「相対性理論」など数々のプロジェクトを手がけ、音楽家・アーティスト・プロデューサーとして活躍する やくしまるえつこ。
やくしまるえつこは、バイオテクノロジーを駆使し音源と遺伝子組換え微生物で発表した作品『わたしは人類』で、世界最大の国際科学芸術賞「アルスエレクトロニカ」・STARTS PRIZE部門の2017年度グランプリを受賞。
このアルスエレクトロニカ授賞式(オーストリア・ブルックナーハウス)で行われた、やくしまるによる『わたしは人類』ライブの映像が、みらいレコーズオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開されました。
このたび公開された14分以上にも及ぶ映像では、授賞式でのやくしまるのパフォーマンスを余すことなくフルサイズで堪能することができます。
映像では、会場客席に世界各国からの審査員やアーティスト、EU(欧州連合)各国の政治家らゲストが集う中、アルスエレクトロニカ アーティスティックディレクターであるゲルフリート・シュトッカーが、やくしまるとその受賞作品『わたしは人類』を約6分近くにわたり紹介。その後、やくしまるがステージ上に登場し、グランプリ受賞曲である『わたしは人類』のライブ演奏を行います。
やくしまるはオリジナル衣装であるFACETASM制作の袴と、SINA SUIEN制作の羽衣を身に纏い、ボーカルの他にもオリジナル9次元楽器dimtaktやカオスパッド、ジェスチャーで演奏から演出までコントロールするオリジナル装置「YXMR Ghost ”Objet”」(ヤクシマル・ゴースト・オブジェ)などを用いて『わたしは人類』を演奏。相対性理論メンバーの山口元輝もドラムで参加しています。
アルスエレクトロニカ現地スタッフが「ゲストの政治家の方々が客席から身を乗り出して観ていたのはかつてない光景」と驚いたほどの大盛況の中、演奏を終えたやくしまるは一言「バイバイ」とだけ言い放ち、ステージを去っていきます。
やくしまるえつこ『わたしは人類』アルスエレクトロニカ授賞式
やくしまるえつこ オフィシャルサイト『わたしは人類』ページ
http://yakushimaruetsuko.com/archives/2602
STARTS PRIZE Grand Prize “I’m Humanity” – Etsuko Yakushimaru
https://starts-prize.aec.at/en/im-humanity/
やくしまるえつこ 『わたしは人類』(Genetic Video)
やくしまるえつこ 『わたしは人類』(変異ver. at YCAM)