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オーストラリアの国民的ロック・バンド、そして日本のファンにもお馴染みの3人組、ザ・リヴィング・エンドが帰ってきた!

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初来日から20年という記念の2019年にむけて、フロントマンのクリス・チェイニーは「ライヴの準備は出来てる。そして居酒屋“天狗”で食べて、日本のビールを飲むのさ、カンパイ! 日本が心から好きなんだ。すごくいい経験ばかりしてきたし、とても熱心なファンもいる。日本に戻りたくて、仕方ないよ。ニュー・アルバムにはとても満足してるし、ライヴが出来たらって願ってる、2019年にね」と語る。 

ザ・リヴィング・エンドにとって約2年振りとなるニュー・スタジオ・アルバム『WUNDERBAR』。「俺たちは、『ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン』みたいなものを作りたいわけじゃなかった」と語るのは、クリス・チェイニー。その言葉通り、このニュー・アルバムはザ・リヴィング・エンドの十八番とも言える、直球ど真ん中の、胸躍るようなストレートなロックンロールに溢れている。「俺たちは今でも、ライヴで自分たちの100%出しきっている。いつも最高の曲を作ろうと頑張っているし、最高に楽しい時だってある――だから今でも一緒にやっているんだろうな」そう語るのはドラムスのアンディ・ストラッカンだ。  

ドイツ語で“Wonderful”を意味するアルバム・タイトル『WUNDERBAR』。ザ・リヴィング・エンドにとって通算8作目となる本作は、ベルリンでレコーディングされたが、これまでの彼らのアルバムの中で最も早く形になったアルバムでもあった。2018年初め、アルバムを作れるだけの曲を手に、ベルリンへと向かった彼らは、そこでディ・トーテン・ホーゼンなどを手掛けたプロデューサー、Tobias Kuhnとスタジオに入った。彼と一緒に仕事をするのは初めてだったが、Tobiasはバンドと同じ”音楽的言語”を持っており、ザ・リヴィング・エンドのハートに増強剤をぶち込み、『WUNDEBAR』の制作に大きな刺激を与えた。またかつてイギー・ポップやデヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノといったロック・アイコンが滞在し、作品を作り上げたベルリンの街も『WUNDERBAR』に大きな影響を与えた。暖房の無いAirbnbで寝泊まりしながらも「ベルリンは素晴らしい所だよ」とベース/ヴォーカルのスコット・オーウェンは語る。「ロック・バンドがダーティーでギラついたロックンロールを作るには、ここほど相応しい場所はないよ」。  

彼らのパンク魂が迸る、疾走感のあるリード・シングル「Don’t Lose It」は熟練味を出しながらも、堂々と反逆的で、エモーショナルな共感を呼び起こす、2018年現在のザ・リヴィング・エンドの姿を映した1曲と呼べるだろう。また嫉妬や野心といった感情を描いたメロディックなアンセム「Otherside」についてアンディはこう説明する。「隣の芝生は青く見えるだろう?でも、たまには足を止めて、自分が何を持っているかを見詰めなきゃいけないんだ。そうすれば、もっと悪い状況になっていたかも知れないことに気付くのさ」 また、アルバム中最も政治的なメッセージを持った「D.E.A.T.H」は、”7年近く住んでたから、彼らには同情的なんだ”と語るクリスが現在のアメリカにインスパイアされた作ったもの。ディ・トーテン・ホーゼンもバックング・コーラスで参加しているこの曲は大声でシンガロングしたくなるようなロック・アンセム調で始まり、アメリカン・ドリームの終焉を悼むアコースティック・バラードで終わっている。このように『ザ・リヴィング・エンドの最新作『WUNDERBAR』は、エネルギッシュなストレートど真ん中なパンク・ロックを奏でながらも、人生の悲哀や心の琴線に触れるような細やかな機微もアコースティック・ギターにのせて歌えるようになった、背負うものもたくさん増えた2018年の彼らを等身大で捉えた作品でもある。年を取って、“おやじロック”をやり始めるバンドもあれば、消えてなくなってしまうバンドもある。しかし、ザ・リヴィング・エンドはまだまだロック街道のど真ん中で、新たな道を切り拓いているのだ。 

日本のファンに向けて、クリスは最後にこんなメッセージを贈ってくれた。

「親愛なる日本のファンのみなさん、会いたくて仕方いよ。ニュー・アルバムが出るのだから、また日本をツアーするよ。アナタノ ゴシエント ニンタイリョクニ カンシャ シマス。ワタシタチワ スグニ カエルコトヲ ネガッテマス」

 

リード・シングル「ドント・ルーズ・イット」ビデオ


  

「アムステルダム」のリリック・ビデオ


  

【リリース】

The Living End WUNDERBAR

9月28日発売(CD 輸入盤)品番:5053.842674       

デジタル同時配信 

<< 収録曲 >>

01. Dont Lose It

02 .Not Like The Other Boys

03. Otherside

04. Death Of The American Dream

05. Drop The Needle

06. Love Wont Wait 

07. Proton Pill

08. Amsterdam

09. Too Young To Die

10. Wake Up The Vampires8

11. Rat In A Trap

 

【関連リンク】

オフィシャルサイト

http://www.thelivingend.com.au/ 

ザ・リヴィング・エンド アーティストページ

https://wmg.jp/living_end/

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