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たこやきレインボー、大雨の中で夏の野音ワンマン「オオサカアイドルフェスティバル2019」!

イベント 音楽

825日、関西を拠点に活動する5人組女性アイドルグループ、たこやきレインボーが夏の野音ワンマンライブ「オオサカアイドルフェスティバル2019」を大阪・大阪城音楽堂にて行った。 

OIF」と呼ばれている同イベントは2014年に初開催され、今回で5度目。「アイドル戦国時代を勝ち抜いてきた歴戦のアイドルが集う音楽フェス」という形式で、毎回、たこ虹のメンバーが架空の大阪アイドルに扮し、ライブを繰り広げていく。 

そんなOIFを司会としてまとめたのが、情報番組『おでかけ発見バラエティ かがく de ムチャミタス』(テレビ大阪)でたこ虹と共演する吉本新喜劇・石田靖さん、ナレーション担当・窪田涼子さん。「OIFには第1回目、お客として見に来ていた」という石田さんは、「いつもわけワケが分からない設定で、たこやきレインボーが出てくる。どういう風にノッていいか分からへんねん!」とオープニングから冗談で笑わせてくれた。 

そんなOIF2019のオープニングアクトを飾ったのは、大阪・堺市からやってきたSKI4976日に大阪初の世界文化遺産登録が決定した百舌鳥・古市古墳群の魅力を伝えるために結成されたSKI49は、同古墳群のPR活動をおこなっているハニワ課長らを含む大所帯グループ。今回は、日本最大の前方後円墳である仁徳天皇陵古墳について想いを馳せたたこやきレインボーの曲のカバー「なにわのはにわ(世界遺産決定記念ver.)」のショートバージョン、さらにDA PUMPのヒットナンバーをモチーフにした「S.K.I」の2曲を披露。ハニワ課長は、「2020年には、気球をあげて仁徳天皇陵を上空から見る企画を考えています」と今後のプランを明かした。 

そのあとは、兵庫県・たつの市発のお騒がせ2人組・t.A.T.s.u(タツー/堀くるみ、清井咲希)がドタキャン寸前の不機嫌な立ち振る舞いで「telephone」(Glee Cast)、20195月に閉鎖した大阪の商業施設・千里セルシーで50年に渡ってイメージキャラクターをつとめてきた61歳・森高千里(もりたかせんり/彩木咲良)が「私がオバさんになっても」(森高千里)、小学生のときからネギで一発当てたいという野望を持っていたネギシ(根岸可蓮)が「打上花火」(DAOKO×米津玄師)、ZARDに憧れて芸能界入りした泉南市のアイドル・堺和泉(春名真依)が「負けないで」(ZARD)をそれぞれ歌い上げた。特に堺和泉の歌唱時には、24時間テレビのマラソン演出も加わり、大盛り上がり。石田さんも、「壮大なコント」と笑い声をあげていた。 

5組のパフォーマンスが終わり、いよいよ大トリで、たこやきレインボーが登場。1曲目「ナナイロダンス」がはじまるやいなや、ステージ横から大量の水が噴射。お客さんはずぶ濡れになりながら、横の人と肩を組んで歌い、早くも会場に一体感が生まれた。 

2曲目「ウエッサイ・ストーリー」では会場中でクラップが巻き起こり、3曲目「絶唱!なにわで生まれた少女たち(CLUB RAINBOW ver.)」では、メンバーが花道を通って客席真ん中に構えられた前方後円墳型ステージへ。急に降り出してきた大粒の雨が5人の顔を打ちつけましたが、ものともせず歌い抜いた。 

「夏の野音ということで、びしょ濡れにするつもりだったけど、すごい雨」と5人はMCで驚いたものの、続く「サンデーディスカバリー」「Whoop it Up!」では、強い雨を前に一歩も引くことなく、衣装と髪をずぶ濡れにさせながら終始ステージの前方で歌い、踊った。 

「たこ虹物語〜オーバー・ザ・関ヶ原〜」では、清井が「雨に負けるなよ」と呼びかければ、堀は「もっと濡れるぞ」と煽り、「出陣や!」と前方後円墳型ステージへ飛び出した。メンバーは水鉄砲を手にして、追い討ちをかけるように観客に向かって水攻め。「雨の日も 風の日も 涙が溢れる時でも 太陽のスポットライト いつか浴びる日まで 旅は続いてく」という歌詞の通り、雨をものともしないパフォーマンスを続けた。 

「サマーゴーランド」では浮き輪を持って歌ったが、次のMCで「(雨で)ほんまのプールみたい」と苦笑い。春名が「タオルを絞ったら水が出る」と絞ってみせ、根岸は「これからもっともっと熱くなっていくぞ」と過酷な状況に一切臆することなく、8曲目「踊れ!青春カルナバル」へ。雨が容赦なく降り注ぎ、さすがに5人の表情も険しくなったたが、しかし、今まで見たことがないたこ虹の白熱の表情でもあり、新鮮に映った。 

きわめつけは9曲目「まねー!!マネー!?Money!!」。振り付けがいつも以上にエキサイティングで、中でも清井が「もうかりまっか」と歌うパートは異例のシャウトなボーカル、パンクロックなナンバー「めっちゃPUNK」では会場全体が拳を突き上げて「おー!おー!」と熱唱。 

次の「疾風」で呼び込まれたのが、音楽番組「音力〜ONCHIKA〜」(読売テレビ)でコラボレーションした同志社香里高等学校ダンス部の元メンバーたち。のちに日本高校ダンス部選手権で1位にも輝いた全国的強豪校の出身者とあって、動きの一つ一つが繊細で、躍動感も抜群。「疾風」はとても幻想な演奏となり、感情を高ぶらせる楽曲性と相まって美しいステージとなった。 

夏の思い出について歌った「ほなまたねサマー」は、夏の終わりに「さよなら」をするような振り付けが印象的。本編のラストを飾った「シャナナ☆」では、たこ虹が「公認セレ女」をつとめているサッカークラブ、セレッソ大阪のマスコットキャラクターであるマダム・ロビーナが登壇。全員でタオルをくるくると振り回し、マダム・ロビーナとメンバーは肩を組むなどして、たこ虹の人気夏ソングを盛り上げた。 

アンコールの1曲目「たのしかしまし大阪〜おいでやす〜」では、色とりどりのサイリウムが照らされ、大阪城音楽堂が光で埋め尽くされた。アンコール2曲目「SuperSpark」は暗闇の中で輝く星の光について歌った楽曲。メンバーやお客さんが手に持ったサイリウムの光をきわだたせるため、明かりを落とすなどした照明演出で曲の情感を深めた。 

「ずっと雨が降っているライブは初めて」とたこ虹、たこ虹家族にとって特別なものになったこの日。清井が「いろんな景色を見てきたけど、いつも『今日が一番』と思うんです。たこ虹家族のみんなとしか作れない景色、甲子園でのライブという夢に向かって進んでいきたい」と強く宣言。 

「めっちゃ雨が降っているけど、大きな虹をかけられると思う」と話し、ハニワ課長、石田さん、同志社香里高等学校ダンス部OG、マダム・ロビーナら出演者全員と一緒に「RAINBOW〜私は私やねんから〜」で大団円。曲が終わってから石田さんが「雨がないと、そのあと虹は見られません」とコメントしたが、雨の中での過酷なライブは、たこ虹にとって今後の活動に生きる貴重な経験となったようだ。 

イベントでは、たこやきレインボーの今後の予定も告知された。1023日には、前山田健一がプロデュースする2年ぶり5枚目のシングルをリリース(タイトルは未定)。またリリース記念イベントを928日に札幌、105日・6日に東京、12日に大阪、13日に関西地区、14日に福岡で実施。さらに1215日には、たこ虹秋のホールワンマン「なにわンダーランド2019」を東京・中野サンプラザホールで開催。1231日には、たこやきレインボーpresents「西日本アイドルフェスティバル2019」を大阪・Zepp Nambaでおこなうことが発表された。

今後のたこやきレインボーに注目だ。

 

★たこやきレインボー リリース情報★

5thシングル『タイトル未定』

20191023日発売

CDBlu-ray盤 ¥2,500(税込) AVCD-94639/B

CD only盤 ¥1,300(税込) AVCD-94640

CD only盤 ¥1,000(税込) AVCD-94641

 

5thシングルリリース記念イベント決定!!

  928()札幌

10月  5()東京

10月  6()東京

1012()大阪

1013()関西地区

1014(月祝)福岡

 

★ライブ情報

たこ虹秋のホールワンマン「なにわンダーランド2019

【日程】1215()開場16:30/開演17:30

【会場】東京・中野サンプラザホール

【チケット】指定席 6,000(税込)/2階前方着席指定席 6,000(税込)

 

たこやきレインボーpresents「西日本アイドルフェスティバル2019

【日程】1231()

【会場】大阪・Zepp Namba

 

【たこやきレインボー】

オフィシャルサイト:http://www.tacoyaki-rainbow.jp/

Twitterhttps://twitter.com/taco_staff

Instagramhttps://www.instagram.com/tacoyakirainbow0917/

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