収録曲はタイトル曲の「ing」と、先行で配信されている映画主題歌の「アメンボ」、そして「Happy Birthday」の3曲。3曲ともアコースティックな音を中心とした、シンプルな構成の楽曲だ。
まず、タイトル曲の「ing」について藤巻は「イントロのアルペジオから作ったのですが、弾き語りツアーの影響か、ミドルテンポの言葉を大切にする曲に仕上がりました」と語る。その歌詞は「今年はどんな一年だったかな」と歌い出し、自分を振り返りつつ明日に向かって一歩踏みだそうという、まさに一年を振り返る年末のこの時期にピッタリの内容だ。藤巻自身はこの歌詞について「口で言うのは簡単だけど、人って色々な現実を受け入れるのって大変ですよね。でも、それができた時に次に進める。そこに光があるような歌詞にしたいと思いました」と語っている。
一方、先行配信された「アメンボ」では、「“自分の心の中のトゲと向き合う”というテーマで書かせて頂きました」という。藤巻の魅力である高音が気持ちいい伸びやかなボーカルが、ほろ苦い夏の日の恋を歌い上げていく。そしてもうひとつのc/w曲、「Happy Birthday」は軽快なドラムのリズムにのった、こちらは聴いていて元気の出る楽しい楽曲となっている。
因みに「アメンボ」が主題歌となっている映画『太陽の坐る場所』は、水川あさみ、木村文乃という今、旬の若手女優が主演するミステリー映画。全国で絶賛上映中だ。
レミオロメン活動休止から約3年、今回待望のニューシングルで3曲とも弾き語り風のアコースティックなナンバーを揃えた藤巻。まるで余計なものをそぎ落としたかのような、新しく生まれ変わった藤巻亮太が帰ってきた。
2. アメンボ
3. Happy Birthday
4. ing〜エレキ語りver.〜
シングル
発売日:2014.12.17
SPEEDSTAR
[初回限定盤 CD+DVD]
VIZL-771
¥1,800(税抜)
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Profile
2000年12月にレミオロメンを結成。
2003年8月1st シングル1st 『電話』でメジャーデビュー。
2005年リリースの8th シングル『粉雪』は自己最高のヒットとなる。
2009年、彼らにとって大事な日でもある3月9日に初のBEST ALBUM BEST『レミオベスト』をリリース。
2012年2月、活動休止を発表。大震災以降、音楽と向き合い、被災地の学校を中心にライブを行い歌い続けてきた楽曲でもある『光をつめ』をソロデビューシングルとして2012年2月リース。全国のフェス/イベントへ多数出演し、ソロ藤巻亮太の歌の世界観が凝縮された待望の1st アルバム『オオカミ青年』が10月17日にリース。
2013年1月〜2月に『TOUR 2013“オオカミ青年”』ツアーを敢行。
9月〜11月には自身初となる弾き語りツアー『明日の歌旅 2013』、2014年春には『明日の歌旅 2014』を行う。
次作に向けて楽曲制作を続ける中、映画『太陽の坐る場所』矢崎監督からのオファーを受け、主題歌「アメンボ」を書き下ろす。新曲「アメンボ」は、9月17日からOORONG-SHA MOBILEにて先行配信、10月1日からレコチョク/iTunes store他にて、配信限定リリース。そして12月SPEEDSAR RECORDS移籍第一弾シングルをリリース!