大塚といえば切ない恋心を情感たっぷりに歌い上げる聴かせるバラードや、普通の女の子の日常を巧みなアングルで切り取ってみせるポップなナンバー、そして言葉遊びをふんだんに使ったコミカル・ソングなど、毎回、様々な趣向で楽しませてくれるが、今回の新曲「モアモア」は、「もっと○○○したい!」がたっぷり詰まった爽快ポップチューンに仕上がっている。本人曰く「More! More! もっと○○したいけど、うまく思うようにはならないといった、モヤモヤを歌った曲です!たっぷりしたいことが、たっぷり出てくる感じをたっぷり!たっぷ!たっぷ!と畳み掛けて行くラストは高まっていく感じを出しました!」とのこと。
またc/wの「フフフ」については「相手に投げるボールは、タイミングとバランスが最も重要だという曲。コミュニケーションの取り方が昔と大きく変わった今、どうやって今のツールで気持ちを伝えられるか考えていました」と語った。
一方、楽曲と同時に注目を集めているのが、「モアモア」のミュージック・ビデオ。すでにYoutubeなどでご存じの方も多いと思うが、大塚 愛の等身大のパネルが大量に出演するという愉快でシュールな内容だ。ポーズをとって立っているだけじゃなく座ったり寝転んだりもしている大塚 愛の等身大パネルが、全国47都道府県に配送され、それぞれの街かどや観光名所に現れる。どんな場所にどんな大塚 愛パネルが立つのかが見もので、オシャレで笑えるミュージック・ビデオだ。
因みにいくつか勝手に見どころポイントを挙げてみると、大分県の高崎のサル山でサルの大群に囲まれつつ何故かその風景に馴染んでいる様や、香川のうどん屋さんで大勢のお客さんに混じってうどんを食っている様がシュールで可笑しみを誘う。また群馬の草津温泉では湯畑の前でセクシー・ポーズをとり、福島のスパリゾートハワイアンズではダンサーに混じってフラダンスのポーズを決めるなど、まさに神出鬼没の大活躍だ。大塚の出身地、大阪はどんな場所に現れるのかと注目していると、なぜかアメリカ村にあるたこ焼きの甲賀流本店の前に出没。ハテと思ったが、後々、三重県のカットに伊賀忍者が出てくるところで納得だ。またロケの撮影中に偶然そこにいたと思しき地元の人々が写り込んでいるカットも多く、なかでも山梨で富士山を背景に、大塚のパネルと同じポーズをとって記念写真風におさまるお爺さんとお婆さんの姿がほのぼのとしていて、微笑ましい。大塚 愛等身大パネルは南北に長い日本列島を縦横無尽に駆け抜けていくので、所々雪が残っている場所もあり、スタッフの苦労も忍ばれる労作となっている。
01. モアモア
02. フフフ
03. モアモア (Instrumental)
04. フフフ (Instrumental)
〈DVD〉
モアモア -Music clip-
特典映像
シングル
発売日:2014.5.21
avex trax
[CD+DVD]
AVCD-48997/B
¥1,800(税抜)
[CD only]
AVCD-48998
¥1,000(税抜)
CD購入はコチラ!
オフィシャルサイトはコチラ!
facebookはコチラ!
twitterはコチラ!
■大塚 愛の歌詞をもっと見る
LIVE INFORMATION
大塚 愛 2014 TOUR (仮)
2014.08.03 (日) 福岡 DRUM LOGOS
2014.08.09 (土) 静岡 SOUND SHOWER ark
2014.08.16 (土) 広島 CLUB QUATTRO
2014.08.17 (日) なんばHatch
2014.08.21 (木) 仙台 Rensa
2014.08.23 (土) Zepp 東京
2014.08.29 (金) 新潟 LOTS
2014.08.30 (土) 名古屋 CLUB DIAMOND HALL
※詳しくはオフィシャルサイト
http://avex.jp/ai/live/tour.php?id=1000134