今回のシングル制作にあたっては、うららは「自分のこうしたいああしたいだけじゃなく、聞き手がどう感じるかを考えて歌詞や歌い方を意識しました」と語り、上口は「もっと自分のやりたい事や出したい音に向き合えばいいんだなぁと思うようになって、音作りの色々な面で最後までこだわって作れました」と語った。こんな発言からは、ここに至るまでの1stアルバムの『フューシャ』の制作や自身初となるワンマンツアーの開催などが、Salleyを一回り大きく成長させたことがうかがえる。
そこで気になる楽曲の仕上がりだが、まずタイトル曲の「冬が来る」はアップテンポのノリノリのナンバー、一方c/wの「冬が咲く」はしっとりと歌い上げるバラードという構成になっている。ただそれぞれで描かれていく世界観は、アップテンポの「冬が来る」が切なく悲しい恋の思い出を描く一方、バラードの「冬が咲く」は現在進行形の甘く温かい恋心を描いており、曲調と真逆になっているところが面白く、魅力にもなっているといえよう。そして「冬が来る」「冬が咲く」と、どちらのタイトルにも"冬"が使われおり、さらに通常盤にはあのWham!のクリスマスソングの名曲「LAST CHRISTMAS」のカバーが収録されているなど、まさにSalleyのウィンターソング・コレクションとなっている。
なお初回盤DVDに収録されている「冬が来る」ミュージックビデオでは、美しい湖畔に雪が舞うなか双子の女の子(雪の妖精)がSalleyに冬を届けて来てくれるという内容。こちらも必見だ!
02. 冬が咲く
★初回盤のみ(※Live at LIQUIDROOM on April 26, 2014)
03. カラフル
04. 赤い靴
05. 冬が来る(Instrumental)
★初回盤のみ
03. LAST CHRISTMAS(Wham!のカバー)
シングル
発売日:2014.11.12
Victor Records
【初回盤 CD+DVD】
VICL-36952
¥1,600(税抜)
【通常盤 CD ONLY】
VIZL-710
¥1,000(税抜)
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LIVE INFORMATION
「冬が来る」リリース記念インストアライブ
11月15日(土)@タワーレコード名古屋PARCO店 13:00〜
11月16日(日)@タワーレコード新宿店 12:00〜
11月16日(日)@タワーレコード梅田NU茶屋町店 19:00〜
12月18日(木)FM yokohama主催 聖なる夜の贈り物2014in赤レンガ 君にまた会えるなら@横浜赤煉瓦ホール
12月20日(土)『saku saku』presents冬のプレミアムライブ2014〜Tokyo Night〜@六本木EXシアター
【関連情報:Profile】
キュートで奔放なキャラクターとクリアで伸びやかな歌声が魅力のうらら(ボーカル・作詞)が紡ぎ出す、ガーリィーな言葉の奥に隠される小さな決意とカラフルな毒。極上のメロディとギターリフを奏でる上口浩平(ギター・作曲・アレンジメント)との2つの個性の相乗効果で、ポップで憂いのある音楽世界を生み出す最注目ポップスユニット。2012年に結成され、2013年5月にシングル「赤い靴」(TVアニメ「トリコ」主題歌)でメジャーデビュー。2014年4月には1stアルバム「フューシャ」をリリース。
うらら:大阪府出身。中学でアコースティックギターを始める。”自分が出来ることは音楽だけだ”と、大阪市内の大学を中退し、2011年4月に独り上京。シンガーソングライターとして活動する中でギターの上口と出会い、Salleyを結成。
上口浩平:福井県出身。Salleyのギター、作曲、アレンジを担当。高校在学中に地元でバンドを結成し、8年間インディーズ活動をしたが2009年に解散。上京してボーカル・うららと出会う。