2月13日にミニアルバム『Before』を発売するThe Benjamin。その中身は、すべて花少年バディーズの楽曲。なぜ??と思う方々も多いだろうか。The Benjaminのメンバーたちの前身バンドが、今も活動休憩中の花少年バディーズ。しかも、2019年5月1日で花少年バディーズは結成から10周年を迎える。そのアニバーサリーを祝そうと。何より、「花少年バディーズの名曲たちを埋もらせてしまうのはもったいない。せっかくの10周年だし、自分たちの手でカバー演奏をし、たくさんの人たちに花少年バディーズの曲たちを届けよう」(ミネムラ“Miney”アキノリ)という純粋な気持ちから、The Benjaminは新しいアルバムを、花少年バディーズのカバーアルバムにすることを決めた。タイトルが『Before』なのも、そこから来ている。
The Benjaminと言えば、『ベーゼ』『バッターボックス』『バーバラ』など、すべての楽曲の頭文字に「B」にまつわるタイトルを付け続けている。最新ミニアルバム『Before』に収録した花少年バディーズのナンバーも『Balloon』や『ブランコ』など、すべて「B」始まりの歌ばかり。これもThe Benjaminとしてのこだわり…と思っていたが、そこにはもっと深い理由があった。
「The Benjaminと言えば、「B」を頭に掲げたタイトル曲のみを演奏するバンドとして浸透していますが、花少年バディーズの頃も、すべてではないにせよ「B」をタイトルに掲げた曲たちを多く作っていました。もっと遡るなら、花少年バディーズの前身バンドのビリー自体、バンド名に「B」がついていますからね。それくらい「B」へのこだわりは強いです。
じつは、ビリーを結成したときに付けたのが「キミ史上最高の“B”」というキャッチコピー。その「B」は、「バンド」や「BOY=少年性」などの意味を持っていれば、THE BEATLESやBOOWYなど偉大なBの付くバンドに負けないようになど、いろんな想いを詰め込んでいます。それを付けたのは、もう15年くらい前のこと。でも、いまだにその信念はぶれていなければ、花少年バディーズにも、The Benjaminにも、その精神性は受け継がれている。その愛着が深まった結果が、今の「B」にこだわるThe Benjaminのスタイルなんです」(ミネムラ“Miney”アキノリ)
「僕らの原点は、昔も今も変わってないし、「Bの系譜」にもONE PEACE並の長い歴史の歩みがある。それもあって、今や日常生活の中でも、当たり前に「B」関連の文字へ反応する身体になってしまいました」(ウスイ“Tacky”タクマ)
「普段の生活の中でも、「B」にまつわるものを見聞きし触れるたびに「これは曲の題材になるかも」と思ってしまうからね」(ツブク“Mashoe”マサトシ)
The Benjaminは、ミニアルバム『Before』を手に、The Benjaminの結成4周年と花少年バディーズの結成10周年の両方を祝う全国ツアー「The Benjamin 4th Anniversary ONEMANTOUR Respect 10th HSB 『B4U-誰よりも幸せになってやる!-』」を、来年4月より開催する。同ツアーでは、The Benjaminと花少年バディーズの楽曲をミックスしたステージを展開する予定。同ツアーについて、メンバーが以下のように言葉を寄せてくれた。
「4月から始まる全国ツアー「The Benjamin 4th Anniversary ONEMANTOUR Respect 10th HSB 『B4U-誰よりも幸せになってやる!-』」は、花少年バディーズの10周年のお祝いもありますけど、The Benjaminの4周年のお祝いのツアーでもあるように、The Benjaminと花少年バディーズの楽曲をごちゃ混ぜにして楽しもうと思っています。今回のツアー一番のポイントが、「平成から新たな元号の始まりの日」までのツアーであること。5月1日は新しい元号を迎える初日。国が認めた始まりの日に自分たちのいろんな記念を重ねたワンマン公演を行うように、そこも象徴的な出来事だなと思っていて。まさに、平成から峯村への始まりの日ですからね」(ミネムラ“Miney”アキノリ)
「勝手に新元号を「峯村」にしちゃっていますけどね(笑)。今回のミニアルバム『Before』の制作もそうですけど、The Benjaminの曲も、花少年バディーズの曲も、どちらもいい曲たち。だからこそ、それをもっともっと大勢の人たちに伝えたい。今回の狙いは、ただそれだけです」(ツブク“Mashoe”マサトシ)
「とにかく、たくさんの人たちに「The Benjaminも、花少年バディーズも、いい曲ばかりだよな」と伝えたいし、それを純粋に楽しみたいなと今は思っています」(ウスイ“Tacky”タクマ)
「結成10周年というタイミングを逃したら、次に花少年バディーズに絡めて動くとなったら最低でも5年は経たないと動かないと思います。だからこそ、せっかくのこの機会を楽しみたいなと思って」(ウスイ“Tacky”タクマ)と語るように、この機会にThe Benjaminもちろん、花少年バディーズの持つ世界観にも触れ、この祭りを彼らと一緒に騒いで欲しい。もし、花少年バディーズナンバーを支持してくれる人たちが増え続けたなら、カバー第二弾作品の可能性もありそうだけに…。
TEXT:長澤智典
The Benjamin Web
BadeggBox twitter
★音源情報★
タイトル:「Before」
アーティスト:The Benjamin
発売日:2019.2.13
【TYPE-A[CD+DVD]】
品番: BDBX-0055A
価格: \5,000 (税別)
CD収録曲:
1.Balloon 作詞/作曲:Minemura Akinori
2.ボールペン 作詞/作曲:Tsubuku Masatoshi
3.ブギウギ 作詞/作曲:Minemura Akinori
4.ベーコンレタスチーズバーガー 作詞/作曲:Minemura Akinori
5.ブランコ 作詞/作曲:Minemura Akinori
6.Bonjour 作詞/作曲:Minemura Akinori
DVD収録内容:
3rd Anniversary ONEMANSHOW 2018.6.22 at TSUTAYA O-WEST
「Too BItter, But Sweet」
1. SORA-Boing229-
2. バーニングブライト
3. ベルガモット
4. バッターボックス
5. ブラシ
6. 絆創膏
7. Brother
8. BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり–
9. ブーゲンビリア
10. ボトルキャップ
11. バトンタッチ
12. ベーゼ
13. バニー
14. ベイクドチーズ
15. BATTLE FEVER
16. ビックリ箱
17. BItter Love, Sweet Memory
18. 秒速2m/s
19. バスストップ
20. バーバラ
【TYPE-B[CD]】
品番: BDBX-0055B
価格: \2,300 (税別)
CD収録曲:
1.Balloon 作詞/作曲:Minemura Akinori
2.ボールペン 作詞/作曲:Tsubuku Masatoshi
3.ブギウギ 作詞/作曲:Minemura Akinori
4.ベーコンレタスチーズバーガー 作詞/作曲:Minemura Akinori
5.ブランコ 作詞/作曲:Minemura Akinori
6.Bonjour 作詞/作曲:Minemura Akinori
発売元:BadeggBox
販売元:BM.3
トレーラー動画
★LIVE情報★
The Benjamin 4th Anniversary ONEMANTOUR
Respect 10th HSB 『B4U-誰よりも幸せになってやる!-』
出演:The Benjamin
■2019.4.6(土)
宇都宮HELLODOLLY
開場17:30/開演18:00
料金:前売り\3,800/当日\4,800(ドリンク代別途)
■2019.4.13(土)
会場:名古屋UNLIMITS
開場17:30/開演18:00
料金:前売り\3,800/当日\4,800(ドリンク代別途)
■2019.4.14(日)
会場:大阪JUZA
開場17:00/開演17:30
料金:前売り\3,800/当日\4,800(ドリンク代別途)
TOUR FINAL
『AFTER [B] HAPPINESS-スズランが咲いた日に–』
■2019.5.1(水)
会場:TSUTAYA O-WEST
開場17:00/開演17:30
料金:前売り\3,800/当日\4,800(ドリンク代別途)
チケット詳細は後日発表
●BadeggBox Presents『GAIN & BOOST』
出演:ギガマウス/The Benjamin
公演日:2019年2月10日(日)
会場:恵比寿club aim
開場/開演:17:00/17:30
料金:adv.,\3,800 door.\4,800 *1DRINK別途