ふるっぺ:昔、森さんと一緒にやっていたバンドで、映画デビューとCDデビューが同時に出来るオーディションに受かりまして、それでその時のメンバー全員で映画に出ました。
ふるっぺ:はい、大阪にいました。それで色々あってそのバンドが解散になって、二人で大阪から東京にやって来たのです。順を追うと2005年に映画があって、2006年にバンドを解散して、2011年にケラケラを結成して、という流れです。
MEME:そうですね。
ふるっぺ:オーディションと言っていいのかどうか分かりませんが、ミクシィでボーカルの公募をかけて、結局、最終的には50人くらいの方とお会いしました。音源をもっていらっしゃる方には音源を送ってもらったり、ない方にはカラオケで歌ってもらったりして、そういう形でのオーディションでした。
ふるっぺ:正直、反響は凄かったですね。実際に100人以上の方と連絡をとって、そのうち直接会ったのが50人ですから。でもなかなかこれだという人に巡り会えなくて、もう、諦めかけていたんです(笑)。
ふるっぺ:歌声が凄く真っ直ぐで、歌詞を丁寧に届けてくれそうな感じがしました。それと笑顔が印象的でした。いつも笑っていて、ボーカルとして頼もしい感じがしました。
MEME:私は最初に音源を聴いた時に、メロディが凄く良くて、是非一緒にやりたいなって思いました。それで実際会ってみたら、二人とももともとプロでやっていたので、結構近寄りがたい感じなのかなって思っていたのですが、そうでもなくて…(笑)。しかも二人とも関西出身ですけど、あんまり大阪人っぽくなくて、というか面白くなかったのが印象的でしたね(笑)。
MEME:いいえ、全くのアマチュアでした。
MEME:ありがとうございます。
「友達のフリ」がYouTube再生100万回
ふるっぺ:それは今までのシングルのジャケットを載せたら、今までケラケラに興味を持っていてくれたファンの人達の目を引くことが出来て、もっと興味を持ってもらえるかなっていうことで、こういうデザインになりました。切手の図柄が、これまで発売したシングルのジャケット写真になっています。
ふるっぺ:それはイメージとして、僕らの音楽を届けたいということですね(笑)。
ふるっぺ:今までこういうジャンルの曲は書いたことがなかったので、お願いされた時はちょっと悩みました。でも、コンセプトが恋愛の応援歌ということだったので、ちょうどその頃は、自分がバンドとして成功したいともがいていた時期でもあったので、その時の自分をはげますというか、その時の自分に歌っているという感覚もある楽曲ですね。
ふるっぺ:そうですね。曲を作る時は事前に何回分かの台本を頂いて、作りました。
ふるっぺ:そうです。これは「キラキラ、ドキドキした恋をしようよ」というイメージの言葉ですね。キラキラが「スター」で、恋が「ラブ」、そしてドキドキがバイブレイションの「レイション」というイメージで作った造語です。
ふるっぺ:ですから歌詞の世界もある種の障害というか、何かを乗り越えて結ばれた二人という世界観になっています。
MEME:どっちもいいです。最初はアップテンポの曲に仕上がっていたので、私も元気よく歌っていました。それでバラード・バージョンになった時は、元気のいい曲をバラードで歌ったらどうなるんだろうと思って、ハマるのかどうか少し不安でした。でも、実際に歌ってみたら、ドラマの中でも凄く切ないところで流れてきて、見てくださった方からも音源が早く欲しいというリクエストを頂きました。ですから両方いい。バラードも歌っていて楽しいです。
ふるっぺ:実は2011年に、この曲をYouTubeにアップしたのをきっかけにして、ケラケラという名前をつけて活動し始めたのです。当時は、宣伝は全くしないで、ひっそりとアップしたのですが、口コミとかで広がって、気がついたら再生回数が100万回を記録していました。
森さん:いえ、これはふるっぺの実体験です。
ふるっぺ:シャイですねぇ(笑)。自分では深く考えずに書いたのですが、草食男子的な内容になっています。自分が好きな人がいて、その人と何人かの人と一緒に遊んだ時に、その人が、自分が好きな人の話をし出して…。それで自分には可能性がないんだなって思って、友達でいることにするという…、自分の気持ちを吐き出すようにして書いた歌です。実は最初はそんなに沢山の人に共感してもらえるとは思っていなかったので、YouTubeの大反響は意外で、凄く驚きました。
MEME:ありますね。
MEME:私もこの歌詞の通り、バチっとは行けない派ですね。どっちかといえば、男の人から好きだって言って欲しい派です。
MEME:あります、あります、つーか、ありました(笑)。
ふるっぺ:もう歌詞のそのままですが、大阪出身というだけで、面白いと思われがちで、その風潮に反逆する気持ちで作ったら面白いのではないかと思って作りました。その思いは上手く表現できたと思います。
ふるっぺ:デモを家で作っていたのですが、実験的に小話風に喋って入れてみたら、それがメンバーにも評判が良かったので、そのまま活かしたのです。
ふるっぺ:いや、入っているまんまで、その話にはオチはないのです。
森さん:オモロイこと言えそうで言えなかった(笑)。
MEME:そう、そう、二人とも面白くないんですよ(笑)。面白いこと言ってみてってリクエストしても、絶対に言ってくれない(笑)。
ふるっぺ:でもライブでは、このパートは毎回違うこと喋るようにしています。今回はこれにしようって事前に決めるんですが、これがまたプレッシャーになる(笑)。
ふるっぺ:いや、本当は笑わせたいのですが、正直、上手く話が作れないのです(笑)。
ふるっぺ:この曲は二人で作詞しているのですが、二人で作る場合は、だいたい僕が1番を書いて、2番を森さんにお願いするというパターンが多いですね。この「「ナミダフレンズ」は、故郷の友達に喋りかけているような曲なのです。
森さん:ありましたね。
ふるっぺ:上京してきた時は夢いっぱいだったんですが、思うように上手く行かなくて…。自分は10代の時にデビューさせて頂いていたので、変に自信があったのです。結構何をやってもいけるなんて勘違いしていた時期もありました。それをものの見事に打ち砕かれましたね。その時にむしょうに大阪の友達に会いたくなって、故郷が懐かしくて、里心がついちゃった。そういう思いがつまった曲です。
MEME:やっぱり今回自分で書いた「笑ったもん勝ち」が印象に残っています。自分がケラケラに入る前にソロでやろうかと思っていた時期に、音楽でなかなか上手く行かなくて…。そんな不安な時に「悩んでいても上手くいかないし、前を向いて笑って頑張っていれば、きっと上手くいくよ」っていう自分に向けての応援歌の意味があります。ですから、皆さんにも日々生きていく中で悩んでいる時に聴いてもらって、すこしでもその背中を押せたらいいなぁという思いを込めて歌っています。
いつか味の素スタジアムに凱旋を
ふるっぺ:作曲はギターです。
ふるっぺ:そのやり方だと、メロディも広がらないですね(笑)。
ふるっぺ:二人でしめし合わせて抜けたわけではないのですが、普通に解散した中で、偶然二人になったという感じです。
ふるっぺ:曲によってはギターも弾いています。アコースティックなライブでは、ギターもよくやります。
ふるっぺ:最初はギターをやりたくて、ギター部というクラブに入ったら、その実態が軽音楽部だったのです。それでベースしか余っていなかった(笑)。最初は仕方なくベースを弾いていたのですが、でも、だんだん好きになりました。
MEME:もう生まれた時というか(笑)、小さい時から歌うのが好きでした。それで歌手になりたいとずっと思っていました。でもなかなか難しくて、大学までは普通に生きてきました。
MEME:カラオケ・ルームにギターを持ち込んで、毎日、いりびたって練習していましたね。人に聴かれるのが恥ずかしかったので、ギターを持つことで「これは練習だよ」ってアピールしていた(笑)。それで曲を作ったりもしていました。
ふるっぺ:ボーカルならありですね。
森さん:ドラムは無理(笑)。
森さん:最初は中学生の頃に、ギターを始めたのが音楽に入るきっかけです。でも高校一年生の時に、やっていたバンドのドラムがいなくなってしまったのです。そこからドラム担当になりました。
森さん:ですから練習のために、機材のあるスタジオに通っていました。確かにそう考えると、ほかの楽器に比べて、ドラムは大変ですね。
森さん:家では消音パットの「なんちゃってドラム」みたいなのがあるので、もっぱらそれで練習しました。
森さん:そうですね。ドラムを初めて叩いた時の爽快感で、やみつきになったのです。そこから、はまりました。
ふるっぺ:楽曲のプロモーション・ビデオが4曲入っていますが、そのうち新撮なのが「虹色ハートビート」のPVです。海辺で爽やかな感じの映像ですので、是非、ご覧ください。
MEME:いや、冬の寒い時期でした(笑)。でも爽やかな感じですから、楽しんで下さい。
ふるっぺ:僕は曲を書く人間として、後々まで残っていくような曲を作りたいので、親子とかで楽しんでもらえるような音楽を届けていきたいと思っています。
MEME:ファンの皆さんと親友みたいな距離感でいたいです。それくらいの存在でいたいし、全国でライブをやれるようになって、その会場で直接お会いして、そしていずれは地元の調布にある味の素スタジアムで、ワンマンライブが出来るように頑張りたいです。
森さん:僕もファンの皆さんと近い存在でありたいです。僕らを見ただけで、笑顔になれるような、そういう皆さんに愛されるようなバンドになれたらなと思います。
MEME:そうですね。5万人入ります!デビューの時には、なんと50人の前でやらせていただいたので、いつかは5万人の前でやりたいです。
ふるっぺ:12月に東名阪でワンマンツアーがあります。あと学園祭もあって、昨日も青山学院の学園祭でやってきました。
MEME:雰囲気もノリも楽しかったです。学園祭で歌うのは楽しいですね。
ふるっぺ:そうですね。頑張りますので、応援よろしくお願い致します。
02.虹色ハートビート
03.友達のフリ
04.ナミダフレンズ
05.たこ焼きソング〜大阪で生まれたからって〜
06.ありがとう君に出会えたこと
07.君となら
08.ろーりんぐでいず
09.恋花火
10.さよなら大好きだったよ
11.笑ったもん勝ち
12.ゆらり花火
13.スターラブレイション(バラードver.)
アルバム
発売:2013.10.23
ユニバーサル シグマ
UMCK-9638
通常盤(CDのみ)
¥3,059(税込)
UMCK-1461
初回限定盤DVD付(CD+DVD)
¥3,675(税込)
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LIVE INFORMATION
【ケラケライフツアー2013】
2013年12月7日(土)[愛知]名古屋CLUB UPSET
2013年12月8日(日)[大阪]梅田シャングリラ
2013年12月15日(日)[東京]渋谷duo MUSIC EXCHANGE
【ケラケラのキャンパスライブツアー】
2013年10月26日(土)[三重]四日市大学
2013年10月27日(日)[岩手]富士大学
2013年11月2日(土)[長野]長野大学
2013年11月3日(日)[大阪]四天王寺大学
2013年11月9日(土)[東京]産業能率大学 自由が丘キャンパス
2013年11月10日(日)[静岡]静岡福祉大学
2013年11月17日(日)[愛知]日本福祉大学 美浜キャンパス
【ケラケラ×CHEESE CAKE Special LIVE in Fukuoka】
2013年12月1日(日)[福岡]INSA
【♂!!♀!! PARTY NIGHT!!〜ツーマンツアー2014〜】
2014年1月18日(土)[北海道]札幌cube garden
【プロフィール】
東京都調布市出身のMEME(Vo)と、共に大阪府和泉市出身で幼馴染であるふるっぺ(Ba)と森さん(Dr)で結成されたユニット。ユニット名の由来は、MEME(Vo)の引き込まれる歌声と明るくにこにこした笑顔から命名。ふるっぺと森さんは高校在学時に前身のバンドでYAMAHA主催のTEENS’MUSIC FESTIVALにて全国優勝し、グランプリを受賞。また音楽活動の傍らで俳優・声優活動や、小説の執筆活動をしており、2005年に公開された映画『BEAT KIDS』(松竹)では主演も務める。
2011年、YouTubeに投稿した彼らを代表するバラード『友達のフリ』が口コミだけで100万回再生を記録し、投稿動画の総再生回数は既に10000万回を突破している。
そして2013年2月27日にユニバーサルシグマよりシングル「さよなら大好きだったよ」でメジャーデビュー。同日にMEMEの出身地である東京・調布市の全面サポートによりメジャーデビューアーティスト史上最速の味の素スタジアムでのワンマンライブを成功させるなど話題に。
続く5月15日に発売されたセカンドシングル「スターラブレイション」がフジテレビ木曜劇場「ラスト・シンデレラ」主題歌に大抜擢!楽曲の突き抜けるポップさ話題となり、YouTubeでのPV総再生数が驚異の650万回を突破、レコチョク総合フル、レコチョク総合うた、iTunesで軒並みウィークリー総合1位を獲得。上半期レコチョク新人2冠ほか、スマッシュヒットを記録中!さらに、ケラケラ結成のきっかけにもなった名曲「友達のフリ」を9月18日にサードシングルとして発売決定。
そして、これまでのケラケラの歴史の全てをつめこんだ最高のマスターピース、ファーストアルバム「ケラケライフ」を10月23日にいよいよ満を持してリリースする。