U字工事 うたまっぷオリジナル ビデオ・メッセージ
U字工事『ビギン・ザ・ギンザ』MV(ショートver)
栃木訛りと「ごめんねごめんね~」でお馴染みの人気漫才コンビ・U字工事が歌手デビューを果たす。ということで、リリースに寄せてビデオ・メッセージが到着!デビューシングル「ビギン・ザ・ギンザ」は、あの高田文夫氏が作詞、「およげ!たいやきくん」の生みの親である佐瀬寿一氏が作曲を手掛けた本格派ムード歌謡曲だ。
そもそもの始まりは、ニッポン放送の人気ラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』。1988年4月スタートの同番組で放送30周年を祝う方法を募集したところ、リスナーから「歌を作ってほしい」という数多くのリクエストがあり、高田氏がその要望に応えるカタチで「ビギン・ザ・ギンザ」は誕生した。
笑芸界の重鎮として知られる高田氏だが、自身の体験を綴った著書『誰も書けなかった「笑芸論」 森繁久彌からビートたけしまで』(講談社/講談社文庫刊)によると、昭和46年に元・日劇の演出家で放送作家の塚田茂氏に弟子入りし、歌謡曲黄金期の70年代は歴史的歌番組『夜のヒットスタジオ』や、人気歌謡バラエティ『笑アップ歌謡大作戦』『三波伸介の凸凹大学校』などを手掛けていた。
そんな高田氏が今作の制作にあたり、こだわったことが3つある。
まず、楽曲に関して「東京五輪を機に変わっていく東京(銀座)の街並みを歌詞に残したい」、そして「ムード歌謡、あるいはムードコーラス調で迫る大人の歌」であること。劇的な始まりから耳を掴まれ、哀愁漂うメロディに乗せ銀座巡りへと誘われる。名所や通りの名称、今は無きかつての町名を散りばめ銀座を映し出す歌詞は、変わり行く街並みのやがて貴重な記憶となるかもしれない。
もう1つのこだわりが「あっと驚く実力派の新人歌手を起用」。その御眼鏡に適ったのがU字工事の益子卓郎だった。高田氏の元に歌が上手いらしいという噂が届き、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』にU字工事がゲスト出演した時に話を聞いたところ、「芸能人歌うま選手権」準決勝まで勝ち残った実力であることが判明。それで益子がメインヴォーカルをとることに。その渋く甘い歌声を聴けば、今回の起用を納得いただけるだろう。
一方、相方の福田薫は幼少期に習っていたというバイオリンとコーラスを担当。また、カップリング曲では歌声を披露している。
そのカップリング曲「東京右側ドゥワップ小僧」はサクソフォンが心地よく響く軽快なポップスナンバー。東京の右側にある足立区、荒川区、墨田区などにある地名をダジャレで綴った歌詞も秀逸。大ヒット歌謡曲の名フレーズが盛り込まれていたり、アウトロにはロカビリーブームの立役者・平尾昌晃氏、山下敬二郎氏のカバーでも知られるポール・アンカの名曲「ダイアナ」へのオマージュが込められていたり、最後まで楽しい仕掛けの詰まった1曲となっている。
高田文夫氏は6月25日の誕生日に70歳を迎える。U字工事には今作でヒットを飛ばし、高田氏の古希のお祝いに花を添えて貰いたい。
■うたまっぷレビュー「U字工事」はコチラでもお楽しみいただけます
1. ビギン・ザ・ギンザ
2. 東京右側ドゥワップ小僧
3. ビギン・ザ・ギンザ (Instrumental)
4. 東京右側ドゥワップ小僧 (Instrumental)
※曲名クリックで歌詞を表示
■U字工事の歌詞一覧はコチラ
【CD発売情報】
[オフィシャルサイト]http://ammypark.co.jp/uk/
[レーベルサイト]http://www.tkma.co.jp/enka_top/ujikoji.html
[オフィシャルブログ]
益子卓郎:https://ameblo.jp/ujikoujimashiko/
福田薫:https://ameblo.jp/ujikojifukuda/
・高田文夫のラジオビバリー昼ズ公式HP:http://www.1242.com/takada/
・佐瀬寿一公式HP:https://www.sasejuichi.com/
U字工事
2008年『M-1グランプリ』決勝進出。
栃木訛りを軸にした、癒し系ほのぼの漫才。
福田薫
【生年月日】1978年5月12日
【出身地】栃木県
【趣味】競輪、野球、映画鑑賞
【特技】バイオリン、研磨
益子卓郎
【生年月日】1978年6月16日
【出身地】栃木県
【趣味】演歌、野球
【特技】虫採り、水に浮かない