新山:ありがとうございます。CMの映像と曲が、本当にぴったり合っていたんじゃないかなと思っています。自分でも、髙梨さんが成長していく過程と自分のこの曲が交わって、ひとつのものとしてちゃんとあるなぁと思えたので、大勢の人が楽しんでくれるCMになっていたらうれしいです。
新山:今回は、髙梨さんのCMのお話を頂いてから歌詞を作ったのですが、話を頂いた時にはスキーのジャンプという競技をあまり詳しく知りませんでした。テレビで偶然見たりしたことはあったけど、競技の内容には詳しくなかったです。そこでひたすら調べて、競技のこと以外にも髙梨沙羅さんってどんな人なんだろうということで、映像もいっぱい見ました。その時に、ちょうど最初に見たのが、髙梨さんが飛ぶ瞬間の映像だったのですが、それが凄く印象的でした。
新山:髙梨さんが飛ぶ前にスタンバイしているところで、顔がアップになって、ゴーグルの中に彼女の目がうっすらと見えたのです。その時に、この人は本当に強く前を向いていて、自分の進むべきところがはっきり分かっている人なんだなぁって感じました。それほど前を見据える目が力強かったのです。そんなことを勝手に自分のなかで想像する一方で、でもそんな髙梨さんも自分と歳も同じだし、日々の練習や学校生活なんかでも、色々なことで泣きたくなったこともいっぱいあったんじゃないかなぁとか、そんなことも考えました。そう考えているうちに、応援とは違う視点があることに気がついたのです。単純な応援だと、「頑張れ、私は応援している」って、ある意味上から目線になってしまいがちだと思いますが、その視点は違う気がしてきたのです。そうではなくて、自分が今飛び出そうとしている髙梨さんのつもりになって書こうと思いついて、そこから書いたのがこの歌詞です。
新山:たぶん、これからいろんな場面、状況で、前に行かなくちゃいけない人、前に行こうとしている人が数え切れないほどいっぱいいると思うから、そんな人達の支えにしっかりなるような曲になったらいいなぁって思って…そういう思いで書きました。
新山:そうだと思います。踏切に向かって加速しながら急斜面を滑り降りてきて、羽を広げて飛ぶ瞬間、その時の気持ちとか、雰囲気を出せたらいいなぁと思いました。
新山:あります。
新山:ないです。
新山:普通の人には絶対に無理ですね。機会があれば、髙梨さんの飛ぶところを生で見てみたいです。テレビで見ているだけでも手に汗を握ってしまう、あの一瞬に賭けているんだと思うと、本当に凄いですね。
新山:学年は高梨さんが一個下ですが、歳は一緒です。
新山:小さいのに、世界のトップクラスにいるなんて凄いですね。
新山:海沿いの公園で撮影したのですが、曲と歌詞にぴったりとあった天候でよかったです。撮影の時はたまたま凄く綺麗な青空で…、私は晴れ女らしいです(笑)。でも、海辺でも撮ったので結構寒くて、特に風が吹いてきた瞬間は、凄く寒かった(笑)。
新山:そうですね。MVの見どころとしては、色としたら水色、青がメインの映像ですが、ただ綺麗なだけじゃなくて、澄んでいる感じで、その中でもうちょっと前に踏み出してみようかなっていう映像になったと思うので、それを感じてもらえるとうれしいです。
新山:そうですね。高校を卒業して、これから新しいことが始まるので、そういう意味では共通しています。
新山:初めてです。
新山:でも歌詞を書くのは苦労して、試行錯誤の連続でした。それで苦しんだ挙句に、応援という立場から方向転換して、髙梨さんと同じ目線で作ってみようというのに辿り着いて、ようやく書けたという感じです。
新山:「昨日より 少しだけ 微笑みかけるような 今よりも 透明な 空の蒼さを」という出だしのところです。これは中学生の時から、今でもずっと願っていることでもあります。たとえどんなにいやなことがあっても、上手く行かなくてどうしようもないなぁと思った時も、昨日よりはお願いだから少しだけでも笑いかけてほしいなっていう思い…、私の中で常に望んでいる景色というか、そうであって欲しいという気持ちを込めています。
新山:自分でもともと卒業ソングとして作っていた曲もあったし、それ以外に作家さんから頂いていた曲も複数ありました。それらを全部合わせた中から選びましたので、とても気に入っています。
──今回もカップリングはカバー曲です。これは新山さんの選曲ですか?
新山:はい、そうです。The Birthdayの曲で「ピアノ」という、もともと私が大好きな曲です。
新山:この曲は自分がずっと一人のファンとして聴いていた曲ですが、その時からもし自分で歌うことになったら、どんなふうになるんだろうという気持ちがありました。でも一方で、この曲はチバユウスケさんが歌うからこそ独特の雰囲気があるし、それを女性である自分が歌って、どういうふうに聴こえるだろうという不安もあったのです。でも、今までずっと好きで聴いていた時に、チバさんの声が自分の声だったらどうだろうという想像はずっとしていて、すごく歌ってみたい気持ちがあったので、思い切って歌ってみました。
新山:歌を録音した時に、自分のなかでは最初から、自然にふっと音の中に入って歌えた感覚がありました。
新山:原曲はエレキですけど、これはアコギです。アコギでやったら雰囲気が一変して、自分らしい雰囲気が出せたので、アコギ・バージョンにして良かったと思っています。
新山:そうですね。淡々と流れていく歌なので、難しいです。
新山:ありがとうございます。やっぱりThe Birthdayのファンの人達も、絶対に何処かで聴く人がいると思うので、色々人それぞれ捉え方はあると思うけど、新山詩織としての新しい「ピアノ」として聴いてもらえたらいいなぁと思います。
新山:狙いではなく単純に自分が大好きというのがあります。逆にそういう曲を知らない同い年くらいの人たちに、「カッコイイ曲がいっぱいあるんだぞ」っていう感じで広めていきたい気持ちもあります。
新山:歌ってみて分かったのですが、ひとつひとつの言葉の意味が重いし、ワン・ワード聴こえるごとに、それがすっと心に入ってくる感じがありますね。
新山:チバさんだけの世界観があるので、そういう意味では当たり前だけど全く違うし、言葉の使い方も違いますね。
新山:今までは自分の中にあるものを吐き出して書くっていうのがメインだったけど、これから自分の中でやっていきたいのは、歌詞の面でも、今回の「今 ここにいる」の歌詞もそうだけど、もっと色々な視点で書きたいっていうのがありますね。確かに「ピアノ」みたいに、自分の見た景色を自分なりの言葉で表現してみたいっていう気持ちもあります。
新山:今までのカップリングも、そんなふうに歌詞を書く面でもきっかけになっていると思うので、そういう経験を活かして、色んなものを書いていきたいです。
新山:「うたまっぷ」は結構見ていますよ(笑)。
新山:そうですね。ライブの具体的な構想はこれからですけど、やっぱり最初のデビューイベントの時は、高校生の新山詩織がなんとなく気になって見に来てくれた人も沢山いたと思います。でもこのライブの時はもう高校も卒業もしているし、何かが凄く変わったわけではないけど、今までと比べてちゃんと進化した新山詩織を見てもらえるようにしたいです。お客さんとも、もっとコミュニケーションもとりたいし、お互いに楽しめるようなライブにしたいです。
新山:でもあんまり研究すると自分じゃなくなる気もします(笑)。
新山:構えずに、その時その時でやっていきます(笑)。
2. ピアノ
3.今 ここにいる-instrumental-
シングル
発売日:2014.2.12
Being
初回限定盤(CD+DVD)
JBCZ-6005
¥1,300(税込)
通常盤(CDのみ)
JBCZ-6006
¥1,000(税込)
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■新山詩織の歌詞をもっと見る
LIVE INFORMATION
<新山詩織1stワンマンライブツアー「しおりごと」>
日程:2014年4月20日(日)開場17:00/開演17:30
会場:梅田 Shangri-La
日程:2014年4月26日(土)開場17:30/開演18:00
会場:渋谷www
<Melody of You>
日程:2014年2月16日(日)
会場:TSUTAYA O-WEST
出演者:新山詩織、植田真梨恵、小南泰葉、星野みちる
<つしまみれ×FLiP×新山詩織>
日程:2014年3月15日(土)開場17:30/開演18:00
会場:福岡 Queblick
<HAPPY JACK 2014>
日程:2014年3月16日(日)14:00開演
会場:熊本DRUMBe-9V1、V2、V3、Django、ぺいあのPLUS’
※新山詩織の出演時間、会場は後日発表。
<SANUKI ROCK COLOSSEUM>
日程:2014年3月21日(金)開場11:00/開演11:30
会場:
■有料会場:高松オリーブホール、高松DIME、高松MONSTER、高松SUMUS Cafe、ジャンヌガーデン特設ステージ
■無料会場:瓦町駅地下広場(天地下ブリスク)、ジャンヌガーデン
※新山詩織の出演時間、会場は後日発表。
小学生の頃から、父親の影響で、70年〜80年代のブルース・パンク・ロックを中心とした洋楽・邦楽を聴いて育つ。
ピアノを習っていたのだが、中学入学と同時に軽音楽部に所属し、ギターを始め、ガールズバンドを組み活動する。
中学卒業直前のある日、自宅にあったアコースティックギターを手に、“もやもやした気持ちのやり場がなくて、衝動的に作った”という初オリジナル曲(作詞、作曲)『だからさ』が完成。
進学した高校は、軽音楽部がなかった為、1年生(15歳)の夏頃から、「もっと音楽を真剣に演りたい!」という想いでギターと歌のレッスンを始める。
創作活動も本格的に始めるなか、中学生の時のガールズバンドの経験しかない自分に危機感を感じ、「もっとたくさんの人に私の歌を聴いてもらうための修業が必要だ」と、新宿、大宮、池袋、渋谷などで、ストリートライブを始める。
高校2年生(16歳)の春、 “もがくだけの毎日を送っている自分を変えたかった”という想いで、「Treasure Hunt~ビーイングオーディション2012~」に、“詩織 ”の名前で応募。6月24日の決勝大会で、オリジナル曲 『だからさ』、椎名林檎『丸の内サディスティック』を弾き語りで演奏し、グランプリ獲得。
「歌声に心を鷲掴みにされた」と審査員から絶賛を浴びた。
メジャーデビューに向けて、創作活動・ストリートライブのほか、念願だったバンドセッションも始める。
■2012年12月12日 新山詩織 アーティストデビュー
メジャーデビューに先駆け、0th シングル『だからさ〜acoustic version〜』を発表。2013年4月12日までのメールマガジン会員登録者に限定で、名前とサイン、シリアルナンバーを全て手書きしてCDプレゼントした。
■2012年12月 ライブハウスでの活動もスタート
■2013年3月31日 札幌Sound Lab moleオープニングアクト出演
■2013年4月17日 メジャーデビューシングル「ゆれるユレル」リリース
■2013年4月17日 大阪 梅田・Shangri-La、4月18日 東京 渋谷・WWW、デビューイベント開催:ドキュメンタリーフィルム上映+ミニライブ
■2013年4月28日 Niigata Rainbow ROCK MARKET 出演
■2013年5月3日 FM802×FM COCOLO FUNKY MARKET 出演
■2013年5月15日 J-WAVE TOKYO REAL-EYES “LIVE SUPERNOVA”vol.83 出演
■2013年6月9日 LACHIC presents SAKAE SP-RING 2013出演
■2013年6月15日 Sendai Music Attack!オープニングアクト出演
■2013年7月10日2ndシングル「Don’t Cry」リリース
■2013年7月21日 JOIN ALIVE 2013出演
■2013年8月2日 ROCK IN JAPAN FES.2013出演
■2013年9月29日 MUSIC CITY 天神 2013出演
■2013年10月13日 MINAMI WHEEL 2013出演
■2013年11月9日 oricon Sound Blowin’ 2013 〜autumn〜
■2013年12月14日 第13回青少年のためのコンサート出演
■2013年12月19日 LOVE!LIFE!LIVE!〜X’mas SPCIAL〜出演