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元“ふぇのたす”のMICOソロプロジェクト!ライブの人気楽曲を収録した待望の2nd E.P.!「Swimming in the Love E.P.」6月7日リリース!!

インタビュー

元“ふぇのたす”のMICOソロプロジェクト!ライブの人気楽曲を収録した待望の2nd E.P.!「Sw

★Music Video★

エレクトロポップユニット“ふぇのたす”解散後の2016年夏、MICOのソロプロジェクトとして始動したSHE IS SUMMER。1st E.P.「LOVELY FRUSTRATION E.P.」はロングセラーを記録し、リード曲「とびきりのおしゃれして別れ話を」のYouTube再生回数が90万回を突破。アーティストと並行してモデルや声優、さらに映画出演とその映画の音楽プロデュースも手掛けるなど幅広く活動し、ファッション、カルチャーのPOPアイコンとしても注目を浴びているアーティストだ。そんな彼女が、ライブで披露しリリースを熱望されてきた楽曲を集めた待望の2nd E.P.「Swimming in the Love E.P.」をリリースする。ということで、SHE IS SUMMERにメール・インタビューで、神泉系バンド“フレンズ”のひろせひろせを始め、個性豊かなアーティストが参加している今作について話を聞いた。リリースに寄せて届けられたビデオ・メッセージと併せてお楽しみください。誰もが経験するような恋のワンシーンや心情を映し出し、登場人物のキャラクターが思い浮かぶ歌詞も要チェック!

──2nd E.P.「Swimming in the Love E.P.」は、いつ頃から制作をスタートされたのでしょうか?また、制作にあたって、こだわったのは、どのようなところですか?
去年の秋ごろから少しずつスタートしました。曲が出来るごとにライブでは披露していました。今回は全て自ら作詞をしました!

──「Swimming in the Love E.P.」という作品タイトルはどのように決められたのですか?
部屋の中で膨大な記憶のなかを掻き分けて“ほんとう”を探していく作業がまるでお部屋の中を泳いでいるみたいだと思い、初めは“Swimming in the room”にしようかしらと思ったのですが、すべてラブソングだったので“Swimming in the Love””と名付けました。愛の記憶の中を泳ぐ、愛の力でまるでなんでもないところで泳げてしまいそう、愛に溺れるのではなく自分の力で泳いでいく、などのイメージがあると思っています。

──聴く前から物語を想像してしまう独特の楽曲タイトルに加え、誰もが経験するような恋のワンシーンや心情を映し出し、登場人物のキャラクターが思い浮かぶ歌詞が印象的です。普段はどのように作詞をされているのでしょうか?また、今作の収録曲で作詞に苦労した楽曲などはありましたか?
普段からこれは忘れたくないということはメモをしていて、作詞をするときはまず曲を聴いてからその曲のイメージに合う自分が書き留めておきたいことを引っ張り出してきて、目を瞑ってメロディーが持ってる感情と照らし合わせていって書いていっています。
今回は、毎日音楽をやっている生活ではなく、音楽は週に4回くらい、あとは日常生活を送りながら書いた歌詞なので、こんなふうに向き合えるのはなかなか無いかもしれないと思い、生活の空気をたっぷり含んだ作品にしたかったので、ひとつの歌詞をかくのに1ヶ月掛かった曲もありました。M4「うしろめたいいい気持ち」は、メモし始めたりした時期から含めると実質半年くらい掛かってるような気もします。
あと、前作の「とびきりのおしゃれして別れ話を」を聴いてくださった知り合いの方何人かから「MICOちゃんは岡崎京子さんが好きなの?」と聞いてもらえることがあり、それをきっかけに岡崎京子さんの漫画を読み始めてかなり影響を受けました。

──神泉系バンド、フレンズのひろせひろせさん、ORESAMAの小島英也さんを始め、個性豊かなアーティストが楽曲提供やアレンジで参加されていますが、レコーディングはいかがでしたか?
ひろせさんはメロディとアレンジを作ってくださっただけでなく、作詞のディレクションにも参加頂いて、プリプロから最後のrecまで全て立ち会ってくださいました。
でも本番recの日も私がまだ大サビの歌詞を迷っていて、ひろせさんが「もう一歩あると思うから考えていいよ」と言ってくれて、recスタジオでみんなを待たせて3時間粘りました(笑)。
recスタジオで歌詞を書くのは、初めての経験でプレッシャーはもちろんあるんですけど、もうそんなこと言ってられないのでそれを押し切って立ち向かっていこうと自分を奮い立たせて見えたものがありました。成長したと思います。

──ちなみに、アーティストとしてデビューする前は、どのような音楽を聴いていたのでしょうか?
小学生の頃はずっと松浦亜弥さんが好きでした。“100回のKISS”という曲が一番好きなのですが、歌いだしの「心まで入らないで 別に隠してるわけじゃないよ」という歌詞が昔から本当に好きです。
あと深田恭子さんの「キミノヒトミニコイシテル」や小倉優子さんの「オンナのコ オトコのコ」もすごく好きで、そのどちらもピチカート・ファイヴの小西さんが作曲されてると知ったのは音楽を始めてからでした。
中学生のころはスキマスイッチさんが好きで、初めてライブに行ったりもしました。音楽に強く興味を持ったのはこの頃だったなと思います。高校生になってからはもう音楽を始めているのですが、Swimmerという雑貨屋さんがあり、そこで当時流れていた音楽がとても好きで似ている音楽を探していくうちに相対性理論さんに出会い、『らんま1/2』のサウンドトラックやフレネシさん、フランスギャルさんなど幅広く、とにかくガーリーでキュートな音楽をたくさん聴いていました。

──それでは、収録曲についてお聞きします。オープニングを飾る「出会ってから付き合うまでのあの感じ」は、ヤマモトショウさんとの元ふぇのたすコンビで作詞をされたラブソングですが、お二人でどのように作詞を進められたのでしょうか?
まず、私がなんとなくこういうことを書きたいという歌詞をワンコーラス分書いて、それを、よりキャッチーな言葉に代えたり、音を気持ちよくはめていく作業をショウさんがしてくれました。
私が初めに書いた歌詞は、付き合った初めに会い過ぎてしまうと魔法が速く解けてしまいそうで心配だから、会える日でも会わなかったり、一生分のふたりが会える回数券みたいなものをゆっくり使っていこうよ!といった内容の歌詞だったのですが、歌にすると少しわかり辛い部分もあり、ショウさんがキャッチーな言葉に変換していってくれて、それに合わせて内容も少しずつ変化していきました。結果、ふたりで恋愛トークをするときに良く話していた内容になりました。
1Bの「一生分のキスの回数すぐに超えちゃうよ」は最初に私が書いたものが採用されていて、2Bの「一回だけのキスのためにすぐに会いに来た」はそれを受けてショウさんが書いてくれたのですが、さすがの返しに嬉し悔しくなりました。

──2曲目の「あれからの話だけど」は、別れた彼氏と(偶然?)会った時の複雑な女心を描いた歌詞が印象的なポップチューンです。神泉系バンド、フレンズのひろせひろせさんが作曲を手掛け、MICOさんが作詞をされていますが、楽曲制作はどのように進められたのでしょうか?
制作方法に関しては前の質問でかなりお話してしまったので、ストーリーについてなのですが。
偶然会ったその時の心情というよりはもっと長い期間のことを歌っています。
別れの後の寂しいだけではなく、前向きな自分がいたり、その中でもいろいろなことを思い出したりと、複雑な気持ちが入り乱れる様を書いています。人の心が大きく揺れ動くのって綺麗だなぁと思って書きました。
ひろせさんのメロディがすごくキャッチーでメロディーだけで踊りだしそうなほど力強かったので、そんなメロディーに背中を押してもらいやすいような、フィットする言葉を選べるようにということを一番意識しました。
あと余談ですが、明るい曲調にはどうしてか切ない歌詞をのせたくなっちゃうんですよね、わたし。

──「あれからの話だけど」はミュージックビデオを制作されていますが、どのような作品に仕上がりましたか?また、撮影はいかがでしたか?
今回は小学館のカルチャーマガジン“Maybe!”とCASIOの“BABY-G”とトリプルコラボで制作をして、監督は前作の「とびきりのおしゃれして別れ話を」に引き続き藤代監督に撮って頂きました。初めてのコラボMVなので、普段自分ではやらないかも・・・と思うことでもはみ出してやってみようと思って作りました。BABY-Gのブランドコンセプトと楽曲のもつ、“女の子らしくいたいけれどタフでありたい”という気持ちがしっかりリンクしているコラボでした。
今回は純粋にファッションが見所だと思います。小さい頃から大好きな映画『キューティー・ブロンド』のように100パーセント爽快にガーリーパワーを詰め込めた作品になりました。

──3曲目の「彼女になったの」は、彼氏のワンルームで過ごす女の子の描写や意味深な表現にドキドキしてしまいます(笑)。歌詞はどんなところから発想されたのでしょうか?
意味深ですか・・・!?(笑)
私、楽しかった思い出とかもすぐ忘れちゃうんですけど、それが本当は嫌で・・・だから写真を撮ることにしてるんですけど。
でも写真でも思い出せない気持ちを曲なら思い出せることが多くて。
これは好きな人と付き合えた次の日の歌なのですが、付き合った日やその翌日って人生でそんなに多くは訪れない、ものすごく大切な瞬間だと思うんです。あとワンルームというものにも独特の魅力があると思っていて・・・私はあんまり好きではないのですが(笑)だからこそ青春の匂いがするというか・・・ひとりひとりが小さな空間の中いっぱいにその人の個性を広げていて、友達の家とかでも入るともう一歩その人のことを知れたようななんともいえない気持ちになるんですよね。その感情って、いいなぁと思いまして。書きました。
ちなみに、2Aの「抱き合うだけニュータイプの香水」という歌詞は、友達がツイッターに 「ニュー香水ゲット!スティックタイプだよ」と書いてあるのを最初 「ニュータイプの香水ゲット!」に空目して、「ニュータイプの香水ってなんだ!?」って想像したところから出来ました(笑)。匂いフェチなんです。抱きしめ合っただけで好きな人の匂いがついたらいいなーって。

──また、4曲目の「うしろめたいいい気持ち」は、SHE IS SUMMER版80年代アイドル歌謡のような、華やかで可愛らしいナンバーです。注目のAORバンド、evening cinemaの原田夏樹さんの作曲、ノーナリーブスの奥田健介のアレンジですが、お二人とご一緒されていかがでしたか?
原田くんはひょんなことがキッカケで曲を書いてもらうことになったのですが、もともとバンド時代から私のことを知ってくれていて1リスナーとして聴いてくれていたようで、意欲的に楽曲提供してくださってすごく嬉しかったです。
デモの段階でついている歌詞もすごく良くってそのままにしたいほどだったんですけど、そのままだとなんだか原田君が歌わなくっちゃ意味がなくて・・・。それで自分で作詞をしました。
曲が出来上がっていく中でアレンジは誰がいいだろうと話し合って、奥田さんの名前が挙がったので頼ませていただきました。
奥田さんは紳士的でとてもカッコいい方でした。ギターをrecするときに私のわがままにいっぱい答えてくれました(笑)。
歌い方については、もともとキーが他の楽曲より低くて、いつもは私ミックスボイスで歌っているらしいのですが、この曲は地声で歌ってる部分がほとんどになっています。曲調は可愛い雰囲気なのですが、歌詞はそこを少し裏切る感じになっているので、この歌い方マッチするなぁと思いキーを上げずに収録しました。自分の声は歌い方ですごく雰囲気が変わるので、面白いです。よく聴くとたぶん、全部歌い方と声が違います。毎回変えようというルールが自分の中にあるんです。
自分のボーカルの可能性をどんどん広げられたらいいなぁって思っています。

──ラストナンバーの「君のせい Swimming ver.」は、前作「LOVELY FRUSTRATION E.P.」に収録されていた楽曲のリアレンジ・バージョンですが、リアレンジ収録されたキッカケをお聞かせいただけますか?
海くんとLINE LIVEをしたときに番組内でセッションしたのですが、そのバージョンがすごく良くて、それを収録したいと相談したことから始まりました。
作っていく途中で結果そのバージョンとはまた別のものになっていったのですが、すごくお気に入りです。
Swimming ver.と名付けたのですが、プールや海にいく道中に聴くのにぴったりだと思います。
夏の夕暮れの風を浴びながら聴いても気持ちよさそうです。

──そして、7月1日には、東京・Shibuya WWWにてワンマンライブ “Swimming in the Live”の開催が決定しています。今回のワンマンライブに向けての抱負をお聞かせいただけますでしょうか?
SISにとってはじめてのワンマンライブ。SISで表現したいことはこの1年ですごくハッキリしてきました。
日常に溶け込む誰しもの生活に必ずあるエンターテイメントをもっと追求したいと思っています。
このワンマンライブはその第一歩に出来るように会場を私が思い描くドキドキで敷き詰められるように最後の最後まで粘って作っていこうと思っています!

元“ふぇのたす”のMICOソロプロジェクト!ライブの人気楽曲を収録した待望の2nd E.P.!「Sw

Swimming in the Love E.P.



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LIVE

「Swimming in the Love E.P.」RELEASE EVENT
6月07(水) 【東京】HMV渋谷店 19:00 START
6月10(土) 【東京】タワーレコード新宿店 15:00 START
6月22(木) 【大阪】タワーレコードNu茶屋町 19:00 START
6月23(金) 【愛知】タワーレコード名古屋パルコ店 19:00 START
6月24(土) 【神奈川】タワーレコード横浜店 18:00 START
7月08(土) 【東京】タワーレコード渋谷店 18:00 START

SHE IS SUMMER ワンマンライブ “Swimming in the Live”
7月1日(土) 【東京】Shibuya WWW
OPEN 17:00 / START 17:30
ADV 3,240 yen / DOOR 3,740 yen (+1D)
Opening Act : MINT mate box

※各公演の詳細、最新のLIVE情報はOfficial HPをご確認下さい。
http://she-is-summer.com/

プロフィール

エレクトロポップユニット“ふぇのたす”のボーカル“みこ”としてメジャーデビュー。
2015年9月に解散、2016年4月より“MICO”のソロプロジェクト“SHE IS SUMMER”として始動。
同年8月1st E.P「LOVELY FRUSTRATION E.P.」をリリース。個性豊かな作家陣には、高橋海 (LUCKY TAPES)、角舘健悟 (Yogee New Waves)等の同世代アーティストが参加。i-Tunes エレクトロチャートて1位を獲得、リード曲「とびきりのおしゃれして別れ話を」は、YouTubeの再生回数が90万回を突破するなど注目を集める。
アーティストと並行して、モデルや声優、さらに“MOOSIC LAB”2016年招待作品“越智ゆらの”主演映画「あのこの話をすこしだけ」では出演、音楽プロデュースなど幅広い活動を行う、ファッション、カルチャーのPOPアイコンして今注目のアーティスト。
6月7日には、“待望の新作E.P.「Swimming in the Love E.P. 」をリリース、このリリースを記念した1stワンマンライブが7月1日渋谷WWWで開催される。

-インタビュー

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