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GRAPEVINE、20年前の“思い出の場所”で新作リリパ開催!
[2017.09.07 11:00]

GRAPEVINE、20年前の“思い出の場所”で新作リリ
パ開催!

GRAPEVINEのメジャーデビュー20周年の節目となるアル バム『ROADSIDE PROPHET』の発売を記念し、バンドにと って初の試みとなるリリースパーティーが彼らの地元で ある大阪で開催された。会場のumeda TRADはもともと別 の名前で呼ばれており、関西出身の彼らがかつて大阪で 初めてワンマンライブを行った思い出深い場所。

「『ROADSIDE PROPHET』リリースパーティーへようこそ! 」という田中和将(vo&g)の一声でライブは始まり、 オープニングはアルバムの冒頭を飾る曲「Arma」。場内 を見渡し、時折笑顔を振りまきながら歌う姿は、華やか な祝祭感のある音に彩られたこの曲の持つ堂々たるたた ずまいと重なって見える。「リリースパーティーって何 ?  普通のライブとどう違うの?(笑)」(田中)と、この 日何度も言っていたけれど、2曲目に「FLY」(2007年) 続いて最新アルバムからアンニュイな曲調に西川弘剛 (g)のギターがくっきりと映える「ソープオペラ」。 続いて約20年前の「君を待つ間」(1998年)と見事にバ ンドの20年間を縦断するようなこの夜のセットリストや 、 通常のツアーでは考えられないぐらいの規模の会場、要 するにステージとフロアが非常に近いという点だけを取 り上げても、到底「普通のライブ」ではない。新曲に挟 む形でプレイし、「旧バナナホールでもこの曲をやりま したよ」と紹介した「君を待つ間」は、長年愛用した衣 服を身に着けた時のようなしっくりとしたなじみの良さ 。 時に、しれっとしてクールにも聴こえるこの曲が、20年 目にして醸し出されるふくよかさを纏っているようにも 感じられて、これが今のGRAPEVINEの奏で方なのだろう か。

最新作から演奏された「Shame」や「聖ルチア」には、 政治的とも受け取れるある種、尖ったフレーズが歌詞の 中にちりばめられていて、実際「Shame」を聴いている と、“「差別も虐待なども対岸の火事で”」や“「ひと 夏の思い出 フェスなどいかがです”」など、皮肉めい た言い回しともとれるワードにいくつも行き当たる。そ れが、この日のライブでは、曲の持つ鋭さと同等かそれ 以上にわくわくするような軽快さが際立っていた。それ は、後にやった「聖ルチア」も同様で、光と慧眼の殉教 者である聖ルチアから石川啄木まで、まだ他にもいたる ところに道端の視点から刻み付けたメッセージを見つけ られるこの曲も、現実生活の重みをフッと笑い飛ばして しまえるような軽やかさを味あわせてくれた。つくづく 部屋でスピーカーから聴こえてくる時と、ライブの場で 触れる音楽ではまったく違った生命力が宿っているのだ と実感させられる。対して、実に新鮮だったのは、バン ド初期の代表曲であり、あらゆる世代のファンに人気の 高い「光について」や後半に聴けた「スロウ」が、とて も重厚に響いたこと。特に「光について」は、“光に満 たされてゆくこの世界の中 何をして見ていられた?” と歌うこの曲の根底にある思いを表すかのように、ステ ージは真っ暗で照明はピンスポットだけ。最後に一瞬、 正視できないほどに眩しい照明がステージを照らし出し たのも曲を象徴しているようだった。

GRAPEVINE、20年前の“思い出の場所”で新作リリ
パ開催!

田中がアコースティックギターに持ち替えて聴かせた 「Chain」は、アルバム発売に先駆けて配信されていた 曲。亀井亨(Dr)作曲によるこの曲は、穏やかなメロデ ィーラインに、“「先生たちはアテにならないかも”」 “「心の奥はうまくいえない”」といった、誰もがごく 身近に感じるフレーズが乗せられている。ひたぶるに前 を向くことを教わってきたけれど、向かう先は決してひ とつだけではないし、前に進むことだけが解決方法では ない――そんな、あらゆる人に向けて放たれた曲であり ながらも、大人である彼らが自分よりも小さな存在や、 自分を頼っているものに対して胸の内をさらけ出すよう に歌っている曲のようにも受け取れる。心に残る佳曲が またひとつ誕生した。ライブでは、ここから「覚醒」 「スロウ」そして、毎度フロアを酩酊状態に巻き込んで いくセッションを繰り広げる「CORE」が本編を締めくく った。

万雷の拍手で迎えられたアンコールでは、「1曲だけ古 いヤツをやります」と彼らがメジャーデビューする前、 インディーズ時代からライブで演奏している曲「Soul Foundation」を。20年以上前からあるその曲のイントロ が聴こえた瞬間に大きな声を上げる人もいれば、明らか に初めてこの曲を聴くであろう人たちが、賑やかな曲に 背中を押されるように手を挙げている姿も見られ、パー ティの最後は盛大に沸いた。

彼らが20年間に生んできたどの曲にも、初めて聴いた時 の出会い方がそれぞれにあって、その一瞬の快楽を反芻 したくて彼らの音楽を聴き続けている気もするし、5年 10年、15年と聴き続けている曲がそれまでとまったく違 う意味と輝きを自分に教えてくれる瞬間もある。それは 、 長い時間を彼らの音楽と過ごしてきたことで得られたご 褒美のようにも思える。GRAPEVINEが2017年の今の自分 たちを取り巻く世界を音楽で描いたみせたアルバム 『ROADSIDE PROPHET』は、同じ時代を生きる聴き手であ る自分たちの2017年を刻んだものでもあり、リリースさ れたばかりのこの曲たちがこの先ライブでどんな生命を 宿して、どんな出会いをくれるのか。聴き手である自分 はそこから何を感じることができるのか。単純だけれど 楽しみだ。曲が鳴った時、そこにある世界はどんなふう に色づくのか、そういった変化や進化を10月から始まる ツアーで体感できるのを心待ちにしている。

GRAPEVINE、20年前の“思い出の場所”で新作リリ
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