くるりのフロントマン、岸田繁が制作し、広上淳一と京都市交響楽団によって来月行われる「交響曲第二番」の初演。公演を目前に控え、初演当日のプログラムが公開されました。
第一部では、岸田作曲による序曲の他、自身が敬愛するバルトーク、ショスタコーヴィチ、ヴィラ=ロボスの楽曲が届けられます。そして、第二部の岸田繁「交響曲第二番」では5楽章構成の「交響曲第一番」と異なり、伝統的な様式である4楽章構成を採用しています。
またこれに合わせて、ティザー映像も公開となりました。岸田が一音一音と真摯に向き合って楽曲を生み出していく様子が映し出されています。2016年に「交響曲第一番」を制作、そして同年に行われた初演を経て、いよいよ開催となる「交響曲第二番」初演。ぜひ会場でお楽しみください。
[プログラム]
《第一部》
岸田繁 / バルトーク・ベーラ / ドミトリィ・ショスタコーヴィチ / エイトル・ヴィラ=ロボス
世界音楽~響きのインスピレーション「フォークロア・プレイリスト①」
Ⅰ. 岸田繁:弦楽五重奏のための古風な舞曲『あなたとの旅』(管弦楽版)
Ⅱ. バルトーク:ルーマニアンフォークダンス
Ⅲ. ショスタコーヴィチ(バーチャイ編):室内交響曲Op.83a 第1楽章
Ⅳ. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番 第2曲
Ⅴ. 岸田繁:オーケストラのための序曲「心の中のウィーン」
《第二部》
岸田繁:交響曲第二番
第一楽章
第二楽章
第三楽章
第四楽章
[ティザー映像]
岸田繁「交響曲第二番」初演 / 岸田繁・京都市交響楽団・広上淳一(指揮) [Teaser]
[インタビュー]
岸田繁オフィシャルサイト http://shigerukishida.com
[公演概要]
京響プレミアム − 岸田繁「交響曲第二番」初演
2018年12月2日(日) 16:00開演 京都コンサートホール
2018年12月4日(火) 19:00開演 愛知県芸術劇場コンサートホール
2019年3月30日(土) 18:00開演 東京オペラシティコンサートホール
出演:岸田繁、広上淳一、京都市交響楽団
料金:¥6,500(税込) *未就学児入場不可
主催:公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団
[出演者]
岸田繁
作曲家 / くるり / 京都精華大学特任教授
広上淳一
京響第12代常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー。1984年「第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」優勝後、世界中のオーケストラへ客演を展開。リンブルク響首席指揮者、米国コロンバス響音楽監督等を歴任。
京都市交響楽団
日本唯一の自治体直営オーケストラとして1956年創立。常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー広上淳一、常任首席客演指揮者・高関健&下野竜也による3人指揮者体制で「世界に誇れるオーケストラ」として前進を図っている。
[楽譜概要]
岸田繁「交響曲第一番」楽譜出版
レンタル開始:8月3日(月)
問:ショット・ミュージック株式会社