タイトルの“アルタルフ”とは、冬の終わりから春先にかけて見られる“蟹座”を構成する星の名前。蟹の足の先端に位置することから、アラビア語で“終点”“終わり”を意味するアルタルフという名前がつけられた。
♪東の夜空に アルタルフを見つけるたびに 胸が痛むよ〜という歌い出し。アルタルフは、それほど明るい星ではないから、見つけるのはなかなか難しい。それでも、そこに目がいってしまうというのは、二人にとって想い出の星だったのだろうか。二人はよく一緒に、夜空の星を眺めていたのかもしれない。そんなストーリーが思い浮かんでくる。
君が使っていた青いカップを割ってしまった…。着信はないとわかっているのに充電を忘れない携帯電話…。身近な描写がとてもリアルで切ない。今でもこんなに好きなのに、君のことばかり考えているのに、どうして別れてしまったのだろうか。行き場の無い想い。♪会いたくても 触れたくても 叶わないよ もう〜という叫びが胸を突く。
作詞・作曲は、ヴォーカルの津久井恒仁。切々と歌い上げる失恋バラードだが、メロディーは力強く、次第に高揚していくサウンドと重って、♪さぁ それぞれの明日に向けて 歩き出そうか 離ればなれになった あの夜をこえて〜という最後のフレーズに辿り着く。悲しみを吹っ切って、前に進んでいこうとする、切なく鮮やかな傷心バラードだ。
一転して、c/wの「ライフ・イズ・ア・ギャンブル」は、バンドの楽しさがストレートに伝わってくる軽快なポップロック。エフェクトのかかったヴォーカルとエレクトロなサウンドが新鮮。予定調和の人生なんてつまらない。安定ばかり求めていては未来は開けない。人生なんて、元々ギャンブルみたいなもの。♪どうせだったら 笑えるほど ド派手に生きんだ〜、♪大事なのは トライする意思でしょ?〜と歌う、冒険心、好奇心を喚起するアンモフライト流人生賛歌!
そして、3曲目には、また、ガラリと雰囲気の異なるラヴソング「milk tea」を収録。♪照れ隠して 笑う君を見てると ぎゅっと胸が音をたてる〜というフレーズが印象的。寒い冬に、湯気を立てるミルクティーのような、優しく温かいラヴソング。
全くタイプの異なる3曲を収録。3rdシングルで、その音楽性の更なる広がりを見せてくれたアンモフライト。リリース後は、様々なイベントが予定されており、来年1月には、“アンモフライト TOUR 2013"アルタルフ"”と題したライヴが、東京・大阪で行われる。
02. ライフ・イズ・ア・ギャンブル
03. milk tea
04. アルタルフ〜この恋の終わりに〜(Instrtumental)
05. ライフ・イズ・ア・ギャンブル(Instrumental)
06. milk tea(Instrumental)
シングル
発売日:2012.11.21
ビクターエンタテインメント
初回限定盤(CD+DVD)
VIZL-506
¥1,500(税込)
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VICL-36740
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■アンモフライト TOUR 2013″アルタルフ”〜大阪の夜空編〜(対バンあり)
2013年1月18日(金)@大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE
■アンモフライト TOUR 2013″アルタルフ”〜東京の夜空編〜(ワンマン)
2013年1月25日(金)@Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
開演時間・料金・チケット販売方法等の詳細は、アンモフライト公式HPまで!!