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自身初の日本武道館ワンマンライブ直前に放つ目標や夢に向かって一歩踏み出す勇気を歌ったニューシングル「スターリングスター」10月14日発売!!アニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』エンディングテーマ

インタビュー

自身初の日本武道館ワンマンライブ直前に放つ目標や夢に向かって一歩踏み出す勇気を歌ったニューシングル「

10月28日に自身初の日本武道館ワンマンライブを開催するKEYTALKが、公演直前の10月14日にニューシングル「スターリングスター」をリリース。ということで、5月リリースの傑作アルバム『HOT!』に続き、直撃インタビュー!人気アニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』のエンディングテーマとして絶賛オンエア中の今作は、イントロからグッと耳を奪われる爽やかなロック・ナンバー。ボーカル&ベースの首藤義勝が作詞、作曲を手掛け、目標や夢に向かって一歩踏み出す勇気を綴った歌詞は日本武道館ライブを意識して書いたという。そして「スターリングスター」というタイトル、サビのフレーズに込めた想いとは?初めてお揃いの衣装で撮影したアーティスト写真やカップリング曲の制作のキッカケ、さらに9月30日にリリースしたミュージックビデオ集『MUSIC VIDEO COLLECTION 2010-2015』のMV撮影秘話に、前回『HOT!』のインタビューの後日談など、今回もファン必見、話題と笑いがテンコ盛りのインタビューになりました。リリースに寄せて届いた動画コメントと併せてお楽しみください。

──ニューシングル「スターリングスター」は、アルバム『HOT!』の「より多くの人に届ける」というコンセプトの流れをくんでいる印象を受けました。制作をスタートされたのはいつ頃ですか?
小野武正(ギター&コーラス):6~8月に制作が進んでいった感じですね。
──最初に気になったのは、4人がお揃いのブルーのジャケットを着たアーティスト写真です。お揃いの衣装は、昨年のエイプリルフールに発表した写真以来ですね。
小野:あー!ありましたね。あの写真は「KEYTALK+PLUS(プラス)」という別バンドです。KEYTALKとして衣装を揃えたのは「スターリングスター」が初めてですね。
──ブルーのジャケットには意味があるんですか?
小野:ジャケットという服装や衣装の色など具体的にこだわったワケでは無いんです。とりあえず統一感を持たせた衣装でという大雑把な話から始まって、スタイリストの方に提案してもらいました。そのジャケットを見た八木氏が「この服、俺持ってる!」というまさかの偶然がありました(笑)。
──日本武道館に向けてバンドとしての一体感を出そうと。
小野:揃いの衣装は前々からやりたいと思っていましたが、日本武道館公演直前のこのタイミングでやってみようという話が出たんです。
──なるほど。ブルーという色にこだわったというワケでは無いんですね。
寺中友将(通称:巨匠/ボーカル&ギター):黒じゃないなという話はしましたね。
八木優樹(ドラム&コーラス):「KEYTALK+PLUS(プラス)」との差別化を図るために(笑)。
──タイトル曲「スターリングスター」は、とても爽やかな楽曲です。歌詞は今の気持ちをストレートに綴っているような印象を受けました。タイトル、サビのフレーズは、どのように考えられたんですか?
首藤義勝(ボーカル&ベース):タイトルとサビは本当に最後の最後に付けたんです。サビの頭にパンチのあるワードが欲しいとずっと考えていたんですが、なかなか決まらなくて。「スター」という仮タイトルで制作が進んでいたので、星を連想させられるようなワードを入れたいなとは思っていました。「スターリング」というワードには「星のように輝く」という意味と、同時に「主役を務める」という意味もあります。そこから「輝く星」に加えて「その星1つ1つが主役になれるんだよ」みたいな二重の意味合いを持たせられたら良いなって付けたタイトルです。英語の文法的には伝わらない造語なんですけどね。
──歌詞で意識したのは、どんなところですか?
首藤:この曲は「歌詞で感動してもらいたい!」、「聴いてくれた人の心を動かしたい!」と思って書きました。だから歌詞の内容も等身大のKEYTALK、今自分たちが思っていることや、これから更に前進して行きたいというリアルな想いを書いています。というのも、このシングルは日本武道館ワンマンライブ直前のリリースが決まっていたので、ファンの皆さんに「これからもずっと応援していきたい!」と思って貰えるように、そういうメッセージソングを書きたいなと思ったんです。「瞬く間に広がる 奇跡みたいな夜」というフレーズは、まさに日本武道館でのライブを想像して書きましたね。
──サウンドは、イントロからグッと惹き込まれます。
八木:名曲感ありますよね(笑)。今回の3曲は練習時間が沢山あって、僕なりに万全の状態でレコーディングに臨めたんです。でも「スターリングスター」は、レコーディング当日に僕が風邪をひいてしまって。義勝も二日酔いで二人同時に倒れて、録り始めるのが6時間ぐらい遅くなって大変でした。その日に録らないとリリースに間に合わないスケジュールだったんですが、体力的にレコーディングは無理なんじゃないかって思いました。
首藤:風邪でグロッキー状態の八木氏が「2回ぐらいしか叩けないかも…」と言うので、逆に「これで絶対キメなきゃ!」みたいな想いでメンバーが一致団結出来た気がします。
寺中:メチャクチャ集中して良いテイクが録れたと思います。
小野:俺たちの寿命は確実に縮まりましたけどね(笑)。
──「スターリングスター」は、大人気アニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』のエンディングテーマに決定しています。「桜花爛漫」から2作品連続のアニメ・タイアップですね。
首藤:誰もが知っている作品ですし、タイアップの話を聞いた時は「スゲー!」と思いました。
八木:子供の頃にカメハメ波の練習しなかった?今の子供も真似するのかなぁ?
寺中:『ドラゴンボール超(スーパー)』のタイアップが決まってカメハメ波のやり方を調べたんです。まず真空状態を作って、70年ぐらい待った後に、マッハ300ぐらいのスピードでバッ!と気を出すっていう。
八木:70年はタメ過ぎでしょう。でも今から気をタメればイケるね。
小野:69年目で死にそうになったりして。
寺中:いやーぁ、武正はポックリいくでしょ(メンバー爆笑)。今のペースで頑張ってたら、持ってあと3年でしょ。
小野:東京オリンピックすら見られないワケ?
寺中:しかも今着てるTシャツだって、デッカク一文字「死」って書いてあるし(笑)。

──2曲目の「鏡花水月」は小野さんが作詞、小野さんと八木さんの共同作曲です。歌詞はどのように考えられたんですか?
小野:四字熟語の意味は、“水に映っている綺麗な月は手に取れない、儚い幻”みたいな例えなんですが、その目に見えるモノは幻かもしれないけど、それを見ている自分は存在しているワケですよね。そこから歌詞を考えて、いろいろ惑わされることもあるけれど、自分を信じて行こう、自分を信じて行けよっていう内容になっています。言葉では説明しづらいんですけど、自分が好きなモノは何なのかとか、そういう感覚ですかね。
──冒頭の歌詞は音楽用語ですよね。
小野:音楽用語は昔から歌詞に使いたいと思っていたんです。1つのセオリーを例えとして提示して1番と2番で対比させている感じです。
──「じぇじぇじぇな情報持っとる ジェネラリスト」などの独特な表現が印象的です。また、小野さんの歌詞は、いつも言葉数の多さに驚きます。
小野:カタカナ言葉とか、インターネットが普及してから出来た情報社会ならではの新しい言葉とかが好きなんです。そういう言葉の意味から妄想して物語を作っていくのが好きで。今の時代と昔から変わらない人間の本質を繋げて行きたいっていう感覚が、どこかしら自分の中にあるんでしょうね。
──歌詞は「首藤さん攻撃ソング」では無かったですね。
小野:ちょっとだけ攻撃していますね。ラップのように歌いながらベースを弾くところは難しそうだったので、攻撃成功かなぁと思います。日本武道館という大舞台でミスるように(笑)。
首藤:地味な攻撃だなぁ(笑)。
──小野さんと八木さんで、作曲はどのように進められたんですか?
小野:八木氏とスタジオでセッションをして、ドラムとギターで土台を作っていって、その後、八木氏にメロディを付けてもらいました。
──「キュビズム」のように首藤さんがコードを直すことは無かったですか?
首藤:ギタリスト・小野が作ったコードも、ちょいちょい間違っていましたけどね。そこは黙っていようかなと(笑)。
小野:言えよ!(メンバー爆笑) 何で今の今まで言わないんだよ!
──衝撃の事実です。「マスターゴッド」の歌詞に続き因縁が勃発してしまいました。
首藤:今のは冗談です。本当のところ、コードは間違ってないです(笑)。

──3曲目「Summer end」は、ライブでも夏大好きを公言している寺中さんの作品です。曲の展開は「Monday Traveller」を彷彿させますね。
寺中:そうですね。今回のシングルのために書き下ろした曲ですが、まず最初に今後どういう曲を作って行きたいのかを考えました。「KEYTALKのHOTをMOTTOワンマンツアー」中、「Monday Traveller」が作り出す会場の雰囲気が個人的にスゴク好きで、サビはツービートにしようかなと。それは作る前から決めてましたね。
──イントロではギターでハモってないですか?
寺中:あれはギターとシンセですね。
──歌詞は「グローブ」に続き二人の男性が主人公のように思ったんですが、「手を繋ぐ2人がぎゅっと遠くなる」というところで誤解に気づきました。
寺中:あれ?そういうフレーズ入ってましたっけ?
八木:寝ぼけてんじゃねーぞ(笑)。
寺中:まだライブで歌い込んでないから、なかなか思い出せなくて。歌い込んでも覚えないことがあるんですけどね。
首藤:1番と2番の歌詞が両方出てきて「どっちだっけ?」って。
寺中:どちらか迷って一瞬焦ることが結構ありますね。
首藤:酷かったのは、この前の夏フェス「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 -20th ANNIVERSARY-」で「桜花爛漫」を歌った時、巨匠が「思いよ 今羽ばたけ」と歌うところを「今すぐ 今羽ばたけ」って歌って(メンバー爆笑)。どんだけ今なんだよって。
八木:「今でしょ」感が出過ぎでしょ(笑)。
──因みに、「Summer end」には「あっという間過ぎていく時間の中に」というフレーズがあって、前回の取材の話や「センチメンタル」の歌詞からも、寺中さんはスゴク「時間」を意識しているような印象を受けます。大げさに言うと生き急いでませんか?
寺中:(笑)そんなつもりは無いです。ただ普通の人から見たら、そう思われるかも解らない。基本的にバンドマンは、少なくともこの4人は生き急いでいる部類かもしれませんね。
八木:確かに。正気じゃないよね。
小野:そうなの?俺は正気ですけど。

──9月30日には初のミュージックビデオ集『MUSIC VIDEO COLLECTION 2010-2015』がリリースされます。2013年のアルバム『ONE SHOT WONDER』の収録曲「summer tail」のミュージックビデオを撮り下ろしされたそうですが、この曲を選んだ理由は?
寺中:まず夏の曲で撮りたいという構想があって、そこから最初にひらめいた曲です。
──「KEYTALKの夏休み」というテーマで撮影されたそうですが、どんな仕上がりになりましたか?
寺中:お酒を飲みながらバーベキューをして、次は海で遊ぶっていう。ざっくり言うとそんなストーリーです。
八木:冒頭から巨匠が酔っぱらっています(笑)。
寺中:ムチャクチャ酔っぱらっています。お酒飲んでMVを撮影するのが初めてだったんで、楽しくて勢い良く飲んでいたんですけど、いつもは飲み過ぎたら「もう無理!」みたいな自覚があるんです。でも、この撮影の時は、突然みぞおちが出てきそうみたいな、みぞおちから腕がボンッ!て飛び出してきそうな状態になって。生まれて初めての感覚でした。
──やっぱり正気じゃないですね(笑)。因みに収録14曲のミュージックビデオの中で、特に思い出に残っている作品は?
首藤:「トラベリング」ですね。最初のMVというのもあって、その日のことは結構覚えているんですけど、バイトが終わった後、パンクした自転車に乗ってカタカタいわせながら撮影スタジオに向かって。途中で警察官に職務質問されたりして。その曲を今もライブでやっているのは不思議な感じがします。あと、巨匠の変わりようにも注目して楽しんで欲しいです。
八木:「トラベリング」の撮影当時より、巨匠の見た目が10歳は若返ったよね。
寺中:あと10年後はさらにヤバクなっていると思います。赤ちゃんみたいになっていたりして(笑)。
──映画『ベンジャミン・バトン』のブラッド・ピットみたいですね。続いて、小野さんは?
小野:「sympathy」ですね。1人ずつ撮った映像を合成しているんですが、完成した時に「こうなったんだ!」って感心したのをスゴく覚えています。
八木:ナンバーワンに辛かったのは「YURAMEKI SUMMER」でした。あと「S.H.S.S.」もなかなかタフな撮影で。ライブハウスで撮影したんですけど、スモークをたいたらフロア中に広がって警報機が鳴ってしまったんです。気が動転して警報機をタオルで包もうとしたことが思い出になっています。
寺中:1曲に絞るとなるとメジャーデビュー曲の「コースター」です。それまではCGが多く、撮影での移動は経験したことが無かったんです。でもこの時はいろいろな場所で撮影しましたし、撮影に要する時間も長かったです。撮影を通して「メジャーデビューするんだな」という気持ちになったから、「コースター」のMVが印象に残っています。

──そのメジャーデビューを実感した「コースター」のMV撮影から、遂に日本武道館ワンマンライブです。
八木:聞いてください!「KEYTALKのHOTをMOTTOワンマンツアー」を通して「Human Feedback」は無事ライブで叩けるようになりました!
──7月4日のZepp Tokyo追加公演を観ましたが、八木さんのドラムも首藤さんのベースもカッコ良かったです。因みに胸板は厚くなりました?
八木:肩周りがガッチリしました。
──あの日は寺中さんが開演前の場内アナウンスをしていて、日本武道館公演までにPAのフッキーさんのtwitterのフォロワー1万人達成を目指すということを言っていました。
小野:今も継続中です。
寺中:日本武道館までに達成したら、フッキーさんに何かやってもらいます。
──追加公演では、KEYTALKさんらしい遊び心やサービス精神に溢れる仕掛けがありましたが、日本武道館公演でも何か考えていますか?
八木:ちょいちょい遊び心を取り入れたり、ガチンコにカッコイイ感じだったり、日本武道館の広いキャパならではの催し?ギミック?そういうのが具体的な案として出てきて今詰めてる段階です。
──「KEYTALKの武道館で舞踏会 ~shall we dance?~」に公演タイトルも決まり、いよいよですね。
小野:バンド結成からここまでのKEYTALKの全てを日本武道館に置いて行きたいと思っています。そして、そこから更なる高みを目指して頑張ろうと思えるような、そんな記念すべき1日にしたいです。

自身初の日本武道館ワンマンライブ直前に放つ目標や夢に向かって一歩踏み出す勇気を歌ったニューシングル「

スターリングスター

1. スターリングスター

2. 鏡花水月

3. summer end


【CD情報】
[10,000枚完全限定生産盤 CD+GOODS]
シングル
Getting Better Records
発売:2015.10.14
VIZL-887
¥2,200(税抜)
※完全限定生産盤特典
①「KEYTALKオリジナルネックストラップ付きパスケース」付属
②『MUSIC VIDEO COLLECTION 2010-2015』W購入者豪華プレゼントキャンペーン専用応募券封入
CD購入

[通常盤 CD Only]
シングル
Getting Better Records
発売:2015.10.14
VICL-37103
¥1,200(税抜)
CD購入


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LIVE

【KEYTALKの武道館で舞踏会 ~shall we dance?~】
公演日 2015年10月28日(水)
日本武道館
OPEN 17:30 / START 18:30
THANK YOU!! SOLD OUT!!
TOTAL INFO. Livemasters Inc. 03-6379-4744(平日12:00-17:00)

PRESENT

ニューシングル「スターリングスター」を10月14日(水)にリリースする
KEYTALKのサイン色紙を2名様にプレゼント!!
詳細・応募方法は「うたまっぷプラザ」をチェック!!
http://gift.utamap.com/utamap_plaza/pre20151015z.html

-インタビュー

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