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第二章が幕を明けるニューシングル「GIRL」10月1日発売!!

インタビュー

FLiP

メジャー・デビューから約4年。沖縄出身の4ピース女性ロックバンドFLiPがEMI Records移籍後初のシングル「GIRL」を発売した。今回の作品は、これまでダークでハードだったジャケ写から一転して眩しい感じの輝きに満ちたものにイメージを一新、サウンドもキャッチーで、しかもシンセサイザーを取り入れるなど、FLiPの新境地を存分に披露している。そこでバンドのヴォーカルと作詞作曲を担うSachikoにインタビュー、そこで語られたこととは…?移籍はピンチではなく最大のチャンス、まさにFLiPの第二章が始まったといえるようだ。

ゼロになった自分の中に、ひたすらインプット

──今回はうたまっぷレビューに、ご登場頂きありがとうございます。

Sachiko(以下S):うたまっぷは使っていますよ(笑)。うたまっぷで他のアーティストさんの歌詞を見たりもしますし、うたまっぷにブック・マークをつけています(笑)。

──ありがとうございます(笑)。ではまずは移籍のお話からですが、今回の移籍はいつ頃決まったのですか?

S:実際には発表する2ヶ月位前ですから、6月位には決まっていましたね。

──Sachikoさんは音楽ポータルサイトの「Skream!」で、連載をされていましたよね。じつはその4月4日の掲載で、最近感動した言葉が、ボブ・ディランの「全てを失おうとも我々には未来が残されている」であると書いていた。つまりこの時期には、移籍に繋がっていく様々な葛藤があったのではと思ったんですが、それは考えすぎですか?

S:はははは、移籍云々というより、葛藤は常にありますよ(笑)。

──因みにEMIさんへの移籍はどうですか?担当者を目の前にして、言い辛いかな(爆笑)?

S:いや、そんなことないです。実際、この出会いには凄く感謝しています。この出会いのお陰で、しっかりと前を向けるようになりました。

──「しっかり前を向く」というニュアンスは、今回のシングルの歌詞にも繋がってくる言葉ですね。

S:そうですね。そういう気持ちが今回の音と言葉にも出ていると思います。今までの私だったら、もう少しマイナー調が強かったりとか、もう少し鋭利な部分が出ていたりとか、そういう曲を作っていたと思うんです。でも今回はメジャー・デビューしてから約4年の中で、私の中にあるものが一度空っぽになったんです。ゼロになって、そのゼロから色々な葛藤を経てきました。それは音楽制作に関してもだし、バンドに対してもだし、一人の人間としてどう生きていけばいいのだろうかという問いに向き合った時期でもあったんです。今年の4月くらいまでは、そういう時間を過ごしました。それはゼロになった自分の中に、ひたすらインプットしていた時期でもあります。その中で、これから先の自分達のレールを敷くために、プラス・アルファで何を入れることが出来るんだろうと思って、吸収したサウンド感や言葉や、もともと自分が持っていた素材だったりとか、そこにEMIさんとの出会いがあったりとか、そういうものを全て「MADONNA」と「GIRL」に注ぎ込むことが出来ました。

──インプットというのは、具体的にはどんなことですか?

S:例えば音で言えば普通に街なかを歩いている生活の中で、聴こえてくる音に異常に敏感になったりとか、作詞をする上では、主観だけではなくて、例えばカフェとかに行くと、隣の女の子たちの恋愛話とか聴こえるじゃないですか。どんなことを喋っているんだろうかとか、そういうのに少しだけ聞き入ったりとか(笑)。あとは今のJ-ROCKの新譜を聴いて、それで日本ではどういうものが最先端と言われているんだろうかとか考えたり、同時にアマチュアのバンドのライブも見に行きましたね。そうした経験から感じたのは、人の魅力には技術じゃなくて、その人が自然に持っているパワーとか、天然のものってあると思うんです。そういうものはどういう瞬間に感じることが出来るんだろうかとか、本当に自分には何が出来るんだろうかとか、色々考えました。逆に大きい会場、例えば武道館やアリーナ会場のライブを見たりとか、極端に色々なところを見に行きました。つまりは自分の中に幅をもっと効かせようと思って、幅のある行動をとろうと思ってやってみたんです。それ以外にも、もともと洋楽がすごく好きなので、アメリカのインターネット・ラジオなどで、最新のものを聴き漁ったりもしました。未だにそれは習慣になっていますね。

──例えばアマチュア・バンドを見て、初心に帰るといったこともあったのですか?

S:初心とは違う感覚ですね。例えば吸収できるものは世の中に溢れていて、見方によってはどこにでもあるじゃないですか。自分自身を100%客観視できるとは思っていませんけど、でも、自分自身をなるべく客観視出来るようになるために、まずは人をもっと客観的に見ようという視点で、バンドを始めたばかりの10代の子から、大御所さんと呼ばれる方々のライブまで、色々と見たくて堪らなかったんです。噛み砕いて言うならば、どういうふうにやればカッコ良くて、どういうふうにやるとカッコ悪いとか、そういうのを沢山見てみたかったんです。

今やりたいイメージに手が届きそうな感覚がしています

──今回のシングルで一番驚いたのがジャケット写真でした。「ワンダーランド」では黒バックのものとか、「ホシイモノハ」では赤バックとか、FLiPはわりと濃くて暗めな原色をバックにしたイメージが強かったのですが、今回はガラリと雰囲気が違います。そういえば去年のアルバム『LOVE TOXiCiTY』でお話をお聞きした時に、歌詞にするのを躊躇していた自身のダークな部分を思いっきり書くことが大きなテーマだったとおっしゃっていました。つまりダークな部分を全部出しきったので、今度のジャケ写は明るめのトーンになったとか(笑)?

S:そういうことはありますね。『LOVE TOXiCiTY』の頃に全部出し切ったので、だからこそ今なにが出来るかという考えで、今回は臨みました。もちろん色として黒は好きですし、自分が一番フィットする色だと思っています。でも、それとはまた違ったものを持っているという自覚もあって、今まで見せていたダークな一面とは違った角度のFLiPも絶対に存在するので、移籍のタイミングでもありましたし、この時期に今まで出してこなかった新しい一面を出すべきだって思いました。その流れの中で、抵抗なく新しいイメージを使えましたね。

──ジャケットのアイディアはご自身で出した?

S:アート・ディレクターはいますけど、今話したように、黒に執着したくないとか、女性らしさをもっと大切にしたいとか、単純にカワイイと思える一枚にしたいとか、そういうリクエストをして、制作していきました。ですから私たちの意見とディレクターさんのイメージの合作です。客観的に見ても、出来は凄く気に入っています。

──眩しい感じのジャケットですね。

S:なんか私としては、今やりたいイメージに手が届きそうな感覚がしています。新しいスタッフの方々とやり始めたところなので、まだ100%ではないですけど。最初から全員が100%納得することは難しいと思うのですが、でもそのレベルに手が届きそうな感じがしています。これはメンバー全員も、そう感じています。

──収録曲では今回は「MADONNA」が先行で配信されていますけど、タイトル曲は「GIRL」、そしてc/wが「BURROW」という3曲入りです。この3曲はどんな風に決められたのですか?

S:話は遡るんですが、この3曲は制作期間の最後に出来た曲で、完成した順番で行くと「MADONNA」「GIRL」「BURROW」の順です。実はその前に数曲デモを作っていたのですが、それらが今までの延長線上のダークな感じの曲だったりして、そのダークな中にc/wの「BURROW」が入る予定になっていました。そこで、これはこれでひとまず置いておいて、もっと肩の力を抜いてみようというスタッフからのアドバイスがあったんです。そこでもっと曲作りを楽しもうと思って、そこから出来たのが「MADONNA」です。曲を作るときには基本的にc/w用とか、そういう感覚はなくて、むしろシングルになって当然だろうという曲しか作りたくないと思っています。常にそういう気持ちでやっているので、一曲一曲に妥協はしたくありません。だからシングルを作ると思って出来たのが「MADONNA」だし、同じ気持ちで出来たのが「GIRL」だし、同じく「BURROW」なんです。因みに「BURROW」はバンドでリ・アレンジしました。私の場合そんなに楽曲のストックが多いというわけではなく、「やりたいのは、これです」というのを作ったら、みんなが乗っかってくれるっていうありがたい環境なので、行き詰まったりすることなく、「デモが出来ましたって」提出したら、みんなが「いいね。やりたい」って言ってくれて、一気に出来てきたという感じです。

──因みに「BURROW」は隠れ家という意味なんですね。

S:そうです。巣とか洞穴とかという意味もあります。

──タイトル曲と先行配信曲の間に、この隠れ家という曲があるのがFLiPらしい感じもしますね(笑)。

S:今回の3曲はいい選曲だと思っています。今までの自分たちのカラーとも共存していきたいので、二曲目に「BURROW」を置いたりもした。「GIRL」に比べて「BURROW」は、ドロっとしているじゃないですか。ニュアンス的に、そういうのも出せてナンボですから…

──確かに「BURROW」は、他の二曲に比べると今までを踏襲している感じは受けました。

「MADONNA」の背景にはマリリン・モンローがいる

──「MADONNA」と「GIRL」は歌詞が対になっている感じがします。かつてのインタビューで確か「Butterfly」という楽曲の時にお聞きした時に、「誰にも言えないから歌に託した」という、つまり「吐き出したいから歌にする」というお話がありました。それに比べると今回の作品は、すごく冷静にご自身の決意、今の気持ちを綴っているような印象を受けました。何かご自身の中で大きな変化があったのですか?

S:ありましたね。今までは誰にも言えない感情を、音楽という術を使って世に発信するという感じでした。誰かに聴いて欲しい内なる思いを綴るというスタンスが、凄く強かったんです。それが自分の中で作詞をする美学でもありました。でも、今回はもっと日常の空気感に寄せていきたいと思いました。具体的には例えば言葉の並べ方とか、思いののせ方とかですね。私が今までやってきたことは、凄く落ち込んだ時に、例えば部屋が真っ暗で、夜なのに灯りをつけるのを忘れるくらいの気持ちで聴く音楽というか、そうやって聴く歌詞というか、その時に出てくる吐き出す感情というか、そういう視点で歌詞を書いていました。でも、そうではなくて、例えば仕事から帰ってきて、部屋の灯りをつけて、お風呂に入り、テレビをつけてって、そういうありふれた日常の中で浮かんでくる感情、それを日記に書くような感覚で歌詞を書いてみようと思ったんです。今回は凄くいい意味で、生活のBGMになって欲しい曲です。今までもBGMになって欲しいという話はしてきたかもしれませんが、これまで私は葛藤というのを凄く意識して歌詞にしたためていたので、今回はそこが全く違うニュアンスになっています。

──先ほどお話されていたゼロからのインプットという作業から、そこに繋がるわけですね。例えば「GIRL」の歌詞を読むと、強い決意を感じます。例えばリフレインが「Don’t Stop〜」から「Can’t stop」へと変化したり、「明日は 新しい私なれるのかな?」というふうに疑問符がついていたフレーズが、「今から まだ見たことない私になろう」というように言い切りの強い表現になっていたりとか…

S:それは一曲の中に流れを作りたかったという狙いもあります。それで3番のサビの最後の言い切り方が、変化しているっていうのがあるんです。ただやっぱり、決意は自然に出てきてしまうものなんですね。今回は凄く前向きな気持で作った曲たちなので、その前向きなサウンド感を、自分から湧き出てくるものとか、バンドが今行こうと思っている方向とかを、歌詞で示していきたいなと思っています。でもそれを一人の人間として完結するわけではなくて、私は音楽が大好きな一人のリスナーでもあるので、曲を聴いた時に「そうだよね」って共感する歌詞にしたかったんです。

──さらに今までのイメージはハードなものでしたが、今回はサウンドもキャッチーな感じです。一方「MADONNA」の歌詞には「I don’t want to make money, money」とか「Never say never die」とか、強い決意がにじみ出ていますね。「お金を稼がないでいい」っていう発想は面白いですけど…

S:あれはマリリン・モンローの名言なんです。「MADONNA」の背景にはマリリン・モンローがいます。まずこの歌詞を書いている時に、私の中には美しい女性像がありました。それは逞しい女性でもあるのですが、ただ逞しいだけでなく、その強さ、逞しさの後ろには影があるという捉え方です。それで、この世の中に存在している、もしくは存在していた人で、そういう女性って誰だろうと想ったら、マリリン・モンローが出てきたんです。凄くセックス・シンボルみたいな感じだけど、実は知的で、妖艶さは凄いけど、その裏にはしっかりとしたバックボーンを持っていて、でも危うさがある感じです。細いけどとても強い芯を持っていて、だからこそ凛としていられるというふうにイメージが膨らんでいったのです。女性だからこその視点かもしれないけど、そんなマリリン・モンロー像を、しかもストレートに描きたくはなくて、それをもっと日常の自分、女の子の視点で描きたかったんです。

──「MADONNA」というイメージ、その言葉からマリリン・モンローを思い浮かべたら、曲ができていったという感じでしょうか?

S:そうです、そうです。

──細かく言うと、歌詞の中で「Ready for fight」って、戦う準備が出来たという強いイメージが歌われていますね。

S:そうですね。

──因みに、この曲は7月30日から先行で配信されています。

S:今までFLiPのサウンドに足を止めなかった方々の耳に届いているような印象がありますから、先に配信で出して「良かったな」って思います。

「FLiPが日和った」とか言われたとしても、なんとも思いません

──今作は聴いた瞬間にFLiPらしいと思いつつ、シンセサイザーが入ったのが意外でした。

S:確かに今までは「メンバー4人だけで、4人が持っている楽器だけで鳴らしてナンボだろ。それがFLiPだろ」っていう気持ちがあったんですけど、でもそれはその時期の土台ありきの話ですから、今回はもう少し違うアイテムも入れようと思いました。シンセの電子音を入れる、でも今凄く流行っているEDM(Electronic Dance Music)とかエレクトロとか、そこにガッツリ行きたいわけではないので、あくまで生身のロック、その中に共存できるシンセの音とか電子音とかを、私はあくまで要素として入れたかったんです。

──今までシンセは入れてなかったですよね?

S:入れてないです。今までは逆に、誰かが入れようとした瞬間に、やめようよみたいな感じでしたね。

──今回のシンセは誰が作ったのですか?

S:私が全部作りました。

──もともとシンセに興味があった?

S:いえ、触り始めたのは最近ですね。

──それであれが全部出来ちゃった?凄いですね。

S:いいえ、全然、我流ですよ。でもさすがにシンセの使い方の基本は専門家に教えてもらいましたけど、後は自宅でコツコツと作っていきました。もちろん試行錯誤もあって、シンセの色々な音を使っているアーティストさんの曲を聴いたりもしました。どのタイミングで、どういう楽器と絡むかとか、なにせ経験がないので、色々と聴きながら、ここにシンセの音があると面白いとか、美味しいなとかイメージして、あとは感覚でやってしまいました。経験としては、とても楽しかったです。

──じゃあ、ライブでもやりますか?

S:入れるつもりです。例えば「BURROW」では、私はギターを弾いていないので、シンセを弾いて歌うつもりです。そういうライブでの視覚的な変化も、これからはあると思います。人が楽しいと思うためには「そもそも自分たちが楽しいと思ってやっていなければ、楽しくないよな」って思うのです。そういう当たり前のことに気付きました(笑)。だから気負ってじゃなくて、もっと気楽にやっていきたいなって思います。音楽は日常の延長線上にあるものだから、身構えて「どうだ」じゃなくて、「もっと楽しいから、こっちへ来ない?」位のテンションでやれたらいいなと思います。そういう気持ちを、今回は音にも表しています。

──確かに今までの印象と全く違いますね。Sachikoさんご本人も、もっと激しい感じの人だと思っている人が多いと思いますよ(笑)。

S:それはよく言われます(笑)。

──今回はシンセだけでなく、ハンドクラップがコーラスから入ってくるし、そこも意外性に満ちた作品になっていますね。

S:そこが私の中では良い変化だと思っています。

──リスナーとしては、それらを進化とか成長というふうに受け止めていくと思いますが、ご自身ではどうですか?

S:単純に「周りがやってないことをやっていきたい」というのはあります。だからそれは自分達の成長というか、そういう気持ちがそこに向かわせてくれるものなんですね。最近、周りにいるバンドは凄く個性的で、奇抜な人たちもいますけど、その中で自分たちのカラーを見失ったら終わりだなとは思います。でも同じ場所に立ち止まって、「私たちはこれだから」っていうふうに意地をはるつもりもなくて。時代や音楽の流行りや、洋服の流行りとかが変化していくのが当たり前だったら、人間の内面や、サウンドが変化していても凄く当たり前のことだと思います。その根底にあるものが変わらなければいいかなって。それが「軽い」とか思う人もいるかもしれないけど、私達自身はそうは思っていません。そんなガチガチに、自分達の音楽を縛らなくていいと思います。

──今度の作品で「軽い」と思われる怖さはありましたか?

S:怖さはないです。むしろ「軽い」と言われたら、「何でだろう」っていう気持ちはありますね。今までのFLiPのサウンドは「激しめ」とか、「男勝りな」とか、そういうのがありました。その過程を知っている人が今のFLiPを聴いたら、「えっ、日和った」みたいに思うかもしれません。でもそこは気になりませんね。何故ならば、それは自分自身の中のPOPというか、自分のカラーが出せるポピュラリティー感がしっかりと見えているからです。それはカラーでいったら黒い要素ではなくて、淡いピンクがあってもいいし、イエローとかホワイトとか、そういうカラーも自分の中から出てくるものだから、そのことに対してネガティブな要素は全く感じていないんです。

──もともと人間には色々なカラーがあって、今回は違う引き出しが出てきただけという感じですね。

S:そうですね。だから「FLiPが日和った」じゃなくて、「違うカラーができたね」って楽しんでもらえたらいいなって思います。

──逆に自身でとらえているFLiPのカラーってどうですか?というかFLiPの芯の部分です。

S:私たちは芯からガールズ・ロックだと思います。それも女の子というより、女性のロックを鳴らしたいというのがあります。

──その目標に対して、手段が色々あるという感じですね。

S:そうですね。シンセは今後もずっと入れていきますけどね。

──FLiPの第二章が始まった感じで、凄く楽しみですね。

S:そういっていただけると嬉しいです。

踊りに来て欲しい

──11月からツアーが始まりますね。

S:東名阪でやります。

──名古屋と大阪が対バンで、そして東京はワンマンです。今回はどんなライブになりそうですか?

S:今回はシンセを導入してみたいとか、「今までのライブの導入と違うことができたらいいなぁ」って、メンバーと話していたりします。最近のライブではドラムをリードに、フロントの三人にもフロアタム、ハイタム、ロータムを置いたりして、パーカッション・セッションがあったりとか、そういうのもやっています。FLiPの良さってなんだろうっていうと、最近楽曲を作っていてもそうですけど、ライブをやっていたりすると、グルーヴ感というか、自分達にしか出せないリズムのとり方があることに気付きました。それをもっとライブで活かしていきたいと思います。そういうことを考えてパーカッション・セッションを入れたりしているので、また違うアピールの仕方で、今度のツアーではまた一味違ったライブができたらいいなぁと思っています。ともかく思いっきり楽しみたいですね。私たちとお客さんで、遊べるライブになったらいいなと思います。

──今までのライブを想像して来た人は、度肝を抜かれる?

S:踊りに来て欲しいですね。体を揺らしに来て欲しいし、サウンドに飲み込まれに来て欲しいです。

──非常に楽しみです。

S:私のシンセも初お披露目になると思うので、それも見守って下さい(笑)。

──最後に、今後の抱負をどうぞ。

S:今は「どうやったらひとつのライブをひとつの線でなぞれるんだろう」って、考えています。ワンステージを、ただ曲を繋ぐだけでなくて、ひとつの線で描いていきたい。例えばアルバムでも、実際は1曲単位で聞くし、その間の繋ぎとかも、敢えてイントロなどを入れていかないと繋がってはいかないものです。それとは別で、ライブでは「どうやったら曲と曲を繋げるんだろう」って、考えています。例えばクラブのDJが曲と曲を繋ぐ時に、LからRに流したりテンポを合わせたりして繋いでいきますよね。その感覚で出来ないのかなって思うのです。もっと具体的にいうと、いわゆる「ナマのロック感とデジタルの感覚をミックス出来なのかな」ってことかもしれませんね。もっとエレクトロの要素、四つ打ちという感覚と、ロックを混ぜることに、これから挑戦していきたいですね。その答えはライブで具現化していきますので、楽しみにして下さい。

──今回は移籍ということもあって、FLiPが第二ステージに入ったという印象をもっています。この移籍はピンチじゃなくて、最大のチャンスですね。

S:そうですね。出会いは運ですし、そして今は楽しいです。

──移籍をきっかけに、いい意味で、もっと弾けて下さい。

S:私達は女の子の生活に馴染む音楽を目指しているので、この先も同性の、女性たちがついてきてくれるようなバンドでありたいです。


FLiP

FLiP

ジャケット写真は、初回盤です。

「GIRL」

〈CD〉
1. GIRL
2. BURROW
2. MADONNA
〈DVD〉
・「GIRL」Music Video

・LIVE「FLiiiiiP MASH UP EDiTiON」《Making Movie》
(2014.07.10 @SHIMOKITAZAWA-SHELTER)


シングル
UNIVERSAL MUSIC
発売:2014.10.01

[初回盤 CD+DVD]
UPCH-89184
1,800(税抜)

[通常版 CDのみ]
UPCH-80385
1,200(税抜)


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LIVE INFORMATION


ワンマンツアー
SOME LiKE iT HOT!! TOUR 2014 〜お熱いのがお好き〜

●11/02(日)【愛知】ell. FITSALL
●11/08(土)【大阪】MUSE
●11/15(土)【東京】代官山UNIT
詳細は、オフィシャルホームページまで!!


【関連情報】Profile


2005年に沖縄県那覇市で、Sachiko(Vo,G )、Yuko(G,Cho)、Sayaka(B,Cho)、Yuumi(Dr,Cho)の4人が結成したロックバンド。地元のライブハウスで精力的なライブを展開し、2008年6月に1stミニアルバム「母から生まれた捻くれの唄」をリリース。同年8月には「SUMMERSONIC 08」への出演を果たす。2009年3月にはアメリカ・テキサスで開催された「SXSW 2009」に出演。2010年2月、サウンドプロデューサーにいしわたり淳治氏を迎え、ミニアルバム「DEAR GIRLS」でメジャーデビュー。2011年5月には1stフルアルバム「未知evelution」をリリースし、ガールズバンドの枠を超えたエネルギッシュなサウンドで高い評価を受けた。2012年2月にテレビアニメ「銀魂」のオープニングテーマとなったシングル「ワンダーランド」を発売。2013年6月26日、数々のFES、LIVEで培った経験のすべてを注ぎこんだ、全曲セルフプロデュースによる渾身の3rd ALBUM「LOVE TOXiCiTY」を発売。2014年7月「EMI Records」への移籍を発表。

-インタビュー

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