安室、ＡＬ＆ツアー同時発表！タイトルＦＥＥＬに込められた想いとは

女性ソロ史上初の全国5大ドームツアーを成功し、自身のデビュー20周年を盛大に終えた安室奈美恵。そんな安室が、間髪入れずに自身10枚目となるオリジナルアルバムを発表した。

7月10日に発売される最新アルバムのタイトルは『FEEL』。そのジャケットビジュアルは、タイトル『FEEL』に込めた“心で感じて欲しい”という想いを反映し、目を塞ぎ、口を塞ぎ、耳を塞いだ本人のアップの写真に。

しかも余計な色情報さえ省いた“モノクロ”で表現している。これは、一見すると誰もが分かる通り、世界中で多くの表現が存在し、過去多数のアーティストが表現したであろう使い古された“見ざる”“言わざる”“聞かざる”という手法を、“あえて安室流”に用いることで『FEEL=感じる』というコンセプトを表現したものだろう。

20周年を経て、新たに一歩を踏み出そうとする安室奈美恵にしか表現できないセンセーショナルなビジュアルは、今までも多くを語ることをしない歌姫らしいコンセプトといえる。

気になるアルバムの内容は、コンプレクストロやドラムンベースなどの攻撃的なトラックから、ピアノとストリングスのみのシンプルなバラードなど“世界の今”を凝縮した最先端のトラック・メイクとなっており、そしてなお安室奈美恵らしさが揺るがない、多彩かつ一貫性のあるアルバムに。

収録曲は、本人出演“コーセー ESPRIQUE TVCM ソング”として話題となった「Big Boys Cry」や、現在放送中の”TBS系 日曜劇場『空飛ぶ広報室』”主題歌「Contrail」、“フジテレビ系 めざましテレビ”年間テーマソング「Can You Feel This Love」など全12曲。

DVD・Blu-rayには「Big Boys Cry」など全6曲のMUSIC VIDEOを収録予定で、同作品は、本日の発表を受け各レコード店などで一斉に予約を開始している（http://dimension-point.jp/）。

さらに、最新アルバムと同時に全国ツアー「namie amuro FEEL tour 2013」の開催も発表された。昨年行われた5大ドーム公演とは打って変わり、24都市24会場40公演で約20万人を動員する予定で、今月25日からファンクラブ先行販売がスタートする（http://namieamuro.jp/）。

なお、安室奈美恵『FEEL』の予告CMは本日からオンエアされ、更に安室奈美恵HPやFacebook、オフィシャルYoutubeでもチェックできる（http://www.youtube.com/watch?v=ruWo73WtUzQ）。使用されている音源はこの度初公開となるアルバムに収録される新曲「Alive」。

20周年を超え、21周年に突入した安室奈美恵。彼女の創り上げる作品は、いつの時代も期待を裏切り、突出したクリエイティブと話題を振りまいてきた。新作「FEEL」の全容は公開されていないが、今作が、安室奈美恵のこれからを示す代表作になるのではないだろうか。