前作「Hello To The World」に続く多保孝一とのタッグで、今回は家入が作詞、多保が作曲を担当。爽やかで聴き心地良いメロディー、前向きな希望に満ちた歌詞が耳に残る、世代を問わず口ずさめるようなポップチューンに仕上がっている。さらに、ライブで盛り上がり必至の壮大なコーラスワークも聴きどころだ。
そこで、「僕たちの未来」のリリースに寄せて、メール・インタビューをお届けします。恒例となった動画コメントと併せてお楽しみください。
早くも9月からスタートする5th LIVE Tour 2016の開催を発表し、家入レオの今後の動向から、ますます目が離せなくなりそうだ。
──2月のシングル「Hello To The World」では多保孝一さんとタッグを組み、そのリリース前には東名阪ツアー「家入レオ LIVE at Zepp 2016 ~two colours~」を開催するなど、2016年は新たなチャレンジが続いているような印象を受けます。そして、今回のニューシングル「僕たちの未来」では、まず、これまでの作品にはないジャケット写真の衣装に驚きました。ジャケットのイメージ、衣装は、どのように決められたのでしょうか?
デビューした17才の時は、キャピキャピした若い女の子、みたいに捉えられたくないなって想いが強くて。
私は音楽を届けたいんだ、って気持ちがパッと見の印象でも伝わるといいな、と思って、これまで必要以上に自分を飾ることをしてこなかったんですね。
だけど、今年デビュー5年目に入って、自分というものがしっかりあれば、どんな服装をしようが、髪型をしようが、大丈夫なんだな、って思って。
そういう気持ちの変化がジャケットにも出るといいなと思って、今回はあえてワンピースをセレクトしました。
──「僕たちの未来」は、福士蒼汰さん、土屋太鳳さん出演の土曜ドラマ『お迎えデス。』の主題歌として絶賛オンエア中です。「Hello To The World」に続き、多保孝一さんのプロデュースで、今回は家入さんが作詞、多保さんが作曲を手掛けていますが、楽曲制作は、いつ頃、どのように進められたのですか? 歌詞のテーマ、ストーリーの発想や、作詞・作曲にあたって意識したこと、こだわったことなども、お聞かせいただけますか?
ドラマの主題歌のお話を頂いて書き下ろしました。
打ち合わせから入れると、昨年末くらいから制作していましたね。
はじめて、プロデューサーの方とお会いした時に、「命」がテーマになっているドラマなので、希望を感じるような曲にして欲しいと言われて。
そこからは自分と向き合う日々でした。
“自分にとって未来とは?”“大切に大事にしているものは?”って自問自答する中で、“私にとっての希望は?”と問いかけたら、「応援してくれている人たち」って答えが頭に浮かんで。
その出来事に素直に感動したんです。
今まで孤独を歌う事が多かった私が、自然にそういう答えを導き出せた事に。
一人称が「僕」から、「僕たち」に変わっているのがその象徴だと思います。
なので、多保さんに「こういうリクエストがあって、こういうことを歌いたいので、メロディーもこうしてほしい」ってお伝えして。
上がってきたメロを聴いた時点で、新しい自分への一歩を踏み出せる曲になるな、って確信が持てました。
──「僕たちの未来」は、耳馴染みの良い爽やかなメロディーと、優しく暖かい始まりから伸びやかなサビの歌声、さらにライブで盛り上がりそうな雄叫びのようなコーラスが印象的ですが、レコーディングは、いかがでしたか?
レコーディングも今までと違う雰囲気で進めていきましたね。
これまでの曲は、ブースを真っ暗にして、歌詞の世界観に入り込んで、入り込んで、ってやっていたんですが、「僕たちの未来」のレコーディングの際もその状況を作って、1、2回歌ったんです。
でも折角、歌詞で一歩踏み出せたのに勿体無いかも…。よし!もう0からのスタートでもいい!って思い切って、ブースを明るくして、衝立もどけてもらって。
そしたら、歌の表情が劇的に明るくなって。“スイッチひとつでもこんなに変わるんだ”って、改めて音の繊細さを感じました。
アレンジですが、最近、よく聴いているダンスミュージックの要素を取り入れました。
サカナクションさんのLIVEに行かせて頂いた時に音の作り込み方がかっこよくて。
今回制作するにあたって、サカナクションの現場でエンジニアをしていらっしゃる方にも参加して頂いたり、シンセのパートにランゲージというバンドの方にも参加して頂いたり。いろんな方のエッセンスで曲が大きくなった感じがありますね。
あと、私もプロフェット5(シンセサイザー)を弾きました!弾くというのもおこがましい程度ですが、やっぱり音作りは楽しいなと思いました。
──初回限定盤のDVDに収録されている、「僕たちの未来」のミュージックビデオは、どのような作品に仕上がりましたか?
「未来」の象徴である子どもたちと、旅を通して色んなことを学んでいく、ドキュメント的な作品にしました。
子役さんではなく、監督のご友人のお子さんだったので、本当にみんな自然体で。
だるまさんが転んだをしたり、一緒にお菓子食べたり、私もつられて笑顔になって、素の表情の私が見えると思います。
日の出を狙って朝というか深夜1時30分に起きて、4時30分からカメラを回したのですが、本当にリップシンクが出来なくなるくらいに寒くて。カメラを意識する暇がなかったです(笑)。
──シングル「僕たちの未来」を通して、リスナーにどのような想いを伝えたいですか? もしくは、どのようなところに注目して聴いてもらいたいですか?
私は今まで、1分でも1秒でも早く夢の場所に行きたい!と思っていたんです。
だけど、今回この曲を通して、その場所にいくよりも、もっと大事なものがあるって改めて気づいて。
いい意味で肩の力が抜けて、いつか、みんなで辿り着けたらいいな、って気持ちに変わったのは大きかったので、注目して欲しいです。
伝えたいことは、シンプルに“ひとりじゃない”ってこと。
一緒に未来に歩いて行こう、って強い気持ちを込めました。
──続いて、c/w「わたしの歌」も、「僕たちの未来」と同じく家入さんの作詞、多保さんの作曲ですが、楽曲制作は、どのように進められたのですか? 歌詞は、アルバム『20』の収録曲「still」の延長線上にあるストーリー(同じ主人公が未来に向けて踏み出した姿)のようにも思えましたが、関連はありますでしょうか?
実はこの曲、多保さんにデモのストックがある、と以前聴かせて貰っていたんですけど、その時は歌う事にはならなくて。
こういうのってタイミングがちゃんと巡ってくる気がしたので、一度お断りしたんです。
でも多保さんに出逢って、日々一緒に制作するうちに、ルーツミュージックとか色んなジャンルの曲を聴くようになって、もっと幅広いアーティストになりたい、と。
で、“あっ!自然に歌いたいと思った今がタイミングだな”と思って多保さんに「歌わせてください」とお願いしました。
「still」とは特に関連付けはしていないですが、そういう深い聴き方をしてくださるの、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
──家入さんが「わたしの歌」と名付ける曲だけにバリバリのロックチューンだろうと勝手に予想していたら、意外にもレゲエ調のリズムに、ほのぼのとするサウンドが耳に残る仕上がりです。アレンジは、どんな風に決まったのでしょうか?
アレンジ自体はデモの段階からあまり変えていないんです。
このラフさをそのままにしておきたい、って気持ちが強かったので。
歌いたい、と思った時には、もう歌詞で書きたいことも決まっていたんです。
その時期、私の周りの環境が大きく変わって、“なんで別れが決まると、お互いこんなにも素直になれちゃうんだろ”って出来事があって。
歌詞にはそんな気持ちを込めました。
そしたら、「降り出した雨さえも 歌ってるみたいだねって笑いあった」って歌詞を多保さんが見て、本当に雨の音を入れてくれたり。
シンセで「僕たちの未来」にも参加してもらった本澤さんも、すごく素敵なアイディアをたくさんくれたので、まだ一緒にやりたいと思って、「わたしの歌」にもそのまま参加していただきました。
ロックチューンももちろんですが、色んな表情を持ったアーティストになりたいので、
色んなことにもっとチャレンジしたいと思っています。
──3曲目は、今年2月に開催された東名阪ツアー「家入レオ LIVE at Zepp 2016 ~two colours~」のZepp Tokyo公演から、初回限定盤は「Hello To The World」、完全生産限定盤と通常盤には「Silly」のライブ音源が収録されています。今回の東名阪ツアーを振り返って、いかがですか?
東京に来てから、たくさんの方のLIVEに行ける環境になって。
“あっ、この人のここすごく素敵!”とか、“この人のここかっこいい”と思ったりして、そうすると、自分のストロングポイントも見えてきて、やっぱり声だなと思ったんです。
デビューしてからは、CD音源をそのまま再現する方向で、LIVEでも変わらず届けられるんだ、って部分を魅せたいと思っていたんですが、そろそろアレンジも変えて、違う表情を魅せていきたいな、と思って東名阪のツアーを行いました。
──そのライブ音源を収録した2月2日のZepp Tokyo公演では、早くも9月からスタートする5th ワンマンツアーの開催を発表されました。12月10日のツアー最終公演は、ワンマンライブとしてはキャリア最大キャパとなる東京国際フォーラム ホールAで開催されますが、秋のツアーに向けての抱負をお聞かせいただけますか?
秋のツアーはより、これまで以上に自分らしく歌を届けられたら、と思います。
日々過ごしていて、「第二ステージに入ったんだね」って周りの人に言われることが多くなって。
なので、新しい私を見ていただけると思います。
秋のツアーまでは、夏フェスとか盛りだくさんなので、楽しく駆け抜けようと思います。
1. 僕たちの未来
2. わたしの歌
3. Hello To The World(Live at Zepp DiverCity 2016.2.2)
4僕たちの未来(Instrumental)
5わたしの歌(Instrumental)
〈初回限定盤DVD〉
1「僕たちの未来」Music Video
2「僕たちの未来」Music Video Making Movie
〈完全生産限定盤 / 通常盤共通CD〉
1. 僕たちの未来
2. わたしの歌
3. Silly(Live at Zepp DiverCity 2016.2.2)
4僕たちの未来(Instrumental)
5わたしの歌(Instrumental)
〈完全生産限定盤GOODS〉
・LEO colour トートバッグ(全3色)
【CD情報】
[初回限定盤 CD+DVD]
シングル
Colourful Records
発売: 2016.05.11
VIZL-960
1,700(税抜)
CD購入
[完全生産限定盤 CD+GOODS]
シングル
Colourful Records
発売: 2016.05.11
VIZL-961
1,900(税抜)
CD購入
[通常盤 CD]
シングル
Colourful Records
発売: 2016.05.11
VICL-37162
1,200(税抜)
CD購入
オフィシャルサイトはコチラ!
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<「僕たちの未来」リリース記念イベント>
2016年5月14日(土) 東京都 ゲートシティ大崎 アトリウム(地下1階)
2016年5月15日(日) 愛知県 アスナル金山 明日なる!広場
2016年5月15日(日) 兵庫県 阪急西宮ガーデンズ 4Fスカイガーデン・木の葉のステージ
詳細はオフィシャルサイトへ⇒http://www.jvcmusic.co.jp/leo-ieiri/news/
<J-WAVE アカリトライブ 2016>
2016.6.15(水) OPEN 18:00 / START 19:00
東京 東京国際フォーラムホールC
http://www.j-wave.co.jp/topics/entry_akarito2016/
<UMK SEAGAIA JamNight2016~40th anniversary~ “Juke Night ~J-ROCK&POPS~”>
2016.7.24(日) OPEN 13:00 / START 14:00
宮崎 シーガイアスクエア1
http://www.umk.co.jp/jamnight/
<情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA ’16>
2016.8.27(土) OPEN 11:00 / START 12:30
東京 夢の島公演陸上競技場
http://www.mbs.jp/jounetsu/live/2016/
<家入レオ 5th LIVE Tour 2016>
※全席指定 5,900円(税込)
★09/17(土) 埼玉公演・三郷市文化会館 大ホール(開場17:30 / 開演18:00)
問い合わせ先 三郷市文化会館チケットサービス 048-958-9900
★09/21(水) 新潟公演・りゅーとぴあ・劇場(開場18:00 / 開演18:30)
問い合わせ先 キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100
★09/24(土) 兵庫公演・たつの市総合文化会館 赤とんぼ文化ホール(開場17:00 / 開演17:30)
問い合わせ先 たつの市総合文化会館 赤とんぼ文化ホール 0791-63-1888
★09/25(日) 広島公演・広島JMSアステールプラザ大ホール(開場17:00 / 開演17:30)
問い合わせ先 夢番地広島 082-249-3571
★09/30(金) 北海道 十勝公演・幕別町百年記念ホール(開場18:30 / 開演19:00)
問い合わせ先 幕別町百年記念ホール 0155-56-8600
★10/01(土) 北海道 札幌公演・札幌市教育文化会館 大ホール(開場17:30 / 開演18:00)
問い合わせ先 マウントアライブ011-623-5555
★10/08(土) 宮城公演・イズミティ21 大ホール(開場17:30 / 開演18:00)
問い合わせ先 ジー・アイ・ピー 022-222-9999
★10/10(月・祝) 神奈川公演・秦野市文化会館 大ホール(開場17:00 / 開演17:30)
問い合わせ先 秦野市文化会館事業協会 0463-81-1211
★10/16(日) 千葉公演・君津市民文化ホール(開場17:00 / 開演17:30)
問い合わせ先 君津市民文化ホール 0439-55-3300
★10/18(火) 長野公演・駒ヶ根市文化会館(開場18:00 / 開演18:30)
問い合わせ先 駒ケ根市文化会館 0265-83-1130
★10/22(土) 島根公演・出雲市民会館(開場17:30 / 開演18:00)
問い合わせ先 公益財団法人出雲市芸術文化振興財団 0853-21-7580
★10/29(土) 愛知公演・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール(開場17:00 / 開演18:00)
問い合わせ先 サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
★10/30(日) 静岡公演・焼津文化会館 大ホール(開場17:00 / 開演17:30)
問い合わせ先 焼津文化会館 054-627-3111
★11/03(木・祝) 和歌山公演・紀南文化会館(開場17:00 / 開演17:30)
問い合わせ先 田辺市文化の会 0739-24-8011
★11/04(金) 滋賀公演・守山市民ホール(開場18:30 / 開演19:00)
問い合わせ先 守山市民ホール 077-583-2532
★11/06(日) 大阪公演・大阪国際会議場 メインホール(開場16:15 / 開演17:00)
問い合わせ先 キョードーインフォメーション0570-200-888
★11/12(土) 岡山公演・倉敷市芸文館(開場17:30 / 開演18:00)
問い合わせ先 夢番地岡山 086-231-3531
★11/13(日) 山口公演・周南市文化会館(開場16:30 / 開演17:00)
問い合わせ先 周南市文化会館 0834-22-8787
★11/19(土) 福岡公演・福岡サンパレスホテル&ホール(開場17:30 / 開演18:00)
問い合わせ先 BEA 092-712-4221
★12/10(土) 東京公演・東京国際フォーラム ホールA(開場18:00 / 開演19:00)
問い合わせ先 ディスクガレージ 050-5533-0888