただいた松木育未さんも超良いですね。
結局僕は一度もお会いする事ないままです‥‥残念。
1サビの花火のシーンが好きです(その部分のベースとぴったり!と思っている)。
──また、「(L)ONLY」は勘違いの恋を描いていますが、主人公が語る夫婦像は平部さんの理想でしょうか?
平部:この歌詞は僕の理想です(笑)。
少し誇張はしていますが、全然男らしくない所が僕らしくていいなと思っています。
この曲ができた時になかなかタイトルが決まらなくて十九川に相談したらlonely(寂しい)とonly(唯一)を掛けて「(L)ONLY 」(ロンリー)というのを思いついてくれたのでこれに決めました。
──4曲目の「イズミフチュウ」は別れのワンシーンの切り取り方が見事で、「誰もいない助手席に手を乗せたら/まだ温かくて心が冷えた」という描写も印象的です。歌詞に書かれていない「イズミフチュウ」というタイトルには、どのような想いがありますでしょうか?
平部:僕の地元を題材にした曲を作りたいなとずっと思っていて、よく元カノとは僕ん家で遊んでたので最寄駅をタイトルにしました。電車に乗っていつもうちまで来てくれてて、最後僕の部屋に荷物を取りに来た日もその電車に乗っていってしまったのでこの曲ができました。
──続く「よわむし」は、恋人に裏切られた女性の心情を歌っています。どのような想いから女性目線で作詞をされたのでしょうか?
平部:この曲は流通盤を出す前、自主盤に入っていた曲を再録しました。今回このアルバムにこの曲はを入れたのは「僕は自分のことしか歌詞にできない訳じゃないんだぞ」というアピールをするために入れました(笑)。
女性目線の歌詞を書きたくて友だちの話しを元に作りました。
──ラストナンバーのタイトルとなっている「黒鳥山公園」は、大阪府和泉市を代表する公園で桜の名所だそうです。どのようなキッカケから曲作りをされたのでしょうか?
平部:黒鳥山公園も僕の馴染みの深い場所でうちの近所にある公園です。よく一緒にこの公園に行ったので曲にしたいと思いました。歌詞は出来るだけ情景が浮かぶような歌詞なっていて実際にこの黒鳥山公園でこの曲を聞いてみると面白いかもしれないです。
──そして、今作を引っ提げ、「『take』Release 2MAN “take out”tour」の開催が決定しています。今回のツアーに向けての抱負をお聞かせいただけますでしょうか?
平部:reGretGirlは歌詞をよく取り上げてもらえるんですけど、ライブになればそこにさらに僕の感情が乗るのでより一層切なく聞いてもらえると思います。なので是非それを体感しにライブに来てもらえると嬉しいです。
十九川:バッチリ良いライブをしにいきます!
ライブ当日もめちゃくちゃ楽しみですし、このツアーがバンドにどんな成長をさせてくれるかも凄く楽しみなんです。
どの日も特別な夜になる事間違いないですね‥‥!
やったるで。
■うたまっぷレビュー「reGretGirl」インタビューはコチラでもお楽しみいただけます
1. Shunari
2. replay
3. (L)ONLY
4. イズミフチュウ
5. よわむし
6. ピアス
7. 黒鳥山公園
※曲名クリックで歌詞を表示
■reGretGirlの歌詞一覧はコチラ
【CD発売情報】
[オフィシャルサイト]http://regretgirl.com/
[レーベルサイト]https://nobigdealrecords.jp/
[オフィシャルTwitter]https://twitter.com/rgg_official
平部雅洋(Vo/Gt):https://twitter.com/mizkan_ajipon
十九川宗裕(Ba):https://twitter.com/heart_bbb
[オフィシャルInstagram]
十九川宗裕(Ba):https://instagram.com/heart_bbb/
『take』Release “take out”tour
10月8日(月) 【香川】高松TOONICE
11月3日(土) 【福岡】福岡UTERO
11月11日(土) 【宮城】仙台enn 2nd
11月18日(日) 【東京】TSUTAYA O-Crest
11月25日(日) 【愛知】名古屋UPSET
12月2日(日) 【大阪】大阪Pangea
※各公演の詳細、最新のライブ情報はオフィシャルサイトをチェック!
http://regretgirl.com/
大阪を拠点に活動し、切なく、女々しい歌詞と、キャッチ―なメロディーが特徴の次世代センチメンタルギターロックバンド。メンバーは平部雅洋(Vo/Gt)、十九川宗裕(Ba)、前田将司(Dr)の3人から成る。バンド名は、平部雅洋が昔の彼女にフラれて「いつか有名になってフッたことを後悔させてやる」と思い、後悔のregretと女の子のgirlで(後悔する女の子)という意味で命名。誰もが一度は経験したことがあるであろう等身大の歌詞は同世代だけでなく、幅広い層にも届く、切なさとポップさを持っている。
初の全国流通盤『my』を2017年12月にリリース。「ホワイトアウト」のMVが460万回再生を突破。
また、アプリのTik Tokでも楽曲が多数使用され、10代女子のカリスマ、藤田ニコルがInstagramのストーリーでも歌詞を紹介し、若者を中心に爆発的に浸透している。
更に、フェスや大型イベントへの出演も決まってきており、ネクストブレイクアーティスト筆頭に挙げられている。